さんだる

たま さんだる歌詞
1.方向音痴


2.おるがん


3.オゾンのダンス

作詞:柳原幼一郎
作曲:柳原幼一郎

月の光をあびながら あのこは今夜も踊るのさ
はだしでステップふんだとき
オゾンの子供が火を吹いた

ぐるぐるまわるダンスはどうだ
まわってまわってとけるまで

印度の男に教わった コブラの笛が合図だよ
悲しい音色が聞こえたら バルコニーから出ておいで

リンゴの木の下でずーっとまってたよ
熟したリンゴが落ちるまで

光と影のように 地球と月のように
こんがらがって くっついてもいちど離れる永久運動

てんてんてんてん てんてんてんてんてん ぼくらは
点になる
青い月夜におどる光の粒になる

オゾンのダンス オゾンのダンス

月の光をあびながら あのこはまたもや踊るのさ
夜風がスカート めくったら見えたよ
あのこの曼珠沙華

かわいた土手に 水をまこうよ
そしたら開くよ 曼珠沙華
まんじゅしゃが まんじゅしゃが まんじゅしゃが


4.日本でよかった


5.学校にまにあわない

作詞:石川浩司
作曲:たま

百万階建ての ビルディングの建設
階段だけしかない それだけの為の建物

ライト兄弟の 飛行機が何百台も
赤トンボのように 横をすりぬけてゆく

ロッキー山脈のふもとの
小さな村の人々が
アリのようにす早くうごめくのが
肉眼ではっきりみえる

夢うつつの作業現場
鉄のぶつかりあう音
建築の快感 目的の遂行

ある日足場踏み外して
そのままの姿勢で墜ちて行く
三年前建築した階
四十年前建築した階

でも下には網が張ってあって
僕はうまいことフィニッシュを決めるのさ
満場のお客様が
いっせいに拍手 拍手

でもひとりだけ
後ろをむいている男がいるぞ
こいつ前にまわってのぞきこんでやれ
あ なんだ僕のお父さんじゃないか

年賀状を配っていく 家族だけの元旦
玄関にはしめ縄で
ほかの人を入れなくしておく

みんなと遊んでいた
うちの近くの第三公園
ひょいと頭 持ち上げると
真夜中になっている

ジャングルジムにからまってた
僕のまっ赤なまっ赤なゴムの友達も
なんの挨拶もなしに
東北の家に帰って行ってしまった

倒れたラクダの
目玉だけが生きててギョロリと僕を見ている
みないようにみないようにしているのだけど
どうしても見てしまう

ミタナ ボクノ オモイデ
キミハ キョウ カワニ
ドブント オチルヨ
ボクハ クサノシゲミデ
キョウカショヲ サガシテル
キョウカショガ ミツカラナイ
ガッコウニ マニアワナイ
ノートモ ドッカ イッチャッタ
センセーニ オコラレル

学校にまにあわない…


6.どんぶらこ


7.ロシヤのパン


8.さよなら人類

作詞:柳原幼一郎
作曲:柳原幼一郎

二酸化炭素をはきだして あの子が呼吸をしているよ
どん天もようの空の下 つぼみのままでゆれながら
野良犬は僕の骨くわえ 野性の力をためしてる
路地裏に月がおっこちて 犬の目玉は四角だよ

今日人類がはじめて 木星についたよ
ピテカントロプスになる日も 近づいたんだよ

アラビアの笛の音ひびく 街のはずれの夢のあと
つばさをなくしたペガサスが
夜空にはしごをかけている
武器をかついだ兵隊さん 南にゆこうとしてるけど
サーベルの音はチャラチャラと 街の空気を汚してる

今日人類がはじめて 木星についたよ
ピテカントロプスになる日も 近づいたんだよ

歌をわすれた カナリア
牛をわすれた 牛小屋
こわれた磁石を ひろい集める博士は まるはげさ

あのこは花火をうちあげて この日がきたのを祝ってる
冬の花火は強すぎて 僕らの身体はくだけちる
ブーゲンビリアの木の下で 僕はあのこを探すけど
月の光にじゃまされて あのこのカケラはみつからない

今日人類がはじめて 木星についたよ
ピテカントロプスになる日も 近づいたんだよ
今日人類がはじめて 木星についたよ
ピテカントロプスになる日も 近づいたんだよ

さるにはなりたくない さるにはなりたくない
こわれた磁石を 砂浜でひろっているだけさ

今日人類がはじめて 木星についたよ
ピテカントロプスになる日も 近づいたんだよ

さるに なるよ さるに なるよ


9.ワルツおぼえて


10.らんちう


11.れいこおばさんの空中遊泳