暫存

やや 暫存歌詞
1.愛は切なくて (A Lover Spurned)

作詞:園部和典
作曲:園部和典

午前2時 暗い部屋 ふとつけたテレビから
名も知らぬ俳優がサヨナラと叫んでる
許されぬ愛だとか 運命がどうだとか
おきまりの物語 そして駅 汽車は走る
バカみたいねなんて私は思う 偽善者ぶって
臆病なだけだと ひとかわ剥けば欲望のうず

セピアの夢じゃすまされやしない Breaking-down
でもいつか知らぬ間にああ恋浪漫(ラブロマンス) 見入ってる
ああ バカじゃないさなんて あなたなら言うわ
ボクたちだって このままじゃいけない
別れ話を切り出すときは 男はいつも正しさに逃げる
Fading-out

午前5時白む窓 どしゃぶりの画面から
あの人の幻がサヨナラ繰り返す
サヨナラ繰り返す サヨナラ繰り返す


2.夜霧のハウスマヌカン

作詞:いとうせいこう・李秀元
作曲:柵部陽一

はやりすたりに命をかけた
あさはかな女の私でも
あおいうなじは心意気
ふれて下さい後から
夜霧のハウスマヌカン
刈りあげても剃りあげても
夜霧のハウスマヌカン
又毛がはえてくる

ファッション雑誌切り抜いて
心だけでも New York
表参道人の波
乗ってみせるワ玉のこし
夜霧のハウスマヌカン
お金もないのにみえをはる
夜霧のハウスマヌカン
又昼はシャケべんとう

今日もお声がかからない
オーナー私を嫌いなの
なにわ恋する御堂筋
女ひとりのはしご酒
夜霧のハウスマヌカン
社販で買った黒のドレス
夜霧のハウスマヌカン
私来年三十路ダワ


3.女冥利

作詞:雄鹿美子
作曲:小森田実

※女冥利に尽きる秋です
綺麗になるわ
失くした恋を抱きしめたまま
涙の一踊り※

輪舞曲のように 酔いたい夜
ぐるぐる回ってる面影が 哀しいもの
余所の淑女と 逃げたあいつ
あっさり散らかした花暦
預けたままで
馴染みの店だもの 自然でいるわ
思い出す通りに 泣かせて

(※くり返し)

誘いグラスは どうぞ置いて
手ごろな紳士なら あいつでも良かったもの
所詮浮気と 片せぬ理由
心の知恵飾り 買わされて
わかりかけてる
少しずつでいいの 流れてみるわ
男で区切るのが人生

女が色を変える秋です
出逢いを待つわ
いつかはきっと 誰かの胸で
愁いの染模様

(※くり返し)


4.おとこ雪 おんな雪

作詞:喜多條忠
作曲:棚部陽一

鉄橋わたれば そこはもう故郷
小雨がみぞれに みぞれがいつしか粉雪
おとこ雪 おんな雪
かわりばんこ 窓打つ
おとこ雪 おんな雪
おろかな恋の幕切れ

麻布のはずれの ちいさなワンルーム
タワーを見上げて あなたに抱かれたしあわせ
おとこ雪 おんな雪
はかなく消える想い出
おとこ雪 おんな雪
てのひらのなかのまぼろし

故郷なまりで 終着アンウンス
今日からひとりと 想えば涙があふれる
おとこ雪 おんな雪
いいひとだったあの人
おとこ雪 おんな雪
運命に負けて北国


5.ランバダ

作詞:Chico de Oliveira
作曲:Chico de Oliveira

想い出は 五色の紙吹雪
あの人は 呼んでも帰らない

※悲しみを 肩で散らし
ランバダを踊るわ
爪先を 赤く染めて
夜明けまで 踊るわ※

迷うたび 瞳で溶かされて
アルカディア 喜びにおぼれた

耳を噛む 声は今も
ランバダの ときめき
濡れた肌 わざと撫でて
恋しさを 狂わせる

幸せは キリマンジャロの雪
あの人は 冷たく届かない

美しい 時もいつか
黄昏の 彼方に
追いすがる 指を逃げて
こぼれてく 月の影

(※くり返し)