NeON

UNLIMITS NeON歌詞
1.迷走スパイラル

作詞:清水葉子
作曲:清水葉子

検索しても見つからない
僕の心のもやもやは
真夜中の渦と溶け合って
黒く醜く沈んでく

欲望にこの身任せても
そこに残るはムナしさばかり
カラカラ渇いて空回り
周りに合わせて苦笑い

正体不明の檻の中に
捕らわれた感情が衰弱してる

逃げ道を探してもハマり続けてく迷路
冷たい壁に囲まれて
暗闇を飲み干して垂れ流すフラストレーション
何処にも行けないまま

気付けばまたほら行き止まり
渦巻いてく負のスパイラル
悲劇の主役になれなくて
中途半端な病み模様

正体不明の檻の中で
うずくまっているだけの臆病者さ

迫り来る憂鬱の波 出口の無い迷路
冷たい壁に囲まれて
暗闇を飲み干して垂れ流すフラストレーション
何処へ向かえばいいの?

蘇る記憶の中 モノクロの世界が変わる
このままじゃ終われない
このままじゃ辿り着けない
錆び付いて剥がれた殻を捨てて

逃げ道を探すだけじゃ 見つからないさ答えは
信じることができるなら
駆け足で這い上がれ閉ざされた夜を越えて
響かせて想いを

暗闇を切り裂いて 光射すあの場所まで
駆け足で這い上がれ 閉ざされた夜を越えて

明日へと向かってゆけ


2.夢物語

作詞:清水葉子
作曲:清水葉子

君とサヨナラしたあの日から
僕は居場所を失くしてしまった
月と太陽みたいに僕ら
二度と逢えないの

秋風に吹かれ 揺れるコスモス
西へと沈む夕暮れはいつも淋しくて
触れられそうで 触れられない
ひらひら舞う落ち葉のように
手に入らない幻

もう一度掴まえて はぐれたココロを
時計の針はもう戻らないけれど
小指を結んで交わした約束
叶うはずのない夢物語

君とサヨナラしたあの日から
僕の世界は歪んでしまった
曇り空は遂に泣きだして
街を暗く染めていく

雨に打たれて 濡れた紫陽花
冷たく落ちる滴が深く沁み込んで
思い出が甦る スローモーションで
もう取り戻せないのに

もう一度聞かせて 君のその声を
繋いだ手のひら 溢れ出すメロディ

もう一度掴まえて はぐれたココロを
時計の針はもう戻らないけれど
小指を結んで交わした約束
叶いますように 夢物語


3.その時まで feat. 山田将司(THE BACK HORN)

作詞:郡島陽子
作曲:清水葉子

何の為に産まれたの?
何を信じればいいの?
答えはどこにあるの?

四角い水槽の中で浮かんでる
知らぬ間に僕ら捕らわれてる
生温く揺れる世界

地球の裏側で 力尽きていった
誰にも見つからない場所で
君は風になって きっと辿り着いた
今、僕の呼吸の中に

何の為に産まれたの?
僕ら 何を信じればいいの?
欲望ばかりが溢れた世界だ
踏み潰されないように
感情のエフェクター永遠に外せない

濁った水晶を操る黒い手
甘い罠とウソばら撒いて
やさしく手招きしてる

地球の導火線 握り締めている
悪魔が笑うその前に
僕ら鼓動鳴らして立ち向かうのさ
瞬く光の中へ

何のために産まれたの?
僕ら 誰を信じればいいの?
きっとその答えを見付ける為に
僕らは産まれて来たのなら
心臓のディザスター
乗り越えて生きてゆくよ
風になるその時まで


4.カスケード

作詞:郡島陽子
作曲:清水葉子

君と僕 握り締めた二つの手の中で
産まれた光 今 放とう

琥珀色の夕焼けに染められた街は
悲しい光と影 映していた
いくつもの奇跡の糸
繋がって絡まって 辿り着いたよ
始めるのは 今この場所から

雨のち晴れ あの雲になれ
今を泳いでゆく
その心 縛り付けてる
躊躇いふりほどいて

君と僕 握り締めた二つの手の中で
産まれた光 今 放とう

一つ二つ 夜を乗り越えてゆく
月のスポットライトに照らされながら
雲を縁取る蛍光が
ガラス細工 君の心を包み込んでく
ため息は 遠く空に消えた

雨のち晴れ あの雲になれ
今を泳いでゆく
目を閉じても 疑っても
メビウスジェットコースター

君の心 映した空に
やさしく風吹いて
赤いふうせん飛んでいった

途方もない 険しい道の途中
辛くて苦しい旅路の果てには
誰一人 知るはずのない
光の世界

君と僕 あの日の誓い
想像さえ越えてゆく
どこまでも繋がる日々を
眩しく照らし出すよ

春がくれば 始まり色さ
宇宙の果てまでも
消える事ない君の証
自由なその両手で
ここから また始めよう


5.国境線のワルツ

作詞:郡島陽子
作曲:清水葉子

うれしそうに笑う顔
もぅ一度だけ見せておくれよ
いつか僕ら泳げるさ
あの地平線まで

時代(トキ)を越えて 今二人は
同じ想い重ねる

ゆらりゆらり浮かんだ
一つの祈りは…

悲しい君の泣く声は
グサり胸を突き刺すんだ
誰も笑えない争いは
もぅ終わりにしようよ

咲かせよう虹色の花
やがて春がきて
国境線埋め尽くせば
全ては繋がる

うれしそうに笑う顔
もぅ一度だけ見せておくれよ
深い君の悲しみに
さよならを告げて
いつか いつか いつの日か
僕が君を迎えに行くよ
そして同じ空見上げ
このうたを歌う


6.リフレイン

作詞:郡島陽子・石島直和
作曲:大月義隆

退屈な日常欲しくないけど
立ち上がりたくない矛盾に溺れてる

鏡の中見つめて頷く僕に
言い訳ばかり逃げてばかり
37.5℃の微熱に酔う
その先に何があるの?

沈みゆくこの心とは裏腹に
浮かんでく憧れを求める心
本当はいつでも探し続けている
誰かの代わりじゃなくて
染められない 止まらない
僕だけの鼓動のメロディー

目を閉じてみればそこには無限の
世界が拡がっているだろう
耳を塞いでみればそこには僕の
心の声が聞こえるだろう

一度きり与えられたこの旅路を
躓いて傷ついて彷徨いながら
手探りでもがいても探し続ける
誰かの言葉じゃなくて
僕の底から 込み上げてくる
想いを歌うのさ

言葉と音の魂で
この命を歌うのさ


7.水槽


8.ハルカカナタ

作詞:郡島陽子
作曲:清水葉子

見上げていたのは百角形の宙(ソラ)
-100℃のすれ違う視線に
凍てつく心臓 握りしめた手は
ギラギラ汗ばんでいた

甘くて苦いコンクリートの街で

ハルカカナタ 遠くの空へ
飛んでゆける 僕らの声は
高く高く どこまでも遠くへ届けて

この街に溢れるエゴイストのルール
重たい鎖に繋がれた手足
それでも僕らは引きづられないように
もがき続けているんだ

殺さないで 君の答えを
僕は見えないふりしないよ
隠さないで その手の中にある念(オモ)いを

操られた 歪んだ世界で
叫んでみせる 僕だけの声で

ハルカカナタ 僕らの明日は
誰も知らない 誰も消せない
深く強く 突き刺さる想いを信じて


9.エバーグリーン

作詞:清水葉子
作曲:大月義隆

揺れるカーテンから差し込む陽射し
君は眩しそうに眠たい目をこする
つないだ手のひら 暖かくて
いつまでもずっと続くと思っていた

夢の中で会えるさ
くじけそうな時には君を
思い出すよ そう
遠く離れても 宝物だよ

いくつもの夜を共に越えてきたね
アルバムの中で笑ってる 色褪せないフォトグラフ
ふわふわ 優しい気持ち教えてくれた
無邪気な瞳に映る僕は 何色に見えてたのかな

春 夏 秋 冬 巡る季節に
イロトリドリの景色描いてゆく
いつもの散歩道 見上げた飛行機雲
途切れたフィルムを巻き戻してくように

夢の中で会えたら
まっすぐに君に伝えよう
ありがとう おやすみ
僕の大切な 宝物だよ

いくつもの夜を共に越えてきたね
アルバムの中で笑ってる 色褪せないフォトグラフ
ふわふわ 優しい気持ち教えてくれた
無邪気な瞳を閉じて眠る 子守唄の中で

君との思い出はエバーグリーン
心の奥 生き続けてるよ

いくつもの夜を共に越えてきたね
喜びも悲しみも全てを 大きな愛で照らして
キラキラ輝いてる星になった君は
碧く広い夜空のグラウンド 駆け回っているのかな

君との思い出は大切な
僕の宝物


10.エレジスタ

作詞:石島直和
作曲:石島直和

静寂の響く街 行きかう風と月だけが
唄うことを忘れた 小さな君を見つめてた

ため息ばかりの浮かぶ空の下
巻き戻せない景色を繰り返してるんだね
間違わないで 繋がってるから
すべてを分かり合えないとしても
僕はせめて想うから

錆びついた感情と 彩(イロ)なき世界
無言のエレジスタ 君は何処へ行くの

キラめく記憶世界 明日焦がれる夢追い人
闇照らす現実世界 いつの間にか過去追い人

ツギハギだらけのココロ抱えて
独りきり迷路で立ち尽くしてるんだね
間違わないで 繋がってるから

ありふれた言葉とメロディだけど
僕はせめて唄うから

苦しみも哀しみも 溢れる涙も
僕らが生きているあかしだから
込み上げる感情を 彩(イロド)り世界を
取り戻せエレジスタ 君のその想いで


11.ミラーボール

作詞:郡島陽子
作曲:大月義隆

鮮やかな夕暮れは 僕に憂いを落とす
引出しの奥 色褪せた夢

辿り着いた記憶の フィルム集めて繋ぐ
幼い僕に見つめられてる

チクタク時計は 背中を押し続ける

叫びだした僕の鼓動 身体中廻り響く
こんなに虚しい夜も 僕らは一人きりさ

回り出したミラーボール 僕を透かすその光
隠しきれない矛盾の心 照らし出す

どしゃ降りの雨の中 揺れる一輪の花
ゆらゆらと遠くを見つめる

掠れたその声 何度もリフレインしてる

叫びだした僕の鼓動 身体中廻り渡る
こんなに寂しい夜も 僕らは一人きりさ

回り出したミラーボール 僕を透かすその光
隠しきれない汚れた心 照らし出す

「自分さえも操れない 僕に何が出来る」と
腐ってしまうのなら 誰もが一人きりさ

歌いだした僕の鼓動 紅く愛しいリズム
不器用だけど君の為 奏で続ける


12.ディスティニー

作詞:郡島陽子
作曲:大月義隆

真実は闇の中に潜んでいます
迷彩世界
名誉理想革命独裁プライドかざして

狂った思考回路 誰にも止められない
欲望が掻き消してく 小さな君の未来を

何処へゆくの? 青い惑星(ホシ)
深く深く刻まれた
消える事の無い傷を
剥き出しにしたまま

真実は闇の中で笑っています
暴走世界
もう決して誰も操る事のできない
ディスティニー

少年は歌い出す 張り裂けそうな月夜に
奇声は鳴り響く 闇降る夜を震わせて

悲しい現実と バランス取りながら
僕ら歩いてゆく
その先に光探して

いつか消えてしまうなら
突き破れその世界を
視線に脅えた壁を壊して
迫るタイムリミット
止む事無い不安の雨に
撃ちつけられた世界にも
たった一つの太陽が降り注ぐ
ディスティニー


13.生命のカノン

作詞:清水葉子
作曲:清水葉子

僕らはこの地球の中で今 生きて
小さな命の灯を今 燃やして

途方もない暗闇に 迷い込む時の中
探している 今此処に居る意味を

長い夜 そっと目を閉じて
確かめる鼓動 生命のカノン
呼吸するリズム 魂を刻み続けてゆく

僕らはこの地球の中で今 生きて
小さな命の灯を今 燃やして

黄昏色 暮れる街 まっすぐに伸びる影
夕陽が目に染みて 涙がこぼれた

悲しみをひとつ知るたびに
優しさをひとつ知っていく
不器用な僕ら
それぞれの愛のうたを紡ごう

雨上がりの 光る砂の中
朝焼けの魔法が 君を包んだ

僕らはこの地球の中で今 生きて
小さな命の灯を今 燃やして
沢山の奇跡を繋いで今 君は
この場所に立っているんだよ

僕らはこの地球の中で今 生きて
小さな命の灯を今 燃やして
幾千の奇跡を繋いで今 僕ら
この場所に立っているんだよ

鳴り響くメロディーと この綺麗な空
いつまでも消えないで