表裏一体

ゆず 表裏一体歌詞
1.表裏一体

作詞:北川悠仁・岩沢厚治・前山田健一
作曲:北川悠仁・岩沢厚治・前山田健一

Woo-woo-

朝をむさぼり 夜を吐き出し
生かんとする 我が性(さが)
沸き立つ この感情は
白か 黒か

目指す未来と 置いてけぼりにしてきた過去
ねじれながら ぐるぐると
つながっている

過ぎゆく螺旋に 目を細めて
不思議な夢から 身を乗り出した

表裏一体 指で弾くコインが 宙(そら)に舞う
僕はいったい どっちの結末 願う
表裏一体 光 輝くほど 濃くなる 影
ならば どこへと 向かってゆく
重なった二つの未来

Woo-woo-

偶然を騙(かた)る 必然
つながる 分かれ道
どこまでも いつまでも
ついてくる 影
飲み込むのか 照らしだすのか
抗(あらが)うのか 全てを赦(ゆる)すのか

光 暗闇
愛情 憎悪
同じ根を持つ 強い感情

記憶の彼方に 手を伸ばして
君のいる場所へと そっと誘(いざな)って

表裏一体 やがて全て消えゆく定めと知った
故に絶対 この手だけは離さない
盛者必衰 赤に染まる 浅緋(うすあけ)色の衝動
鎖を 断ち切って 目覚める 今
見るんだ 確かな 世界

陰と陽のはざまで
鼓動だけを 聴いている
点と線よ 繋がれ
失った日々のレクイエム

表裏一体 指で弾くコインが 宙(そら)に舞う
僕はいったい どっちの結末 願う
表裏一体 光 輝くほど 濃くなる 影
消せない 過去さえ 瞳そらさない

消え逝(ゆ)く螺旋に 目を凝らして
交差した光と影 一瞬の瞬(またた)き
いっそこのままに 時を綴(と)じて

重なった二つの未来

Woo-woo-




2.値札

作詞:岩沢厚治
作曲:岩沢厚治

こんな暇持て余してることってなかったよ
何を見ても何をやっても面白くない
こんな三日月がきれいな夜だからこそ
外に出てみたい逃げ出してみたい

唇を噛み締めて睨んではみたけれど
何も変わらない
鏡の中(鏡の中)
干からびそうな(干からびそうな)
男が一人 そこにいるだけ

カッコいいとか良くないとか そうゆうことじゃない
がむしゃらにひたすらにやってるから
それが今 流行ってるとかもう時代遅れとか
すぐにも値段が付きそうな
そんなやつには絶対になりたくないよ

どうしようもなく悲しくて誰かに聞いてもらいたくて
吹き抜けてく風の音「ごうごう」とずっと鳴いてた
みっともないから止めろとかどうせ無理なんだからとか
手抜きばかりしてるアンタに言われたくなかったよ

この前も確かこんな目に遭っている
またひとりぼっち
歩いてく(歩いてく)
夜のとばり(夜のとばり)
空を見上げ大笑い

カッコいいとか良くないとか そうゆうことじゃない
がむしゃらにひたすらにやっているから
それが今 流行ってるとかもう時代遅れとか
すぐにも値札が付きそうな
そんなやつには絶対になりたくないよ
そんなやつには絶対になりたくないよ
そして明日がまたやってくる
そして明日がまたやってくる


3.約束の唄

作詞:北川悠仁・岩沢厚治・SINBYI
作曲:北川悠仁・岩沢厚治・釣俊輔

緩んでもいなかった 靴ひもを直したように
ヘタって一息ついて休むのも悪くないね
せーので転がったら 芝生の上 やわらかくって
まるで無重力 宙(そら)の中寝そべった

いつも 踏みしめ歩く 僕らの運命 惑わす試練
何度 望んでもない 道に迷いこんでも
正解 見えない未来 けれど進んだから
答えを生み出せた

そうだろう my friend(諦めずゆこう)
どんな時も(同じ気持ちで)
寄り添いあえば(後悔 不安も)
全部足し算して笑顔に変える

誰だってみんな そうさ
弱い心 抱きしめながら 生きているんだけど
空に風 Ah― 君は願いを込めて聞いてるかい
約束の唄 Ah―

“足りてない”劣等重視 意地張ちゃって 過去の僕は
期待に足枷して 自分のちから信じきれずに
疑心暗鬼でぶつかる 限界気付けば到来
夢 甘噛みした 正体は僕のずるさ

君はカゲ並べて かすれる雲 数えたあとに
「空白なんて僕らに一瞬もない」と言った横顔
なにがあっても人生 勇気 くれた声
今も色褪せないメッセージ

そうだろう my friend(挫けずにゆくよ)
どこにいても(同じ風受け)
確かめ合えば(苦いつらさも)
ちょっと引き算して軽くなれる

誰だってきっと そうさ
涙詰め込んで 臆病隠す 夜もあるんだけど
星の河 Ah― 君は祈りを忘れず見てるかい?
特別な空を

等身大の 明日目指して 遠いメモリーきつく結んだ
何があっても消えない誓い 胸に
もう振り返らず 駆け出そう

誰だってみんな そうさ
弱い心 抱きしめながら 生きていくんだけど
光昇る Ah― 僕は願いを込めて口ずさむ
約束の唄 Ah―