サニーデイ・サービス

サニーデイ・サービス サニーデイ・サービス歌詞
1.ベイビー・ブルー


2.朝

作詞:曽我部恵一
作曲:曽我部恵一

あさってのこと分かるかい?
ちょっと不思議に思うんだ
どこかの駅へ 浮かぶ旅路へ
新しい靴で通りへ出れば
冬の朝 静けさが街を包み込んでしまう

夏の日に誓ったことをきみは思い出せるのかい?
どんな季節へぼくらは向かう?
カバンを下げて通りへ出れば
冬の朝 静けさが街を包み込んでしまう

ストーブの火がぼくの心を燃やすんだ
あさってのことをだれが だれが分かるんだ?

寒い朝にぼくは祈る
気がかりなこと確かめる
どんな季節へ今日は向かう?
新しい靴で通りへ出れば
冬の朝 静けさが街を包み込んでしまう


3.ナウ


4.枯れ葉

作詞:曽我部恵一
作曲:曽我部恵一

枯れ葉が舞い散ればきみは気づくだろう
その部屋を季節が通り過ぎ染め上げて行ったのを
灰色のじゅうたんにコップを並べて
思い出すのはなんのこと 教えてくれないか?

洗った髪濡らしたまま ひとりぽつんと
お茶でも入れようかと考えている

枯れ葉の季節にだれかは旅に出る
恋人を遠くに残したまま氷の季節へと
氷の季節へ

壁にかかった絵はだれが描いたんだい?
物語をはなすのか はなさないのか

洗った髪濡らしたまま ひとりぽつんと
お茶でも入れようかと考えている

枯れ葉の季節にだれかは旅に出る
恋人を遠くに残したまま氷の季節へと
氷の季節へ

枯れ葉が舞い散ればきみは気づくだろう
その部屋を季節が通り過ぎ染め上げて行ったのを


5.虹の午後に


6.ワイルド・グラス・ピクチャー


7.ピンク・ムーン


8.星を見たかい?


9.雨

作詞:曽我部恵一
作曲:曽我部恵一

夏が目の前を通りすぎた その瞬間に気づくこと
静かな場所に恋のピアノが流れるそばでまただれかが叫ぶ
魔法のように消えたのは白い太陽さ
やがて雨が降りだすんだ

はたちを過ぎた男たちが あの娘の髪の毛もてあそんで
夜の船で過ぎ去って 明るい陽ざしに出逢うころ
彼女が空に舞い上がり雨雲になれば
やがて雨が降りだすんだ
やがて雨が降りだすんだ

季節が恋人の部屋を荒らし たどたどしくも駆けて行った
静かな場所にはいたくないんだ
今日は音楽を聴きに来たんだ
魔法のように消えたのは白い太陽さ
やがて雨が降りだすんだ
やがて雨が降りだすんだ
ラ・ラ ラ・ラ


10.そして風は吹く

作詞:曽我部恵一
作曲:曽我部恵一

カメラを抱えてきみはやって来る
濡れた首飾りぶら下げてやって来る
新しい歌はここを過ぎてどこへ?
黒い鳥が飛んで 蒼白い時になる
嬉しいのか悲しいのか
分からないようなこんな日に決まって風が吹く

花が散ってなくなる前に写真を撮るつもりだったのに
今朝の風は残酷なのさ
全て台無しにして放り出す

ずっと昔にきみは夢中だった
どこかへ出かけて映画を観て泣いたり笑ったり
悲しいのかそうじゃないのか
分からないようなこんな日は決まって風が吹く

花が散ってなくなる前に奪い去るつもりだったんだね
今日の風は残酷なんだ
全て台無しにして放り出す


11.旅の手帖

作詞:曽我部恵一
作曲:曽我部恵一

旅の手帖にきみの名前も書き込んでポケットに忍ばせる
いつかはきっと知らない場所で きみのこと思い出すだろう

ぼくはすぐに汽車になって煙を吐いて走り去る
公園から裏通りへ 表通りで恋をする

旅の日はいつもそんなものだろう 簡単な色のように
そして陽の当たる丘の木陰では今日もぼんやりと夢を見るだれかが

旅の手帖にきみの名前も書き込んでポケットに忍ばせる
いつかはきっと知らない場所で きみのこと思い出すだろう

だれかはずっと上機嫌で だれかはもっと悲しそうな顔

旅の日はいつもそんなものだろう 簡単な色のように
そして陽の当たる丘の木陰では今日もぼんやりと夢を見るだれかが


12.バイ・バイ・ブラックバード