ゆずマンの夏

ゆず ゆずマンの夏歌詞
1.夏空の旅


2.向日葵ガ咲ク時

作詞:北川悠仁
作曲:北川悠仁

南風が君の髪をなびかせて 緩やかに夏が歩んでくる
慌ただしい毎日を忘れてしまいそうな 時間に身をまかせ目を閉じた
ガラスみたいな君の心を 臆病な僕の性格を
分かちあいながら歩んできたね 締め付けられそうな悲しみも乗り越えて

※星のない夜の空に鮮やかな向日葵が咲いたよ
照らされた君の横顔見とれてたら胸がきしむんだ
乾いた泪の頬にそっと口づけをしたのなら
消えかかる花火にうつる君が 無邪気に微笑んでいたよ※

突然降りだした夕立みたいに むき出しの互いの気持ちでさえも
優しさの傘を心にさして もうすぐ雨は通り過ぎるから

当たり前の事なんて本当は何も無いんだよ
ふざけあったり喧嘩したりこうしてここに居る事だって
ありふれた時間の中でもロマンチックを探しているから
君を抱きしめてもいいかい

あの日見つけた名も無い花を大切に育ててきたね
信じる恐さを一つ知るたび君を愛しく想っていくよ

(※くり返し)

星のない夜の空に鮮やかな向日葵が咲いたよ
照らされた君の横顔見とれてたら胸がきしむんだ
乾いた泪の頬にそっと口づけをしたのなら
消えかかる花火にうつる君が 無邪気に微笑んでいたよ
心の奥に鮮やかな 向日葵が咲いたよ...


3.風とともに

作詞:岩沢厚治
作曲:岩沢厚治

ビルの間に吹く風 懐かしく暖かい風
こんな都会にも夏が訪れる前の優しい風が吹いた
そうか もうこんなとこまで来たのか
見上げた夜空は雲が一つ二つ闇の中で微かに動いてる

雨上がりの空だってのに
綺麗な夜をこんなにも創ってる

風とともに僕らは
歩き疲れてまた歩き出す
風の行方を指でなぞっては
ここに居る意味を知る

君がもしここに居たなら僕はどんな言葉を囁いたろう
それとも風の行方をずっと見てたろうか

まるで嵐が来る前みたいな
綺麗な夜をこんなにも創ってる

風とともに僕らは
歩き疲れてまた歩き出す
風の行方を指でなぞっては
ここに居る意味を知る

風とともに僕らは
歩き疲れてまた歩き出す
風の行方を指でなぞっては
ここに居る意味を知る
今 優しい風とともに


4.チョコレート

作詞:岩沢厚治
作曲:岩沢厚治

あの時君は何故そんなにも優しかったの?
僕の側にいてくれたね
打ちのめされた雨の日の夜
君は僕の側にいた

今にも泣き出しそうな顔で
僕の過ちを一瞬で気付かせてくれた

気付けば雨の降る中に
お互いのため息と
後戻り出来ないという恐さを知った

だからって僕は強くなったわけじゃない
君だって弱いから泣くんじゃなくて

今君がここにいないという どうしようもない事実
それは決して容易くはなかった

忘れる事に脅えるから
知らない方がましだなんて思わないで
嘘の数が増えるくらいなら一生が一瞬で終わった方がいい

だから君の事考える時
優しい気持ちになれるんだよ


5.Theme~ひと夏のゆずマン~

作詞:北川悠仁・寺岡呼人
作曲:寺岡呼人

空の下で一人ボッチ 波の音だけが聞こえる
あてもないまま この場所へ来たよ

やがてお日様が沈んで お星様が輝く頃
ボクはそっと お願いをするんだ

「神様お願いです いつか何処かで
あの人に逢った時 笑顔を下さい」

空の下で一人ボッチ 波の音だけが聞こえる
ボクを残して もうすぐ夏が終わるよ…


6.かまぼこ

作詞:岩沢厚治
作曲:岩沢厚治

イカサマみたいな時計に騙されて
カマボコみたいな電話の音で
「おはよう!」目が覚めてからが
駆け引きの始まり始まり
もう幕はとうに上がってた

嘘みたいに終ってた夜の
枯れ葉みたいな自分の顔を
「それ隠せ!」まるで着せ替え人形さ
自分の足 意志 思想なんてあったもんじゃないさ

一体誰がそうさせてる?
「関係ない」が死語ならば
アンタはどうやってきり抜ける?

となりの客のよく柿食う姿も
カエルがピョコピョコ飛んでる様も
今の僕なら見えるかもね
アンタの後ろにとっさに隠れて
黄色いアンヨ出してやる

期待して今夜待ってろよ
ハリボテだけど歩いてる
よろけて転んで笑っておくれ
こんなんじゃ洒落にも何にもなりゃしない

一体誰がそうさせてる?
「関係ない」が死語ならば
アンタはどうやって切り抜ける?

イカサマみたいな時計に騙されて
カマボコみたいな電話の音で


7.真夏の太陽

作詞:北川悠仁
作曲:北川悠仁

又同じいつもの暗闇に 震えている心と身体
どれだけ悔やんでも 消せない事実もある

過ぎ去りし時間の中で 掛け替えのない人でさえも
傷つけてしまった事 胸につき刺さったままで
耳をかすめる言葉達は 乾いた風の様に
揺れ動く灯火を 切り裂いてゆく

それでも日々歩み止まず 我が道躊躇ったりしても
「まだ見ぬ明日よ」僕はまだ生きている誇りを失ったりはしない

照りつける真夏の太陽 灼熱の風を掻き分け
あらゆる困難も乗り切れる勇気をこの手に
昨日の自分に負けないように希望の息吹を吹き放つ如く
こぼれ落ちた悲しみを虹の橋にかえていくのは
そう いつだって自分次第なんだ

為す術も無く振り返りも出来ず 猜疑心の夜に包まれ
当ても無く誰かのせいにして プライドに縋りついていた

魂の声いわば真実 摩り替えられた偽りに嘆くとも
人知れず泪 刻まれた孤独すら飲み込んでしまえるのは愛だけ?

沈む夕陽 華燭の海へ蜃気楼の幻を抜けて
荒れ狂う感情の波をこの唄に委ねてゆく

抱えきれない夢を抱いて 立ちはだかる現実を受け止め
茨の道を欲望の迷路を潜り抜けてゆくのは
昨日の自分に負けないように 希望の息吹を吹き放つ如く
こぼれ落ちた悲しみを 虹の橋にかえていくのは
そう いつだって自分次第...
そう いつだって自分次第なんだ


8.葉月の雨

作詞:北川悠仁
作曲:北川悠仁

悲しい夢を見たのかい? 震える瞳の奥に
知る事のできない痛みを 僕には教えてくれないかい?

限りある命の中で 君と出会い過ごした日々は
繰り返す魂の中に 焼きつくだろう

八月の窓の外は雨 見つめあう度切なくて
確かめる様に 止めどなく唇 重ね合せた
あの日から 幾つもの 夜を二人で 乗り越えて
もう君を離しはしないから...

夏を告げる風達に 僕の希望の声を乗せて
君の奥へと運べるなら この愛をとどめてほしい

閉じかけた扉に手を伸ばし 触れあった心の奇蹟は
深く目を閉じる度に 蘇り続けるだろう

明け方の空は雨上がり 戸惑い押えきれずに
僕らいつまでも強く 離れられないでいたね
許しあった過去の泪 求めあった嘘のない笑顔
僕の中に 今も感じている

八月の窓の外は雨 見つめあう度切なくて
確かめる様に 止めどなく唇 重ね合わせた
あの日から 幾つもの夜を二人で 乗り越えて
もう君を 離しは 離しはしないんだ...