1.ひとひら銀河
作詞:kyoko ono
作曲:kyoko ono
涼しげわらって 闇に逃げないで
だれもいない部屋へ 今日も帰ってきた
なにも望んじゃいない
雨音に溶けて 瞼を閉じる すべて 遠のいてくように
その静かな薔薇は一晩で開いて
僕は思い出した
紅がかる薄い蕾の向こうで きみがいたずら笑って
角窓で 誘い出した 少年が
流星のはやさで もぅなにもかも忘れそうに きみを呼ぶよ
ビルの街 夜の虹
それだけで 分厚いリアルを越えてゆける
ひとひら僕ら 手つかずの銀河
走る流星のはやさで そぅなにもかも夢のように きみを連れるよ
ビルの街 夜の虹
ゴミのような銀河で いま強く触れていて
2.プール・サイダー
作詞:kyoko ono
作曲:kyoko ono
ガラスいろの水面 プリズム壊しながら
そっけなく時は泳いでゆきます
ほこらしげ飛び込んで コース際ためらって
ムキになってきみに潜る 夏の午後
だいじな素振りを忘れて さびしくなった
アイラブユーだけでいいのになぁ
飛びついた花 こいがとうめいだ
ロマンスめいたハリツケだ〜
しおれても ふとっても 今きみだけだ
ズルく逃げても ヒネてもいいよ あいしてだけあげる
もとめる力がないときも もとめるやさしさをあげるよ
苦笑いで うけとってよ
水彩の夏 きみと泡になる
切なくってハテナシだ〜
へばっても 溺れそうでも すてきなんだ
テレて逃げても 真似てもいいよ あいしてだけあげる
救われなくても 強さにしてよ あいしてだけあげる
水しぶき それがこいのはじまりです
あっけなく永遠に出会った
3.一熟(いちじく)
4.チェルシー
作詞:kyoko ono
作曲:kyoko ono
味がしない
味がしない
きみをなめても味がしない
冷たいのと熱いのが
隣りあってるんだ
綺麗に 静かに
微笑むきみもことばも
熱いのじゃなきゃ
きっと届かない
大事に食べなきゃ
甘くならない
いつかきっと分かりあえる
その日まで舌のうえで
味がしない
味がしない
キャラメル足の ワルツ?
これはきっと
無限に溶けない真実(ほんと)の粒なのさ
何度も食べて
何度もなめて
とてもいい味するかもよ
大事にくるんで
あいしてくよ
これからさ これからさ
これからさ チェルシ-
5.つぎの光
作詞:kyoko ono
作曲:kyoko ono
さよなら
わたし きみのあたらしさにはなれない
点滅するこころを辿る
強さもないの
ここにいてよ
とおくばかりが騒いでる
わたしを見てよ
その証 押してよ
時間なんてだいきらい
満ちてくふりした泥棒だ
さよなら
わたし あきらめなんてわかりたくない
離れてしまうの?
不安になって
離れてってしまっているのは きみのほうだよ
きづかないで
ぼくも「確か」なんかない
きづいて
ほこらしさは きみの魔法だよ
わたしを見てよ
傷ついてかないで
ムキになって さびしさ ぶつけてよ
ゆれうたう指を からめておいで
願うためだけに 言葉がうまれたとして
おしえて
きみの正しさも 残らず
離れてしまうの?
サビつく星
変わってってしまっていいの?
光を接いで
ぼやけたあしたにきみだけ塗って
願ってみて
うごき始めてくから
ぼくは手を離さないよ
6.はなそう
作詞:kyoko ono
作曲:kyoko ono
うごめく意図 無関心のソロ
こころがいたみます
黙っていれば そのうち
おなかに溶けてます
電話をしてもいい?
泣いた顔してもいい?
すきだというのに
困らせてばかりですか?
きみのことばになってあげる
おなかの底から感じていいよ
その調子で波になってごらん
あいをつなぐ くちびるで
つらなる糸 無限のフォロー
わたしのことばは届きますか?
喋っていたら ひとうち
おなかは満ちてます
電話をして もう一歩
泣いた顔して もう一歩
「ねぇ ぼくとはなそうよ」
いろんな声がするよ
きみのことばになってあげる
上手にはなせなくたっていいよ
思いが少し欠ける日もあるね
流れ込むやさしさをうたへ
あいをつなげ
会おう、今すぐ
|