霹靂

BRAHMAN 霹靂歌詞
1.賽の河原

作詞:TOSHI-LOW
作曲:BRAHMAN

叫んで揺れた仙境に潜む
限りない憎悪
耐えて耐えた犠牲の裏
形ない業

重ねた回向の塔崩す
ねだる梢と賽の河原
揺るいだ決意はどこに
揺れて 鳴り響く

世界の沈む姿を見つめる
一切の空
一つ二つ三つ四つ数えて受ける
無限の罰

砕けた自儘の死を告げる
毎に積み出す始めから
えぐれた爪痕胸に
再び ここに立つ

現今刻む 裏切る常に
困難さえ 裏切る言葉
根も葉もない 裏切る自身
絵空事 裏切らず

重ねた回向の塔崩す
ねだる梢と賽の河原
揺るいだ決意はどこに
揺れて ここに立つ


2.最終章

作詞:TOSHI-LOW
作曲:BRAHMAN

抱えた両手の中の
慰めの嘘ばかり
数えては行き詰まる
ずる賢い過去も背に

未だ見ぬ世界の果てに
一片の現実を
投げ出した劇の途中
終えるには早すぎた

偶然の呼び覚ました
運命を眺めやって

探した答えに揺れる
痩せ枯れた顔見えず
すれ違い手放した
鈴生りの夢模様

あざとい心を隠し
こじれたこの手を取って
もう一度旅に出よう
二度とはもう戻らない

最終の章を開けた
後悔を叩き割って
解けて 解ける
走り去って行く前に

偶然の踏み外した
運命を摘み取って
最終の地に向かう
後悔を共に連れて

偶然の運命よ
走り去って行く前に


3.霹靂

作詞:TOSHI-LOW
作曲:BRAHMAN

ほんの小さく声を張り
ここはどこかと尋ねてた
言うに耐えない結末は
晴れたこの日も奪うよう

息も静かに横たえて
届き視線を交わすように
いずれ世界の幕降りる
今日も手前と笑い出す

永劫 過去も その先の
泉に写る水のよう
細波砕けて息も逝く

当たり前に浮かんで
当たり前に消えてく

水の浮かんだ笹の船
波に溶けていく砂の城
すくい出せない掌の
次もおそらくその中で

霞む中で誰もが
風に跡を託して

さあ

わずか残る
わずか注げ

当たり前に
夜は明けて