ワインドアップ

FoZZtone ワインドアップ歌詞
1.茶の花

作詞:渡會将士
作曲:渡會将士

茶の花 茶の花 茶の花が見頃
朝一の可愛いアナウンサーが言った
乾いてない 乾いてない この服も乾いてない
明日遅番だって昨日君は言ったっけ

ちきしょう、間に合わねーまた今日も
袖こそ振り合えど縁もない顔、顔、
なんかおかしくて お腹おかしくて
整腸乳酸菌飲料ばっかり飲んで
「効き目はいかほど?」
隣のちょっとイイ子が笑うよ

ところで君は知ってるかい?
茶の花って真っ白いんだぜ
「わたしお茶屋の娘なの」
あらそう、あらそう、
僕は今日知ったんだよ

カイワレ カイワレ カイワレを買ったよ
別に全然必要ないけど、
食にゆとりってやつを
ゆとりって言えば
円周率はπだか3だか3.14だかなんだか知らないけど
ルールはクルクル変わるし割り切れないものはスルーと解ってても
イライラをぶつける日々
カイワレ見詰めるキッチン
おまえを献立に反映できねぇ

ちきしょう、割に合わねーまた今日も
いい人達の質悪い優しさ
なんか可笑しくね頭オカシクね?
気が付いたら眉間ビキンビキンに固まっとるよ
「面白い顔ね」
隣のデスクのちょっとイイ子がまた笑うよ

ところで君は知ってるかい?
道徳は水物さ
「あたしどうにかやれてるわ」
あらそう、そうだね
僕はどうだろう

心で君は知ってるかい
愛したのはやるせなさも
暮らす日々こそ時の華
途次の今日じゃない
ところで君は知ってるかい
茶の花って綺麗だったなぁ
「咲く頃に 茶の花畑に連れてって」
とまでは
君は言わない
けれど
また笑った


2.ラナウェイ

作詞:渡會将士
作曲:渡會将士

じわり
足とアスファルトを
剥がしながら歩けば
じわり
その音ふたつ

どろり
心が割れた
置き処の無い君と
どろり
零れるように逃げた

甲州街道を下れば
星もハイウェイに喰われた
ラナウェイ 辿り着きたいのか?

俺は
逃げ延びたいよいつだって
破滅を愛さないでいて
傷つきたいような気分は
きっと忘れてしまうだろう

明けない夜は無いなんて
悲しみ続かないなんて
君ががっかりするくらい
希望ばっかりらしいんだよ

ラナウェイ 今を脱走か?
ラナウェイ 明日へ疾走か?

だらり
指と指なら
固く結ぶわけでなく
だらり
互いにまかせ

ふたり
まだ歩けそうな
もうひとつ先のロイホ
ふたり
そこで休もうか

眺める為だけのコーラ
ただ待つ為だけのオーダー
ラナウェイ 眠ってもいいよ

俺は
逃げ延びたいよいつだって
破滅を愛さないでいて
机の下で爪先が
触れているのが解るだろう

普通じゃないのさ世界が
誰もいないのさベターは
白けるくらいに未来は
希望ばっかりらしいんだよ

明けない夜は無いなんて
悲しみ続かないなんて
ラナウェイ 今を脱走か?
ラナウェイ 明日へ疾走か?


3.feelin' like a rolling stone

作詞:渡會将士
作曲:菅野信昭

ベランダに棚引くシーツを
電柱は短い影を 落とせ
道の学生の頬に北風を
青春にはトラウマを

メイビーアイラビュー
心は何度も裏返る
削られ、消えるだろう
feelin' like a rolling stone
feelin' like a rolling stone

車にダサいエアロパーツを
兄貴の部屋で名盤を 盗み聴け
枯れた枝の透き間に光を
退屈というドラマを

メイビーアイラビュー
心は何度も裏返る
削られ、消えるだろう
feelin' like a rolling stone
feelin' like a

rolling stone

君を何度も見つけ出す
君を何度も見つけ出す
また光ったように見えた
また光ったよな

rolling stone


4.U.C.

作詞:渡會将士
作曲:竹尾典明

パーティー続く 僕ぁもう帰ろうよ
マリブ香る フロアーはラメラメ
指 グラス 刻む
君 リズム 拙く

※so let's dance
良い夜な とても良い夜な
あぁ 熟(こな)れず踊れ
言葉はヤボなだけの嘘
ダンスナイトフィーバーブルー
ソースウィーティー※

君のパーティーデビュー
(come together)

(※くり返し)


5.The World Is Mine

作詞:渡會将士
作曲:渡會将士

アルミニウムを噛みしめるんだ
飛び散る波の花 念動力!
名物ババアが必死に叫んでる
新学期の怪人

クラス中がブツクサ言うんだ
いっそ独りになればいいのに 見つめろ!
先生むしろ裸見して
放送委員はテクノで戦う

エセ占い師と洗脳家族
僕はシェルターを出れない
君の無事を祈って放つ
怪電波!! O.S. O.S.

開かれる暴かれる魂
呼び続けるよ
苦しくて苦しくて仕方ないんだろ
秘密の道を潜り
その先の国へ

狂い咲きの桜の合図で
きっと始まるんだぜ
最後の転校生現る、
副業はグラビアクイーン
マドンナがその目聡いソナーで
全てを感知しているかのように見えるが
それは心が読めてる訳じゃない

tick-tack・tick-tack・boon-bomb
tick-tack・tick-tack・boooooom!!
世界は大きな地雷だってさ
ヤツらがそれを狙ってるとゆう
吹き荒れろ崇高な妄想波

君の感度は素晴らしいから
きっと傷つくだろう
必ず助け出すとゆう
怪電波!! オーエス!? オーエス!?

開かれる暴かれる魂
呼び続けるよ
苦しくて苦しくて仕方ないんだろ
包まれて 包まれていろよな
君はずっと
優しくて 優しくて構わないんだよ

その妄想を抱いて行け!!

the world is mine!!!!
the world is mine!!!!


6.暮らそうよ

作詞:渡會将士
作曲:竹尾典明

class law
前のヤツのTシャツに
class hero
No Futureってなんだ?
暮らす籠
指に埋まった鉛筆をじっと見る

好きではないけどメタルなら
お昼休み スピーカーから事件
おこせそうだなぁ

暮らす 苦労
深夜のデスクで惰眠貪ってたら
濡らす 頬 あれ?
98年の夢
フラストレイションは
解消したか解らんが清々しい

「甘い卵焼き好きじゃない」を
言えないくらい出会ったばかり
欲張りが未来を語る
ニヤけそう
多少 ズル賢くなって
なんて健全な僕だ

暮らすのは
繰り返しの様だが
廻れど何一つ同じでは無い朝へ
暮らすのは
気が気じゃないのさ
ウチのオフィスにイイ子が入ったのは
君にオフレコな話

暮らそうよ
もう暫くこの街で…

暮らす home
指に埋まった鉛筆をじっと見る