1.君という光
作詞:五郎川陸快
作曲:五郎川陸快
君は元気でやっているのかな?
気付けば 残りわずかのカレンダー もうすぐそっちに帰れそうだよ
逸る気持ちが先走りしていて
この風に乗り 君の街まで行けたなら なんて想像している
収まりきれなくて 待ちきれなくて
君への想いを今 この空に放つから
あぁ ずっと変わらない 君は僕の光 何処にいても僕を照らしている
それは太陽の様に いつもそこに居て
有りふれた日々を輝かせていく この日だまりの中で感じた
真っ直ぐ此処まで伸びる 嬉し愛し恋し 君という光
どこか静かな場所を歩きたい
あの田舎道 今もあるかな 二人の想い出の場所巡ろうか
何も特別な事はしなくとも
君の話をただ聞きたいな 僕は聞き手に徹するつもりだよ
重ならなかった互いの時間を取り戻すまで ずっと君の側にいるから
ねぇ いつも忘れないで 僕も君の光 何処にいても君を包んでいる
見えないけれど 温もり感じる様に
寂しさは君と僕の間なら それはきっと愛しさなんだよ
同じ気持ちで刻んでいく その小さな歴史を いつか愛と呼ぼうか
大切だと思う人がいる それだけで こんなにも世界は素晴らしい
あぁ 何度でも言うよ 君は僕の光 どんなに遠く離れていても
決して消える事の無い太陽の様
いつまでも僕を照らし続けてよ 有りふれた日々輝かせて
真っ直ぐ此処まで伸びる 嬉し愛し恋し 君という光
2.涙の足跡
作詞:五郎川陸快
作曲:五郎川陸快
心の奥 誰にも打ち明けられない事が増えていく
何も無いようで何かがあって 僕等の日々は心忙しい
できる限り 笑顔で過ごしていたい
辛い時にこそ 喜び笑うその大切さを学べるのだと思っているんだ
「明日は晴れ」とラジオからそっと誰かの声
目の前に広がる未来へ向かう 僕等は息切らして
急いで幸せになりたいけれども 夢に一つ 恋に一つ 躓きながら
強くなりたいと涙流した あの日があるから きっと今の僕がいる
歩む日々の中 無駄な事なんて何一つないと 涙の足跡が教えくれた
合わせ鏡みたいに人と人は繋がっている筈
だから 僕は君の痛みをわかりたいんだ 全部じゃなくても
僕は君で 君は僕だよ 独りじゃないよ
握り締めた手からこぼれ落ちた いつかの夢の欠片
もう戻れない日を悔やんでいないで 僕等はまだ長い長い道の途中
願いを叶えるのは誰かじゃない
いつでも僕等だから もっと自分の事信じてあげよう
迷う先 暗闇を照らせるのは 僕等が放てる 一筋の光
追いかけても問いかけても 答えが出なくって苦しい日は
風に心を委ねよう
目の前に広がる未来へ向かう 僕等は息切らして
急いで幸せになりたい想いは 夢を一つ 恋を一つ 形に変える
強くなりたいと涙流した あの日の僕等がきっと背中を押してくれる
歩む日々の中 無駄な事なんて何一つないと 涙の足跡が教えてくれる
3.優しい響き
作詞:Takayoshi Gorokawa
作曲:Takayoshi Gorokawa
夢を見た時の あの頃の気持ち
大切に風化させずしまっておけるかなぁ
なんとなく不安で 自信もなくして 近頃は何してもうまくいかなくて
でも今日が終わる頃 明日が出番待ちわびているように
良い事もきっと 息をひそめてる
どこまででも繋がっていく未来のどこかで
好きだと思える自分に出会えるだろうか
悲しみにも躓いても不器用に歩んでいくだけ
近道は無い 遠回りでもいい
似ても似つかない 自分の名前の由来を教え合い 君と笑った
素敵な名前だと 君が言うから この名前もっと素敵になったよ
一つ空の下で 僕等はわかり合える人を求めて
互いに無くした場所を探すように
どこまででも繋がっていく未来のどこかに
変わらず好きだと思える あなたがいるなら
それだけでも 心はそう 優しい気持ちになって
不思議なくらい 今を好きになれる
目を閉じて この世界感じたら
溢れていた 優しい響き
どこまででも繋がっていく未来のどこかで僕等は
笑える自分と出会えるだろうか
悲しみにも躓いても不器用に探していこう
響き合うように いつも君と 二人で
4.うたかたの僕等
作詞:五郎川陸快
作曲:五郎川陸快
あの頃は自由に憧れて 高い空を見上げていた
僕はいつもこの両手より あの鳥の様な羽を求めた
あなたと出会ってから 少しずつその気持ちが薄れていった
あなたに触れたり 繋ぐこの手の形が 今は愛おしいから
もう飛べなくてもかまわない いつまでも変わらずに
ただ あなたを抱きしめれる この両手があればそれでいい
好きな人にキスがしたくなる そんな不思議や
二人を繋いでいる形無きモノの正体を
いつかあなたと解き明かせたら
言葉より大切な こんなにも温かな
体の何処かで溢れる あなたへの想いを感じていた
幸せで怖くなって なんだか切なくなって
抱き寄せた小さい体 あなたを守りたいと思った
時の流れに浮かんでいる うたかたの僕等
理由さえも知らず逆らえず 流され消えてしまうけれども
時間は減っていくのかな?ただ積っていくのかな?
最初で最後の世界であなたに出会えた この奇跡
無理だってわかっていても 無駄だってわかっていても
あなたと過ごすこの時間が永遠に続く事願うよ
笑わずに聴いて欲しいんだ
5.クライ クレイ
作詞:五郎川陸快
作曲:五郎川陸快
悩む事にも嫌気がさして ベッドに倒れ込んだ
やりかけの仕事は行き詰まって このまま眠ってしまいたいけれど
現実が否応もなく押し寄せる 逃げ場など何処にも無い
思い通りにならないストーリー
まるで仕組まれたみたいだ 因果を追って 黒幕を暴け
闇に拳を叩き付けるように
流れは変えられるか? 狙い打つカウンター その先へ
未熟さを指摘された日には 苛立って愚痴を零してみたり
虚勢を張れば息苦しくて 改めれば傷ついていくプライド
心の声 選んだその答え 間違えだとしてもそれでいい
指をくわえて待っているだけじゃ
何も起こらないまま わからないままで
思いも寄らない僕等のストーリー
「今」が「いつか」に届く 点と点を自在に結べ
きっと 少しづつ靄は晴れていく
そんな鮮やかなイメージ 実像越えた想像を抱いて
「今」を捉えた その瞬間に
シナリオを変えるんだ 狙い打てカウンター その先へ
6.レース
作詞:五郎川陸快
作曲:五郎川陸快
赤裸々に自分書く事で さも偉大な事言っているような
気になっていたけれど 陽の目を見れぬ現状です
敬意と怒りを込めて歌う
まわりの批評は苦みを増して 日々僕を悩ませるんだ
「良薬は口に苦し」と言うけど 効かぬ薬もまた苦いな
レースのように 競走馬のように 見えないムチに脅え走る人生コース
負けるのは 悪い事だと 染み付いてる 変えられない人生ルール
今もどこからか聴こえる 「勝て」「勝て」「ほら」「勝て」
何故?
人に自慢できるような所など特にはなくて
最近「気が利くね」と言われ つまらぬ人と言われた気がした
レースの中 必死に走っても 知らないうちに追い抜かれる人生ケース
負けるのは 駄目な奴だと 決めつけられる 逆らえない人生ルール
今もどこからか笑い声 「見ろ、負け犬がいる」
「勝つ事だけが全てじゃないんだ」と フヌケな顔した善人さんは言う
それなら僕を楽にしてよ 負ける事 怖いよ 怖いよ
レースのように 僕等は競い合って
成功へのルーレット 回せ 日々は人生ゲーム
誰かと比べていないと 自分の価値も 幸せかどうかもわからない
何に勝って 何手にすりゃ 愛される人になれる?
何歌って 何伝えりゃ 愛してくれますか?
一度だけのレースなら 素晴らしいゴールなら
7.みちしるべ
作詞:Takayoshi Gorokawa
作曲:Takayoshi Gorokawa
もう少しで私の誕生日がやってくるけど ただ ローソクは増える
右へ左へ伸し掛かるモノの バランスの中で心は揺れる
争いは嫌いだが 心の中ではいつも 誰かにピストルを向けたりしてる
人をつき落としても上がりたい表彰台 何かが欲しくて 何かを目指して
誰もが現代にみちしるべを探している
生きるとはなんなんだろうか? 戦う事か 戦いを避ける事か
正しさとはなんなんだろうか? 間違わぬ事か 見失わぬ事でしょうか
また朝が来て 顔を洗えば私に終わりがあるなど水に流れる
悔しいくらいに かっこよくいたい 悔しいくらいに 良き人でいたい
涙で枯れて 笑顔で皺が増えて 愛しき人と 何かを背負い腰を丸くする
苦しいくらいに 幸せでいたい 苦しいくらいに 幸せにしたい
それでも それすら忘れる時がある
優しさとはなんなんだろうか? 許せる事か 許さぬ事でしょうか
愛するとはなんなんだろうか? 思いやるだけか 疑う心をも隠す事でしょうか
雨にもマケテ 風にもマケルけれども いつか私もみちしるす
生きるとはなんなんだろうか? 戦う事か 守り続ける事か
正しさとはなんなんだろうか? 踏み外さぬ事か
自分だけが失わぬことなのか
これから先歩む一歩が 死にゆく一歩でなく 生きゆく一歩であれ
これから先歌う言葉が 恥ずかしながらも 人の心を打つ様にと
それが私のみちしるべ
8.若草のとき
作詞:五郎川陸快
作曲:五郎川陸快
僕等にできる事は限られているのかな?
あれは出来なかったり ある人は出来たり
どれだけ願っても 叶わない事
信じたくないけれど 「違うよ」と歌いたいけど
甘い考えかな? でも「絶対」が無いなら
希望はきっとゼロじゃないよね?
明るい場所じゃないと どんな種も育たない
体の奥眠っている何かを 汗をかいて 声枯らして 呼んでみる
ねぇ 明日を予知して 全能を手に入れる そんな事有り得なくても
今日を欲張って ヘマしてもいいさ 「生きている」それは贅沢な時間
時代を皮肉る言葉 社会を嘲笑する声
溢れた世の中 誰が悪いでもない 宛名の無いメッセージ
夕暮れ みかん色に街が染められていくよ
帰る場所へ 人はそれぞれに歩き出す 僕は君に会いにいこう
ねぇ 今ここにいる人は 時が経てばいなくなって
街も人も変わっている そんな絵が目に浮かんだ
それは 何故だろう 愛しい事の様に思えた
駅のホーム 空がとても綺麗だ
芽生えて枯れてく 繰り返す羅列の 僕は何番目かに息吹く
終わり無き周旋を繋いで
ねぇ 自分だけが頑張れる 自分だけの今日が待っている
いつの日も いつの日も その事を忘れないで
少し急ぎ足 階段一段飛ばして
君が待つ場所へ そっと駆けてく
9.コンコルド
作詞:五郎川陸快
作曲:五郎川陸快
Wait 不確かなもの 確かめるみたいに 形変える雲に手を伸ばす
そう 人生のジプシー 根無し草は風に飛ばされて その姿を消した
僕は今 地球の一部になるよ 全て自分中心に回して
I will Fly away 誰にも自由があるって事を
Maybe 知っているんだ
Something moved me 欲望だって立派な希望
Anytime 思う我まま
起こせ 革命 示せ 己の存在を
四の五の言わずに この指止まれ
Way アンフェアな不文律を呑込んで 僕等は大人になっていくよ
ほうばって太った 不満体質です 尚もお腹が空くのです
I will be there 隠していた本当の自分からの
Mayday 微かな合図
I will come find you 偽る仮面は脱ぎ捨ててしまおう
Anytime 有る我ままで
構え 放て 迎え このモラトリアムに
狼煙を上げ いざ挑まんとす
スランプだって何の其の いつだってプラス思考でいこう
「綺麗事」だなんて冷めていないで 期待をしてみましょう
胸張って大袈裟に叫べ
I will Fly away 誰にも自信という名の羽が
Maybe 備わっている
Something moved me 今度はあの雲に届きそうだ
Anytime その心で
一人 瞳 光 映し出す世界で
またこの手を伸ばしてみる
10.真っ白な未来
作詞:五郎川陸快
作曲:五郎川陸快
少し暖かな風が吹いて 新しいカーテンを揺らした
眠り足りないまま 僕を運ぶ満員電車
慣れていく様に流れていく 日々は足早に
こんなに多くの人込みの中にいても
何故だろう 独りを感じて いつも君に逢いたくなるんだ
描いて 描いて 描いていた夢を 相変わらず 今も見ているよ
「頑張って」そう言って 見送ってくれた日の
大きく手を振る君の姿を 何度も思い返しながら 僕は夢を追っている
真夜中 人気のないコインランドリー ただぼんやり携帯眺めて
ため息一つ 君は起きているかな
そっちは連日雨が続くようだね
ニュースの天気予報は君の街を一番に見るんだ
強がって 強がって 寂しさ閉じ込めた
気付かない振りして 平気な顔をして
いつだって「大丈夫」そう言って笑ったら 君が安心すると思っていた
今 このつよがりも夜に溶けて 君の街に降るだろう
あの頃見ていた 真っ白な未来 なんの曇りも汚れも無くて
今はその真っ白な未来が不安で
描いて 描いて 描いていた夢を見せたいんだ 誰よりも君に
「頑張って」そう言って 見送ってくれた日の 大きく手を振る君の姿が
どんな時も負けない様にと 支えてくれているから 僕は描き続けるよ
11.エンドロール
12.ランドスケープ~旅の終わりに~
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