DIABOLOS

GACKT DIABOLOS歌詞
1.Misty


2.Farewell

作詞:Gackt.C
作曲:Gackt.C

渇いた心に舞い落ちた銀色の三日月は
月明かりのないこの夜に「一人でも歩いてゆける」と
アナタがくれたこの言葉に優しさと温もりを添えて
うつむく泣き顔の僕に微笑みを取り戻させる

悲しいときには瞳を閉じれば
僕の側にはアナタがいるから

涙は見せないと別れを告げて
いつも優しく微笑んでくれてた
その温もりは忘れないから

涙を流しても笑っているから
たとえこの先に道がなくても
この翼を広げてみせる

降り出した月の雫に消えてゆく大きな背中は
歩き続けることの意味をもう一度教えてくれる

振り返らずに歩いてゆけるさ
いつも側にはアナタがいるから

涙がもう二度とこぼれぬように
戻りはしないと決めたことだから
あの日に交わした約束だから

涙を浮かべてもこの雨が消してくれる
もし、もう一度出逢えた時には
アナタを超えたと伝えたいから


3.noesis

作詞:Gackt.C
作曲:Gackt.C

変わり果てた身を焦がして
チギレタ躯を優しく抱きしめる
瞳に映る月は色褪せ
「もう…戻れないよ」と泣きながら繰り返す
noesis…
変わらない世界に
許されることなくただ生きていくだけ

抱きしめて眠れるのなら安らぎを与えよう
永遠に醒めることのない静かな夢を
いつからか忘れていた温もりを求めて
いつまでも終わることのない闇を歩き続けるだけ

君は亡骸を抱きしめ
壊して消えた者と惑い合う
蒼く燃える炎を揺るがせ
「誰が…私を止められるの?」と繰り返す
noesis…
変わらない世界に
許されることなくただ消えていくだけ

偽りに縛られたなら安らぎを与えよう
この胸に刻まれ続く痛みの中で
還らない記憶だけが何よりも愛し過ぎて…

もう二度とその微笑みに触れることはない


4.Ash

作詞:Gackt.C
作曲:Gackt.C

風の中に舞う笑い合う声
煌めく夕日は未来への約束

月が映し出す君を見つけた
色褪せた時代の泡沫の夢

戻らない安らぎさえ何度も壊されてゆく
溢れる憎しみがこの空を焼き尽くして…

森のざわめきは優しい歌声
ほんの僅かの幸せな夢

凍える痛みにさえ優しさを覚えてゆく
すべてを消せるなら心さえもう要らない

ただ激しく燃えるこの躰でよければ
君のためにすべて捧げよう
この哀しみだけは決して忘れぬように
涙の痕をナイフで何度もなぞった

暁の空に浮かぶ陽炎
微笑む君が僕の側にいた


5.Metamorphoze~メタモルフォーゼ~

作詞:Gackt.C
作曲:Gackt.C

揺れる鼓動が僕を縛りつける
君の破片が深い闇に落ちた
逃げることさえ許されない世界で
君のことだけは守りたかったのに

今も… 今でも誰かの優しい言葉より
君の、君だけの唇にそっと触れたい

果てしないこの宙もいつかは終わりを告げる
この瞳に焼きついた君を忘れはしない

君の記憶がどんなに優しい言葉より
誰も消せない僕の痛みを消してくれる

今は、何度も君の名を叫び続けた

僕らは何度も過ちを繰り返すけれど
君との交わした約束だけは守りたい

今も… 今でも誰かの優しい言葉より
君をこの腕でもう一度抱きしめたい

今も君のため僕は戦い続けるよ
君ともう一度、笑い合えるその日まで


6.Dispar

作詞:Gackt.C
作曲:Gackt.C

嬉しそうに顔を見上げて舌を這わせながら
溢れ出した甘い蜜の中で蛇と戯れ

胸を振り乱して
指で弄んで
濡れた口を僕に突き出して

約束は熱い口づけに
快楽はもう止められない
引き裂いた躰を震わせ
抜け殻にサヨナラを告げて…

絡みついた蜘蛛の長い手足に抱かれながら
僕の上で喘ぎ苦しむことを求め続ける

激しく踊り狂え
悶え叫べばいい
炎に抱かれながら消えてゆけ

過ちは繰り返されても
心まで貪り尽くして
差し出した腕を抱き寄せて
色褪せた瞳を閉じた


7.Future

作詞:Gackt.C
作曲:Gackt.C

暗闇を強く照らす蒼い月
水面のざわめきは風の歌
消せはしない過ちを繰り返す私達の
足跡を見つめていた

伸ばした指先に触れるアナタの涙が
いつかは訪れる未来を紅く染めてゆく
「ささやかな一時が長く続きますように…」と
星に祈る私を壊れるほど抱きしめた

どれだけの哀しみを背負っても
いつの日か、報われる日が来るから

止まらない歯車に二人はただ引きずられ
気まぐれに過ぎてゆく時の流れは早すぎて
「もう戻れないのなら、アナタの手で殺して…」と
夜に叫ぶ私の瞳をただ見つめてた

鮮やかに散りながら別れの歌、捧げよう
眠りから覚めるときアナタの腕で目覚めたい
「もう一度アナタに会えますように…」と
星に祈る私を蒼い月は見つめてた

抱きしめて…
壊れるまで抱きしめて…


8.BLACK STONE

作詞:Gackt.C
作曲:Gackt.C

振り返ればほら当たり前になっていた君の笑顔が
いつの間にかほら優しい思い出になってしまった現実
目を閉じれば、今でも笑った君がいて
いつも、誰よりも勇気を僕にくれたこと
BLACK STONE

突然現れて、ふざけて馬鹿をやったりした
そんな何でもないことが
かけがえのない程の宝物になっていた あの日の現実
目を閉じれば、今でも笑った君がいて
いつも、傷ついた僕を癒してくれる
寂しい時も笑っているから
僕の側にはそう、君が
君がいるから

ただ寂しがり屋の君をいつも憎めなくて…
目を閉じれば、今でも笑った君がいて
いつかまた必ず逢えると信じているから
約束したから
BLACK STONE…


9.Storm

作詞:Gackt.C
作曲:Gackt.C

君の見上げたその先には一体何が映っていたの?
流れ消えてゆく雲のように冷たい風が君を連れてゆく

あの日のままの君を閉じこめた時計が鐘を鳴らし始める

時の流れは残酷すぎていつまでも僕を苦しめる
君が側で笑ってることが当たり前に思っていた…

この手を差し延べて祈り続けても触れることも出来ない君は
白い翼をそっと羽ばたかせ、ゆっくりと手を振り笑ってる

ふと気がつけば遠くに見上げた空が激しく哭いている

静かに微笑むそんな君を抱きしめてそっとキスした
そんな僅かな喜びでさえ二度と戻りはしないから

どれだけ時間が流れ過ぎても忘れることなんて出来ない
最後に見せたあの微笑みは僕の中で生き続ける
誰より君を愛したから


10.Road

作詞:Gackt.C
作曲:Gackt.C

君がいつの日かたどり着きたいと願ったあの日から
僕らは共に歩き始めた終わりなきこの道を

立ち止まりそうな時には僕が
君の手を掴み離さない…

涙は流さないで
優しく微笑んでいて

終わることのない僕らの旅は
誰にも邪魔させない
誰にも汚させない

君が求めてた世界が待ってるから

渇いた空に降り出した雨が僕らに語りかける
「生きとし生きるものにはすべて大きな意味がある」と

孤独に怯え泣きたいときは
命一杯、君を抱いてあげる
抱きしめてあげる

どれだけ傷ついても
すべてを失っても

そうさ、果てしない僕らの旅は
誰にも壊させない
誰も知ることもない

僕らが探してた世界へ旅立とう

もし僕が先に消えてしまっても
風になって君を守り続けてゆくから


11.届カナイ愛ト知ッテイタノニ抑エキレズニ愛シ続ケタ…

作詞:Gackt.C
作曲:Gackt.C

※届かない愛と知っているのに
抑えきれずに愛し続けた
もう一度この腕で抱きしめたい
君をずっと離さないから※

甘い夢のような君と過ごした日々を
失うことなんてないと思っていたけれど…
「君の瞳に映っているのは僕じゃないんだね」
うつむく君に何も言えなくて

(※くり返し)

少し照れながら優しく僕に触れた
木漏れ日に揺れる君は一夏の陽炎
君が残した温もりが今も胸を締め付ける
もう戻れないとそう言い聞かせて…
届かない愛と知っているのに
抑えきれずに愛し続けた
もう一度この場所で出逢えるなら
二度と君を離さないから

その微笑を決して忘れない
声が枯れるまで君の名を叫び続けた…

(※くり返し)

君をずっと離さないから