1.蔷薇杀しのカーミラ
作詞:米山玩具
作曲:柳英一郎
編曲:柳英一郎
Bass:柳英一郎
Violin:marina
scarlet sky is falling down
bury me six feet under
scarlet sky is falling down
bury me six feet under
scarlet sky is falling down
bury me six feet under
scarlet sky is falling down
bury me six feet under
ah...
浅き夢に見し 冷たくなりて
薄き胸に杭だけ突き刺し
大蛇<おろち>を縊<くび>り 生命浴び
目覚めゆく
愚か民の 帰る場所は
滅びほころび
朱に染まり 朱に染まり
いま血呑み 咲く花
朱に染まり 朱に染まり
薔薇殺しカーミラ
解<ひ>き裂かれし唐繰<からくり>
口づけよう御霊と
愛しい君に
ああ 風断ちぬ
いざ 逝<い>きめやも
ああ 風断ちぬ
いざ――
浅きゆめに見し 冷たくなりて
薄き胸に杭だけ突き刺し
墜ちた空から 漏れる魂<こん>
彷徨えば
我を抱く ぬくもりすら
殺めあやまち
朱に染まり 朱に染まり
いま血呑み 咲く花
朱に染まり 朱に染まり
薔薇殺しカーミラ
解<ひ>き裂かれし唐繰<からくり>
口づけよう御霊と
愛しい君に
朱に染まり 呪に染まり
まだ血呑み 咲く花
朱に染まり 呪に染まり
薔薇殺しレミリア
行き潜めし地の底
いま告げよう光<かげ>なき
愛しい君に
scarlet sky is falling down
bury me six feet under
scarlet sky is falling down
bury me six feet under
scarlet sky is falling down
bury me six feet under
scarlet sky is falling down
bury me six feet under
ah...
2.Dream~The other side~
作詞:tororo
作曲:東隆行
変わらない時の世界で
変わらないキスを交わして
夢見る様に私を包んで
この季節も過ぎてゆけば
全て想い出に変わると
微笑むあなた、空を見上げて言った
いつも不安で
泣いてた私
遠い昔のように
教えてくれた、覚めない夢などない
輝いてる二人の瞳
これからの道、険しくても
この世界で生きてゆくから
振り返らず今は進む
まだ見えぬ道の向うへ
茜色に染まる空へと
祈る願いの囁き
映し出すから、あなたへの愛
永遠なの?と微笑んで
流した涙の欠片
かけがえない明日を創ってゆく
繰り返すから大切なのと
呟きそっと抱いて
ぬくもりは今、想いを繋いでゆく
二人の時間、育ててゆこう
必ず夢はかなえられる
この世界で生きてゆくから
振り返らず今は進む
あなたと二人夢を見て
輝いてる瞳の奥に
戸惑い迷う言葉はない
この世界で生きてゆくから
振り返らず今は進む
まだ遠い夢の向うへ
3.片羽(カタハ)のコトリ
作詞:みとせのりこ
作曲:弘田佳孝
自覚と自戒の狭間に浮かぶ
この世は涯てない無間の火宅
意識と儀式の波間に潜む
この身は厭かない無辺の孤独
夜の底に灯る火は誘蛾灯
指先も見えはしない
本能も衝動も全ては格子の中
魂は紙きれよりも軽い
下界は灰色に澱んだ泥土
私は名前を放棄したコトリ
鳴かないコトリ
啼かないコトリ
唇は紅い柘榴の在り処
享楽は甘い欺瞞の棲み処
闇の淵に光るのは蜘蛛の糸
罪さえも癒えはしない
従属も逸楽も全ては砂の楼閣
束縛は細絹よりも脆い
鳥籠は酔うる虚構の楽土
私は片翼を放棄したコトリ
片羽のコトリ…
4.音のないウタ
作詞:みとせのりこ
作曲:HIR
凍てつく薄氷(うすらい)の 窓の中
かすかに映る 幻影(かげ)ひとつ 罅割れて
軋む歯車が刻む記憶
抜けない棘 消えない声 凍る痛み
見上げた空
指をすり抜けてゆく 幾千の白い羽
巡り巡る 季節の風
空高く 舞い上がれ
廻り廻る 冬の欠片
僕の上 降り注げ
この世界を 埋め尽くし
虚ろに沈殿(しず)みゆく 胸の底
行く先のない 歪みだけ募らせた
軋む歯車が壊した月
癒えない罪 終わらぬ夜 枯れる祈り
砕けた天(そら)
時計の針が心を取り残して行く
巡り巡る 幻燈の環
空高く 舞い踊れ
廻り廻る 冬の花よ
僕の上 降り積もれ
この想いを 凍らせて
耳の奥をうずめてく 音のない鎮魂歌(ウタ)のように
巡り巡れ 天の鐘よ
空高く 鳴り響け
廻り廻れ 無垢の欠片
僕の上 降り注げ
巡り巡れ 天の使者よ
永遠に 降り続け
廻り廻れ 終の花よ
僕の上 降り積もれ
全てを今 永眠(ねむ)らせて
5.神様のいないクリスマス
作詞:みとせのりこ
作曲:洞澤徹
キャンドルのあかりが まちじゅうをてらして
きょうだけはせかいも いのりにみちてる
きらめくきんとぎんのひかり
つくりものの おほしさま
むかし ママがいってたこと
かみさまは いつもいっしょだって
だけどもう どこをさがしてみても そこに
かみさまはいない
そうよいま ひとりきりのへやで
きこえるのは かぜのおとだけ
ぺたんこのちいさな くつをはいてたころ
せかいはいつだって まほうにみちてた
がらすだまのほうせきばこに
やぶれかけた くつしたにも
チョコレートのぎんがみにさえ
きらきら てんしはいたのにね
あのひそう そばにいたはずのかみさまは
どこに かくれてるの
だけどいま ひとりきりのへやで
きこえるのは かぜのおとだけ
6.クシュカ・アル・レーテ・ノイ~世界を呼びさます呪文~
作詞:みとせのりこ
作曲:洞澤徹
クシュカ・アル・レーテ・ノイ
クシュカ・レ・テラ・ノミエ
そっと 唱えたならば
世界が 目を醒ますの
ばらいろに染まる あさやけの裾
虹を抱きしめた ひかりと朝露
あたらしく生まれる 今日という日を
ずっとずっと くりかえして
すべてはここに還るの
クシュカ・アル・レーテ・ノイ
クシュカ・レ・テラ・ノミエ
とおい 記憶の底に
静かに よびかけるの
暗闇がそらを つつむときにも
朝陽がかならず 夜をはらうように
七色にきらめく 女神の腕の
その祝福 この地上に
いつもふりそそぐように
クシュカ・アル・レーテ・ノイ
さあ 世界をよびさますの
家々の窓に 鳥にみどりに
眠る子供らの 額にささやく
奇蹟でみたされた ちいさな呪文
どんな日にも くりかえして
すべてはここに還るの
7.Re-incarnate
作詞:みとせのりこ
作曲:大嶋啓之
脚を絡めとる 見えない枷(かせ)
歩む爪先 迷わせる
低くわだかまる 暗い翳(かげ)は
澱んだ雲のよう
耳に突き刺さる 言葉の棘
かき消すたび 繰り返す
鈍く胸を刺す 記憶はまだ
刃をなくさない
止まない雨に 閉ざされて
泥濘(ぬかるみ)の中 喘いでも
その目に今強く描き出して
消せない心の色
もっと高く どこまでも高く
ひろがる空の あの青へ
心の奥 刻んだ望みを
果てない空に 解き放つ
もっと遠く どこまでも遠く
導く風の 呼ぶままに
胸に描く 白銀の翼は
千の傷跡も 超えると信じて
幾度のばしても 届かぬ腕
求める程 遠ざかる
答えの見えない 迷路の中
孤独に立ちすくむ
心に固く 抱きしめた
ただひとつの 強い願い
その願いが君を傷つけても
手放さないで
君が選んだ希望(ゆめ)を
どんなに深い 暗がりの底で
腐蝕の雨に 穿(うが)たれて
羽は破れ 凍えるときにも
心の闇に 沈まずに
もっと高く どこまでも高く
まばゆい空の あの青へ
いつかきっと 辿り着く きっと
果てない空の その先へ
嘆きも過ちも絶望も
希望に 変えてゆけるなら
心の空 展(ひら)かれた翼は
自分さえいつか 超えると信じて
|