1.青葉城恋唄
作詞:星間船一
作曲:さとう宗幸
広瀬川流れる岸辺想い出は帰らず
早瀬踊る光に揺れていた君の瞳
時はめぐりまた夏が来て
あの日と同じ流れの岸
瀬音ゆかしき杜の都あの人はもういない
七夕の飾りは揺れて 想い出はかえらず
夜空輝く星に願いをこめた君の囁き
時はめぐりまた夏が来て
あの日と同じ七夕祭り
葉ずれさやけき杜の都あの人はもういない
青葉通り薫る葉緑想い出は帰らず
樹かげこぼれる灯にぬれていた君の頬
時はめぐりまた夏が来て
あの日と同じ通りの角
吹く風やさしき杜の都あの人はもういない
時はめぐりまた夏が来て
あの日と同じ流れの岸
瀬音ゆかしき杜の都あの人はもういない
2.岩尾別旅情
作詞:さとう宗幸
作曲:さとう宗幸
北の涯 知床の
吹く風はつめたく
波荒いオホーツクに
白いかもめはあそぶ
丘の上に咲く 一輪の
エゾニューの花によれば
茜色の 空に光る
小さな星ひとつ
友と語る 知床の
岩尾別の宿よ
静かに 雨降る夜の
思い出はもう消えぬ
ランプを見つめ 彼の友と
旅の情うたえば
暗い夜の 谷間へそっと
美わしく流れゆく
別れてゆく 知床の
霧にけむる道で
手を降る 君の姿は
花のかげに消えた
いつの日かまた 会えると
笑顔で別れてきた
君の声が 今もきこえる
その日までさようなら
君の声が 今もきこえる
その日までさようなら
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