花束

Prague 花束歌詞
1.仇花

作詞:Yuta Suzuki
作曲:Prague

実を結ばないフラワー 儚い色彩だ
踏まれて汚れて それでも笑うフラワー

暗がりは嫌いだ 明かりを探した
嘆き合いも程々に 水を与えるんだ
実を結ぶと信じた

蝶が舞って 蜜を吸って 遠い街へ
羽ばたいて 見えなくなって

咲き乱れなくてもいい仇花と呼ばれてたって
散りゆくその日まで小さな花を誇って歌えばいいさ 聴かせるんだ

足元おぼつかないが 確かに芽吹いていた
簡単に枯れゆく中 守るべきものはなんだ

何度だって 地を這って
傷ついて 求めた答えはなんだ

その心咲かせるのは他の誰かじゃできなくて
乾ききっているのなら望みを吸わせればいいよ
実らすんだ 君のフラワー

蝶が舞って 蜜を吸って
遠い街へ 羽ばたいて
この匂いを 届けたくて

その心咲かせるのは他の誰かじゃできなくて
乾ききっているのなら望みを吸わせればいいよ
実らすんだ 君のフラワー
咲き乱れなくてもいい 仇花と呼ばれてたって
散りゆくその日まで小さな花を誇って歌えばいいさ 聴かせるんだ
実らせると 信じたくて


2.サーカスライフ

作詞:Yuta Suzuki
作曲:Prague

夕暮れ、小さな花火を合図に町が賑わいだした
頭上は光るライトの群れ 始まる僕らのサーカスが

嵐のような期待を笑っておどけろ

火の輪をくぐってく日常を裸足で突き抜けるんだ
見渡せば平然と広がる炎 冷静を演じろ踏み出せ足を

膨らんでった風船が彩る街を眺めてるだけなんて

錆び付いた階段を上るまえに震えても
君の舞台はここだけなんだよ
掴めるよ何度でも空中ブランコ手を伸ばそう
痛みも弱さも受け止めれば君のもの

何に悩んで何を恐れてるかわかるのはこの幕の向こうなんだって

錆び付いた階段を上るまえに震えても
舞台は君のため輝き始める
掴めるよ何度でも空中ブランコ手を伸ばそう
出来るさその手で受け止めれば君のもの


3.夢人

作詞:Yuta Suzuki
作曲:Prague

探し出せまだ遠くへは行ってない
幸せは近くに隠れてるの
形などないものだと人は言う
手探りの日々明け暮れる
焦らさないでよ

雲の上にあるのなら エレベーターに乗り込め
届きそうで 届かなくて歯痒くても
夢を描く空なら誰の上にだってあるものと
信じたくて 見てみたくてもがいてるの

誰かに笑われてもかまわない 私は夢人

草の根をかき分けていく一人
月明かりだけが頼りなだけに
泥だらけの靴を履いて
飴玉一つ頬ばってみる
虫の鳴き声がさらに孤独にさせる
寂しい夜の魔法にかけられて探してく遠くまでって朝が迫ってるよ

地球の裏にあるのなら 気球に乗って追いかけよう
怖くなって 焦らないで行けるから
凍えそうな夜なら誰かの愛にすがってみよう
辿り着いて 優しくなって返せたらな

いつでも帰る場所 捨てられないひ弱な夢人

まだ見つからないのなら手を取りあって探そう
分け合って 確かめ合って気づけるから
また探そうって思えたらな 間違えて へこんでも大丈夫だよ
幸せだって言えるから 私は単純な夢人


4.手に触れて

作詞:Yuta Suzuki
作曲:Prague

深い感情を語り合っても 雨の音に流されて
聞き返すのも野暮なのだと 風の音で誤魔化した

ふと気付いて 近付ける声

タッチした指先でも感じ合えるようだけど
君が見せる表情にほらまた考えさせられる
言い馴れた言葉にでも愛があるっちゃそうだけど
不器用な僕はまた天気のせいにしちゃうだろう

黙ってしまってた小さなことも 溜まってはすぐ零れてた
道行く人変わる季節も 知らぬ間に目を背けてた

君が待つから 焦らずにすむよ 大きく揺れてる 心を伝えよう

何となく転がしてたサイコロのような思いでも
自信無く見えるけど離さず大事にしたいんだよ
見慣れた風景でも優しさがあるって言うのなら
不器用な僕が見る景色を伝えてたくて 見せてみたくて からまわっても

見逃さぬように 聞き逃さぬように 集めたなら 誰かに渡そう

タッチした指先から確かめ合うものだと
君が見せる表情にほらまた考えさせられる
言い慣れた言葉にでも愛があるっちゃそうだけど
僕なりの言い方で景色を伝えてたくて 見せてみたくて からまわっても


5.ナイトフライト

作詞:Yuta Suzuki
作曲:Prague

目を閉じると落とされてく淡い世界
どんな願いも叶えられそうな世界

深い息と夢の中で 揺らいで 揺らいで

飛び立つのさ閉じた羽を広げて
深い谷も高い雲も見下ろして

霧の中で風吹かれて 揺らいでいたいよね

こだまする悲哀を漂う現実を広げたその手で振り払って
好奇心や発想を星空の向こうへ
届くように空を自由に飛んで行って
きっと月を手にしようと

いつからかそう見上げることに慣れて
思い出したんだ長い夢の続きを

高まる感情と溢れでる願望を
香り立つ花の気流に乗ってもっと上にと 手を伸ばしてみようと

羽ばたけるよ 流れ落ちた星を数えて
掴めるよ誰に邪魔されても また夢を見させて

上昇してる温度 壊して夜を
色付いてもっと 解き放て 加速してくように
もっと上にと 手を伸ばしてみようと

羽ばたけるよ 流れ落ちた星を数えて
掴めるよ誰に邪魔されても また夢を見させて