2007

Sophia 2007歌詞
1.燃え盡きる太陽

作詞:松岡充
作曲:黑柳能生

曉と 燃えはじめる太陽
何が過ぎ去ってく

この夜明けは 遠ぎける
見え出した 景色さえも
また一つ 散る花を
搔き集めるように
行く場所は 遠ざかる
見えないと 嘆くけれど
また一つ 散る夢を
この兩目 開いて
急ぐ街を誰も 何を求め
何を見失って 何處へ掃る
雲を溶かす あの赤い太陽が
今日に沈んで行く

悲しみは 降り注ぐ
逆らえぬ 我が身かばい
また一つ 散る花を
搔き集める ように
污さも 卑しさも
逆らえぬ 我が身かばい
また一つ 散る夢を
この兩目 開いて
曉と 燃えはじめる太陽
何が過ぎ去ってく 何が殘る
見慣れた街 赤く染まっていく
燃え盡きる太陽
もしも君が 空の下で
もしも君が 影を失くし
迷いながら 探しながら
淚を拭うなら

燃え盡きる太陽
燃え盡きる太陽
雲を溶かす あの赤い太陽が
今日に沈んで行く
曉と 燃えはじめる太陽
何が過ぎ去ってく 何が殘る
見慣れた街 赤く染まっていく
燃え盡きる太陽

赤い太陽 燃える太陽


2.モラトリアム人間

作詞:松岡充
作曲:都啟一

僕らは普通じゃない
特定の變わり者
世界は大丈夫か?
まだボタンは押すな

詩唄うだけじゃ
ギタ一彈くだけじゃ
そう 平和なんて
來ないと知ってる

いつかは死んで屍
そう遠くない未來の話さ
それなら何故に生まれた
わからぬまま
今日も生きるのは 嫌だ

鄰國は普通じゃない
この國 もっとおかしい

同じコメントだけ
同じ話題だけで
そう 今日もギャラを戴いて掃る

弱蟲さ いつからだろう
父ちゃんのゲンコ虐待
お前が選び生まれた
モラトリアム人間なんて クソだ

皆同じさ

服を脫いだら
賴りなくてもちゃんとついてる

いつかは死んで屍
そう遠くない未來の話さ
お前が選び生まれた
モラトリアム人間なんて クソだ


3.bell

作詞:松岡充
作曲:黑柳能生

君の悲しみに 雨を降らそう
淚 雨が降れば街も泣いてるよう
ベルが鳴った 走り出した
何も誰も止まらない
ずっとあると信じていた
やっと辿り著いたのに
そっと悲しみ 別れを告げよう
逃げて辿り著いた場所には
何もないから

何に怯え 何を背負い
あなたはそのドアを開け
まっすぐに ただまっすぐに
あなたを 見つめていたよ

だからせめて 振り向かないで
終わる事から始める
だからせめて 迷わないで
二度と戾らぬ季節なら
終わるベルが鳴っているよ
走り出せば止まらない
始まりのベルが鳴っているよ
見えない明日に 怯えてるよ

あなたも?

and lost in love …


4.easy street story

作詞:松岡充
作曲:豊田和貴

難しい事はわからないからと
逃げてるみたいな人生より
わからない事で笑われるのが怖くて
噓をついてでもしのいで來た僕さ

橫を張り 小さな家も持ち
誰より 裕福になったのか?

あの頃憧れたロ一ドム一ビ一の
結末だけわからぬまま大人になった
誰もが通り過ぎる季節なんて本當は
皆同じじゃない氣がした

好き勝手に生きたアイツは今何處で
どんな惱み事抱えている?
守ってるつもりで自分を殺して來た
僕には特に惱み事はないのさ

昔壁に貼ってあったポスタ一の
バイクに跨がった
もう1人の俺がいたら

あの頃憧れたロ一ドム一ビ一の
結末だけわからぬまま大人になった
誰もが通り過ぎる季節なんて本當は
皆同じじゃない氣がして

ここからでも
好き勝手にやってみようかな?


5.君と月の光

作詞:松岡充
作曲:松岡充
編曲:龜田誠治

僕の胸の中のグラスは滿ちて
幸せ願うけどいつの間に
ひびから滲んでる
この街じゃ何も見えないと
見ないフリで痛い
信じる事 傷付く事 選ぶ事もせずに

振り向けば
何處までも追いかけて來る
大きくて白い月が
僕は逃げてばかり
背を向けて闇に手を延ばすふりした

回り道が續く日々で
ただひとつ笑いた花は
月の滿ち欠ける夜 獨りじゃ何も
何處へも行けないと
どんな時も傍で君が笑顏をくれた
ぬくもり二度と放さぬよう

何を手にして何を失うだろう
夢はいつの日にも見えるようで
遙か霞んでる

人は何故壞してしまう 大切なものと
求めあって 傷つけて 獨りを認めずに

何處へ
夏が終わり秋が過ぎて
また長い冬がそこに
時は無情な程に待つ事を知らず
心は置いたまま

もし僕らが迷う日々で
別れる道に立つ時は
君は信じた道を 月燈り辿り
影を踏まないよう
グラスに溢れる淚 水面に搖れる
光を消してしまわぬように

冷たい君の指を僕が暖める
何處までも追いかけて來る
大きくて白い月から
僕は逃げてばかり 背を向けていたよ
君と出逢うまでは
回り道が續く日々で
ただひとつ笑いた花は
月の滿ち欠ける夜 獨りじゃ
何も 何處へも行けないと
どんな時も傍で君が笑顏をくれた
ぬくもり二度と放さぬよう
光を消してしまわぬように


6.青空の破片

作詞:松岡充
作曲:マ一ガレット·モノ一

私はかけている 心にひびがある
生まれおちた道で 破片(かけら)を探す
時に孤獨を知り 時に悲しみに暮れ
慾望の果てに 逆らえぬ波の中

かけた心を何で埋めるの? 奪い合う街
掃る所はあなたにあるの? 燈る溫もり
羨む事や妒む事から 何が生まれる?
誰かが決めた正義と惡は必要ないわ

あなたを愛してる あなたを愛してる
私はあなたの 最後の破片(かけら)
あなたが微笑むなら それが生きる証
暗い雲の上は 何處までも青空

あなたが生まれた 心からありがとう


7.stain

作詞:松岡充
作曲:松岡充
編曲:龜田誠治

生まれ育った街は
いつも 生溫い風が吹いてた
はじめは いつも一人で
路地裡から觀たんだ
誰が何を決めたとこで
正義の味方はないし
ねぇ 俺達 本當に
何の罪もないかな?
憧れたフリをして
幻にうなずいて
'愛してる'って
言葉でごまかしてる

お願いさ もぅ 苦しめないで
この身體を 冷たい痛みが
しばり續ける夜が
叫び續けても
もうお前ここへ戾らないだろう
真っ赤に染まった 月が泣いてる

時が流れて 變わる街に
俺達は變わらないと
あの白い月に
追いつかれるまで走った
手垢のついた噓に塗れ
誰もが近道探す
胸を抉る この染みは
何の罪もないかな?
分け合う寂しさが
互いを探るように
'愛してる'って
君だけを信じたい

お願いさ もぅ 苦しまないで
夜の闇に 優しさが痛みに
君は笑っていてよ
叫び續けても
もう誰もここへ戾らないなら
せめて 自分を騙さないで
もぅ 苦しまないで
流れて行く 失うばかりの
日々に終わりを告げて
あの日 俺達の笑顏の
意味が少しずつ
流れて行く街 白い月の下


8.in the future

作詞:松岡充
作曲:豊田和貴

言い譯に押し流されて
何も感じる事もなく
ただ今日が終わる
部屋の隅
ホコリ被るあの日のプライド

集る日々追い掛けられた
悔しい淚も見せないように
ただ強がっては
バカみたいに信じてた
あの日の睨んだ未來に

通り行く街に佇む
少年が立ち止まった
ポケット 握りしめた明日を
獨りでどうする事もてきないままに

誰かれ持ってるものが
自分にない事が怖かった
手に入れたものは
何を見て何をくれた
確かに夢は生まれたはず

通り行く街に佇む
少年が步き出した
いつかの自分に重ねては
埋もれる背中をずっと見つめてる
何處に何があるなんて
教えてはやれないけど
何をすれば勝つなんて
たいした意味などないはずさ

そう今 こぼれた淚は
戾ちぬ日々ではなく
お決まりの明日でもなく
長い道の途中の通り雨
通り行く街に佇む
少年はもう見えない
ポケットには何もないげど
見えない未來は今も怖いけど

in the future in the future


9.星

作詞:松岡充
作曲:松岡充

驅け迂んだ秘密の小屋で
寂しさをただ持ち寄って
笑い飛ばすいつもの顏
怖いものはないと

見えないモノ見ようとして
俺達はただ強がった
ある日お前は俺だけに
「いつか誰かの 星になれ」

darling darling ねぇ本當は
愛されたいと いつも震えてた

そして 俺達はやがてそれぞれバスに乘り
窗から手を振った見えなくなるまで
別れ際お前が「忘れんな」と玄いた
胸の痛みが今も俺を支えてる

ずっと 轉げ落ちた日も
悔しい夜も 負けを認めた朝も
一緒だった だからすぐに笑えたんだ

弱い 心もいつか
お前の傍でなら 強がって走れた
探すふりして 見つけてた夜空の星

午前2時の真夜中に
秘密の小屋をノックした
すぐにドアが開いていつも
お前がいた 眠そうに

darling darling ねぇ本當は
夢を語るお前の台詞
あの日 とても寂しくて

今 時が過ぎてこの兩手ふさがって
お前の台詞も少し色褪せた
大人になったこと 苦笑いも上手く
お前が馬鹿にしてる顏が目に浮かぶ

ずっと 轉げ落ちた日も
悔しい夜も 負けを認めた朝も
一緒だった だからすぐに笑えたんだ

弱い 心もいつか
お前の傍でなら 強がって走れた
お前のいない 今も走り續けてるよ

いつかどこかで 葉わぬ約束
夜空の星が流れた


10.-Sen-

作詞:松岡充
作曲:松岡充

君と僕は 步いていたいだけ
君と僕は 忘れたくないだけ
君と僕は 確かめたいだけ
戰の痛みを 抱きしめて

誰も 否定などできる
はずなどなくて
誰も 奪うことなんて
出來ないはずさ
それでも僕らは
この手に銃を取る?

誰も 殘酷で弱い心に嘆き
誰も くり返す過ち
目を逸らしたくて
それでもいつかは
この手に統を取る?

それでも僕らは
泣きながら生まれた

君と僕は 步いていたいだけ
君と僕は 忘れたくないだけ
君と僕は 確かめたいだけ
いつかこの身が果てるまで