1830m

AKB48 1830m歌詞
1.ファースト・ラビット

作詞:秋元康
作曲:楊慶豪

ある日 森の中で
見つけた
どこかへ続く
洞穴(ほらあな)を…
まわりの友は
その暗闇を
ただ覗くだけで
動かない

なぜだか
ドキドキして来て
僕は一番目に
走る

傷つくこと
恐れはしない
何があっても
怯まずに
自分の夢を探しに行く
最初のうさぎになろう

まだ見てない世界を
偉そうに
語っているより
泥をはねろ!
孤独な夜も
星を味方に
自分の足跡
残すんだ

どんなに
不安になっても
僕は誰よりも
走る

傷つくたび
大人になるよ
涙流して
胸傷めて
それでも夢をあきらめない
最初のうさぎになろう

誰も
赤い血を流して
生きてることを
実感するんだ
命を無駄にするな

傷つくこと
恐れはしない
何があっても
怯まずに
自分の夢を探しに行く
たとえ 何が行く手を阻もうとしたって
傷つくたび
大人になるよ
涙流して
胸傷めて
それでも夢をあきらめない
最初のうさぎになろう


2.黄金センター

作詞:秋元康
作曲:飯田建彦

センター行くぜ〜!!

こんなに大勢 女の子がいる中で
真っ先に私に目をつけるなんて
わかっているね

ステージ 混雑してるけど
みんな 振り切って ごぼう抜きで
選抜への道!

目指せ!センター(センター)
立ち位置0(ゼロ)へと タイガー(タイガー)
スポットライト 一番似合うのは
私でしょう?
目指せ!センター(センター)
チームに入ったら ファイヤー(ファイヤー)
こんな場所で満足してられない
あなたの応援次第

上にはまだまだ 固定の神 厚い壁
若さは伸びしろ 磨けば光る
待っていやがれ!

ずっと 夢見てたAKB
ちょっと ライバルを蹴落とさなきゃ
格差上等!

いつか センター(センター)
総選挙1位! サイバー(サイバー)
ミュージックビデオ いっぱい映るのは
私でしょう?
いつか センター(センター)
テレビにも出たいよ ファイバー(ファイバー)
先物買い 期待裏切らないよ
あなたの一推しヨロシク!

後列で踊っている私を
目撃すりゃ レアもの

目指せ!センター(センター)
立ち位置0(ゼロ)へと ダイバー(ダイバー)
生写真とか トレードをしてみりゃ
一番人気
目指せ!センター(センター)
握手してください バイバー(バイバー)
劇場盤 私は宣言する
あなたの推しでジャージャー


3.ミニスカートの妖精

作詞:秋元康
作曲:フジノタカフミ

望遠鏡 そっと覗いた夜空に
ビーズのような星の光よ
瞬く度に キラキラ眩しくて
ため息が出て来ちゃう

いつか 私も
宇宙の片隅で
誰より輝く日まで
このステージで踊る

ミニスカートで
妖精に変身して
オーディションを
受けてみよう
レッスンを頑張って
ミニスカートで
妖精に変身して
合格できたら
NEXT STAR

見上げれば こんな多くの星が
輝くことを待っているけど
その中でたったひとつの星に
私はなりたいの

奇跡のような
シンデレラストーリー
誰かにスカウトされて
デビューする夢見てた

ミニスカートで
憧れのアイドルに
つらいことが
あったとしても
絶対にあきらめない
ミニスカートで
憧れのアイドルに
歌って 踊るわ
NEXT STAR

ミニスカートで
妖精に変身して
オーディションを
受けてみよう
レッスンを頑張って
ミニスカートで
妖精に変身して
合格できたら
NEXT STAR


4.上からマリコ

作詞:秋元康
作曲:川浦正大

年上の君は
自由奔放で
次の行動が
僕にも読めない

人混みの中
急に振り向いて
君は(僕に)キスを
せがんだ

上からマリコ
サディスティックな奴め!
愛の踏み絵みたい
無茶ぶり
何でいきなり?
何で目を閉じる?
君は本気なのか?
Jokeなのか?

歳の差はスリル
まるで観覧車
心 揺らされて
ドキッとするんだ

躊躇(ためら)ってたら
僕を煽るように
君が(そっと)言った
「意気地なし!」

おねだりマリコ
わがままな奴め!
愛を試すような
仕打ち
何で今なの?
何でこの場所で?
君は本気なのか?
Babyか?

シャイなくせして
いたずらっぽく
唇 尖らせる

上からマリコ
サディスティックな奴め!
愛の踏み絵みたい
無茶ぶり
何でいきなり?
何で目を閉じる?
君は本気なのか?
Jokeなのか?

年上の(年上の)
君なのに(君なのに)
誰よりも(誰よりも)
可愛く思える
年上の(年上の)
君なのに(君なのに)
いつだって(いつだって)
僕にはティーンエージャー


5.アンチ

作詞:秋元康
作曲:ツキダタダシ

輝いたゴールまで
いくつの坂があるの?
頑張って登ってるけど
夢は遠い
憧れのあの丘は
ここから見えているのに
狭く険しい道 まだ続くよ

絶対にあきらめない
そう誓ったあの日
雨や風に打たれ
不安は広がって行く

アンチが生まれて(きっと)
スターは育つ(いつか)
厳しい声に(泣いて)
眠れない夜もあった
アンチが生まれて(きっと)
人気が上がる(やがて)
愛の鞭だと(泣くな)
ずっと そう思って来た
Ah- 私のことをいじめないで

どれくらい傷つけば
強くなれるのでしょう?
逆風も力になると教えられた
初めから自信なんてなかった
私の未来
弱音 吐きながら 立ち向かった

そのダイヤの原石は
ホントに光るのか?
ただの小石なのか?
そうよ 私もわからなくなる

アンチのおかげで(今は)
自分を知った(感謝)
見えない背中を(そっと)
手鏡で見るように…
アンチのおかげで(今は)
驕ることなく(気づく)
耳傾けて(ちゃんと)
明日(あす)のために生かしたい
Ah- 私にとって怖く優しい

叩かれても
無視されても
見返す
その日まで
Oh!

アンチが生まれて(きっと)
スターは育つ(いつか)
厳しい声に(泣いて)
眠れない夜もあった
アンチが生まれて(きっと)
人気が上がる(やがて)
愛の鞭だと(泣くな)
ずっと そう思って来た

アンチのおかげで(今は)
自分を知った(感謝)
見えない背中を(そっと)
手鏡で見るように…
アンチのおかげで(今は)
驕ることなく(気づく)
耳傾けて(ちゃんと)
明日のために生かしたい
Ah- 私にとって怖く優しい


6.檸檬の年頃

作詞:秋元康
作曲:すみだしんや

教室の窓辺は 陽射しの砂時計
あなたを待っている時間が影になる
グラウンドを走るユニフォーム姿を
カーテンに隠れて 切なく眺めてた

青い檸檬 ひとつ
掌で包んで
あげたいの
そう 私のすべて
青い檸檬 そっと
若すぎる果実は
もどかしい この年頃

寂しげなチャイムが ボールを止めた時
あなたが一瞬だけ こっちを見たようで…
ときめきの鼓動に気づかれたくなくて
窓辺から離れた 夕陽の片想い

恋は檸檬みたい
まっすぐに行けない
遠まわり
ほら 歪(いびつ)なかたち
恋は檸檬みたい
甘酸っぱい香りは
不器用な この年頃

「ずっと 好きでした。
でも、言えませんでした。」

「教室の窓から 見てました。
グラウンドを走るあなたを
目で追っていました。」

「時々、あなたがこっちを見るようで、
その度に、私はカーテンに隠れていました。」

「練習に疲れたあなたに、
いつかあげようと思って、
私の掌の中には、いつも、まだ、青い檸檬がありました。」

青い檸檬 ひとつ
掌で包んで
あげたいの
そう 私のすべて
青い檸檬 そっと
若すぎる果実は
もどかしい この年頃


7.恋愛総選挙

YM7(AKB48)
作詞:秋元康
作曲:平野友義

学校中の
男の子たちが
何か 企んでる
グラウンドとか
教室とかで
ニヤニヤして…怪しい

小さなメモ
集めてる一人から
聞き出した

恋愛総選挙
誰とつき合いたいか
投票なんて
女の子の中で
一番 人気なのは
きっとあのコ…

冗談じゃない
実行委員
吊るし上げて…クレーム

でもホントは
興味ある
私 何位くらいかな?

恋愛総選挙
誰に恋しているか
無記名なんて
男の子だったら
ちゃんと目を見ながら
告りなさい

女の子たちも
全員 集合
こうなったら
うちらもやろうよ

恋愛総選挙
誰が1位なんだろう?
はっきりさせよう

恋愛総選挙
誰とつき合いたいか
ガチで行こう
男の子の中で
一番 人気なのは
きっと あいつ


8.野菜占い

作詞:秋元康
作曲:TANATONOTE

トマト キャベツ ニンジン
赤ピーマン たまねぎと
なすに ほうほうれん草
ブロッコリー
かぼちゃ セロリ だいこん
ビート クレソン
小松菜 レタス アスパラ

人は誰でも
野菜に似てるよ
じっと よく見てごらん
好きなあの娘(こ)も
ほらね だんだん
野菜に見えるよ

性格も
トマトっぽいとか
典型的キャベツ型とか
ちょっとだけ
ニンジンが
入ってるねなんて…

パセリ 紫いも
プチヴェール モロヘイヤ
紫キャベツと
チンゲンサイ
ごぼう ケール はくさい
よもぎ グリーンピース
しょうがに 赤しそ あしたば

僕はどういう
野菜なんだろう?
鏡 見ながら思う
わりとイケてる
野菜じゃないか
自惚れたまねぎ

相性も
なすは苦手とか
ほうれん草とは合わないとか
何となく
赤ピーマン
食わず嫌いなんて…

占いじゃ
かぼちゃ 最悪とか
ブロッコリー ラブラブとか
小松菜も
セロリとは
三角関係

トマト キャベツ ニンジン
赤ピーマン たまねぎと
なすに ほうほうれん草
ブロッコリー
かぼちゃ セロリ だいこん
ビート クレソン
小松菜 レタス アスパラ

どんな野菜だって
そう長所があるんだよ
見た目 悪くても
気づいて欲しい
君が野菜ならば
ジュースにして
すべてを
飲んでしまいたい

LA LA LA LA LA…
LA LA LA LA LA…


9.Everyday、カチューシャ

作詞:秋元康
作曲:井上ヨシマサ

太陽が
昨日より
眩しく照りつけ始めたら
真っ白な
Tシャツに
今すぐ着替えて
君を誘いたい
海沿いの
国道を
まだまだ
空いてるバスに乗り
潮風を
追いかけて
誰よりも早く
夏を探すんだ

心の隣で
同じ景色見ながら
何年間も
僕たちは
友達のままさ

カチューシャ 外しながら
君がふいに振り返って
風の中で微笑むだけで
なぜか何も言えなくなるよ
こんな想っているのに…
カチューシャ 外しながら
長い髪をほどくように
いつのまにか大人になって
僕の手には届かないくらい
もっと 好きになるよ
Everyday, Everyday, Everyday
カチューシャガール

砂浜は
君に似て
思い通りに歩けないよ
寄せる波
避(よ)ける度
2人の足跡
消されてしまった

確かなものなど
何も欲しくはないよ
無邪気な君と
来年も
海に来られたら…

カチューシャしてる君に
僕は 長い恋愛中
同じクラス 出会った日から
きれいになった今日まで ずっと…
季節 何度巡っても…
カチューシャしてる君に
誰も 誰も 敵わないよ
世界中で一番似合う
髪を留めた天使の輪っか

永遠(とわ)に
変わらないで

君が好きだ
言葉にできないよ
君が好きだ
僕のこの気持ち
君が好きだ
小麦色に灼けるように…
恋はきっと
いつか気づくものさ
Everyday, Everyday, Everyday
カチューシャガール


10.走れ!ペンギン

作詞:秋元康
作曲:織田哲郎

あなたのことを
一番先に
好きになったのは
私よ
だけど何人も
ライバルと知って
言い出せなくなってしまった

仲のいい友達と
競い合うなんて苦手
告白しない
気まずくなるなら
群れの中から
見ていたい

走れ!ペンギン
そこにいても
だめじゃないか!
好きなんだろ?
走れ!ペンギン
動かなくちゃ
始まらない
前に出ろよ
走れ!ペンギン
そこにいたって
恋を手にするのは
一等賞だけ
センターを目指すんだ

誰かのことを
押しのけてまで
あなたのところへ
行けない
みんなと同じ
スタートラインで
ドキドキできたら
それでいい

地上では
夢を見て
ずっと立っているなんて
泳ぎもするし
歩きもするけど
走り出すことは
やめてる

飛べよ!ペンギン
可能性を
思い出せよ
あきらめるな
飛べよ!ペンギン
自分のこと
信じなくちゃ
もったいない
飛べよ!ペンギン
忘れたのか?
遠い昔の君は
走ってたんだ
空だって飛べただろう

走れ!ペンギン
そこにいても
だめじゃないか!
好きなんだろ?
走れ!ペンギン
動かなくちゃ
始まらない
前に出ろよ
走れ!ペンギン
そこにいたって
恋を手にするのは
一等賞だけ
センターを目指すんだ


11.ロマンスかくれんぼ

作詞:秋元康
作曲:佐藤準

夕暮れ 帰り道
街が赤く染まる
そよ風が通り過ぎて
揺れる影法師

誰にも言えない
私の初恋
そっと 日記に書いた
頭文字

好きなんです
心の中に
ロマンスを
しまったままで
あなたに会うと
苦しくて
泣きたくなる
かくれんぼ

神社の境内に
蝉の声が響く
色褪せた低い空に
光る一番星

小さな秘密が
大きくなってく
昨日 夢に出て来た
片想い

ごめんなさい
普通の顔で
ときめきを
隠したままで
見つからぬように
自分にも
嘘ついてる
かくれんぼ

「もう〜いいかい?
まあだだよ
もう〜いいかい?
まあだだよ
私の恋は
ずっと 隠れたままでした」

好きなんです
心の中に
ロマンスを
しまったままで
あなたに会うと
苦しくて
泣きたくなる
かくれんぼ


12.蕾たち

Team 4+研究生(AKB48)
作詞:秋元康
作曲:伊藤心太郎

あなたに咲かせて欲しい
大きな夢の蕾(つぼみ)
雨風に打たれてもへこたれたりしないよ
大地に根を張って待つから
いつかください 太陽を…
WOW WOW YEAH!
WOW WOW YEAH!

汗と涙を流し
誰よりも努力して頑張って来た
私に出来ることは
何事も全力でやり抜くこと

まわりの蕾はそろそろ
いくつかほころび始め
期待されてるよ(未来を)

名前を覚えて欲しい
植物図鑑の中
有名じゃないけど
こういう花もあるって…
気づいてくれるだけでもいい
陽が当たるように こっちを見て…
WOW WOW YEAH!
WOW WOW YEAH!

季節の順番だと
神様は教えてはくれているけど
ホントに咲くのかなって
少しだけ焦ったり不安になる

自分の力の限界
誰かが見守ってること
応援は勇気(ありがとう)

あなたに咲かせて欲しい
大きな夢の蕾
雨風に打たれてもへこたれたりしないよ
大地に根を張って待つから
いつかください 太陽を…
WOW WOW YEAH!
WOW WOW

名前を覚えて欲しい
植物図鑑の中
有名じゃないけど
こういう花もあるって…
気づいてくれるだけでもいい
陽が当たるように こっちを見て…
WOW WOW YEAH!
WOW WOW YEAH!


13.ユングやフロイトの場合

スペシャルガールズC(AKB48)
作詞:秋元康
作曲:酒井康男

君の夢を見たよ
胸がどきどきした
どこか知らない場所で
手を振ってたんだ
やけにご機嫌で
僕の方に向かって
風の中
大声で叫んだのに
聴こえなかった

愛は(愛は)
いつも(いつも)
騙し絵(騙し絵)みたい
それがどんな
抽象的なものだとしても
僕の本心らしい

ユングやフロイトが恋した時
どんなどんな夢を見ていたのだろう
心の底に沈んでる本当の気持ちは
誰もわからないよ 僕も…

君を見てたくて
ずっとそばにいたくて
瞳をつむったままで
夢から覚めたくなかった

愛は(愛は)
青く(青く)
晴れ渡る(晴れ渡る)矛盾
そこに僕の深層心理が顕(あら)われると
何かの本に書かれてた

ユングやフロイトは自分の夢を
どんなどんな風に分析したのか?
鏡の中に映ってるもう一人の自分と
向かい合っていたのか? じっと…

ユングやフロイトが恋した時
どんなどんな夢を見ていたのだろう
誰かを好きになった時 普通に夢を見て
どきどきしてた気がする きっと

夢は語る


14.フライングゲット

作詞:秋元康
作曲:すみだしんや

Na Na Na Na Na Na Na Na Na
Na Na Na Na Na Na Na Na Na
Na Na Na Na Na Na Na Na Na
Na Na Na Na Na Na Na Na Na

ギラギラッ 容赦ない太陽が
強火で照りつけるon the beach
自惚れ温度は急上昇
落ち着かないのは真夏の性(さが)だね

2人 目が合えば
なぜか逸らすのに
僕を またすぐ見る
君って もしかしてもしかして

フライングゲット
僕は一足先に
君の気持ち
今すぐ手に入れようか
フライングゲット
何か言われる前に
心の内 ビビッと
感じるままに
誰といても(誰といても)
微笑み方で(微笑み方で)
君が僕に恋を恋をしてるのは鉄板
フライングゲット
だから 誰より早く
君のハートのすべて 僕のもの
好きだからラブ・フラゲ!

クラクラッ 動揺した純情で
砂浜 チラ見してたビキニ
告白ウェルカムさ おいで!
素直にならなきゃ楽しくないぜ!

その目 誘ってる
僕に来てくれと
それが妄想としても
声を掛けてみなきゃ始まらない

フライングゲット
君に空振りしても
当たってくだけろ
あるある 男じゃないか?
フライングゲット
いつも やるだけやるさ
黙ってみてても 恋は売り切れるよ
勇み足でも(勇み足でも)
一番乗りで(一番乗りで)
僕が君にゾッコンゾッコンなのは無双
フライングゲット
予約 待ってるような
まわりの男たちを出し抜いて
得意げにラブ・フラゲ!

フライングゲット
僕は一足先に
君の気持ち
今すぐ手に入れようか
フライングゲット
何か言われる前に
心の内 ビビッと
感じるままに
誰といても(誰といても)
微笑み方で(微笑み方で)
君が僕に恋を恋をしてるのは鉄板
フライングゲット
だから 誰より早く
君のハートのすべて 僕のもの
好きだからラブ・フラゲ!

Na Na Na Na Na Na Na Na Na
Na Na Na Na Na Na Na Na Na
Na Na Na Na Na Na Na Na Na
Na Na Na Na Na Na Na Na Na


15.風は吹いている

作詞:秋元康
作曲:河原嶺旭

この変わり果てた
大地の空白に
言葉を失って
立ち尽くしていた
何から先に
手をつければいい?
絶望の中に
光を探す

どこかに
神がいるなら
もう一度
新しい世界を
この地に拓かせてくれ

それでも未来へ
風は吹いている
頬に感じる
いのち生命の息吹
それでも私は
強く生きて行く
さあ たったひとつ
レンガを積むことから始めようか?

記憶の傷口は
瘡蓋(かさぶた)になって
痛みの中に
やさしさを生むんだ
誰から先に
抱きしめればいい?
ぬくもりの中で
夢を語ろう

溢れた
涙の分だけ
何かを
背負わせて欲しいよ
傍観者にはならない

それでも未来へ
愛は続いてる
人と人とが
求め合っている
それでも私は
一歩 歩き出す
そこに忘れられた
希望を拾って
始めようか?

それでも未来へ
風は吹いている
瞳 閉じれば
感じるはずさ
確かに未来へ
風は吹いている
すべて失って
途方に暮れても
確かに私は
ここに存在する
前を塞いでる
瓦礫をどかして
今を生きる

もしも風が
止んでしまっても
風が消えた
世界はないんだ
どんな時も
呼吸をしてるように
今日という日が
そう つらい一日でも…

できることを
始めようか?


16.桜の木になろう

作詞:秋元康
作曲:横健介

春色の空の下を
君は一人で歩き始めるんだ
いつか見た夢のように
描いて来た長い道

制服と過ぎた日々を
今日の思い出にしまい込んで
新しく生まれ変わる
その背中を見守ってる

不安そうに振り向く
君が無理に微笑んだ時
頬に落ちた涙は
大人になるための
ピリオド

永遠の桜の木になろう
そう僕はここから動かないよ
もし君が心の道に迷っても
愛の場所がわかるように立っている

教室の日向の中
クラスメイトと語った未来は
今 君が歩き出した
その一歩目の先にある

満開の季節だけを
君は懐かしんでいてはいけない
木枯らしに震えていた
冬を越えて花が咲く

誰もいない校庭
時に一人 帰っておいで
卒業したあの日の
輝いている君に
会えるよ

永遠の桜の木になろう
スタートの目印になるように
花びらのすべてが散っていても
枝が両手広げながら待っている

誰もみな 胸に押し花のような
決心をどこかに忘れている
思い出して
桜が咲く季節に
僕のことを…
一本の木を…

永遠の桜の木になろう
そう僕はここから動かないよ
もし君が心の道に迷っても
愛の場所がわかるように立っている


17.GIVE ME FIVE!

作詞:秋元康
作曲:笹渕大介

桜の歌が街に流れ
あっと言う間だった別れの日
校舎の壁のその片隅
みんなでこっそり寄せ書きした

制服は
もう脱ぐんだ
春の風に吹かれながら
どんな花も
やがては散って
新しい夢を見る

友よ
思い出より
輝いてる
明日(あす)を信じよう
そう 卒業とは
出口じゃなく
入り口だろう
友よ
それぞれの道
進むだけだ
サヨナラを言うな
また すぐに会える
だから 今は
ハイタッチしよう

何枚 写真を撮ってみても
大事だったものは残せない
ケンカして口きいてなかった
あいつとなぜか肩を組んでた

まだ誰も
帰らなくて
教室が狭く見えるよ
名残惜しい
時間の先に
僕らの未来がある


堪(こら)えるより
生まれてから
一番 泣いてみよう
そう つらいことは
まだまだある
慣れておこうぜ

ぐしゃぐしゃの顔
見せ合ったら
何でも話せるね
一生の親友だ
忘れるなよ
ハイタッチしよう

友よ
思い出より
輝いてる
明日(あす)を信じよう
そう 卒業とは
出口じゃなく
入り口だろう
友よ
巡り逢えて
最高だった
青春の日々に
まだ 言えなかった
ありがとうを
ハイタッチで…


18.Hate

Team A(AKB48)
作詞:秋元康
作曲:小形誠

Lie…

Don't you mind me!

Lie…

あなたの目を見れば
嘘だってわかるわ
何か言いたげで…
Oh !
やさしい言葉って
余計に傷つくよね
なんか なんか なんか
ムカついた
愛してるとか
愛されるとかは
あやふやすぎて
振り回される

今すぐに
憎めたら
後を引かないのに…
終わった恋なんか
中指立てて
舌を出して別れましょう
出会わなきゃよかったなんて…
I hate you!

Lie…

私が黙ったら
抱きしめるつもりね
言い訳しないで…
Oh !
キスくらいするだけじゃ
怒りは治まらない
だって だって だって
馬鹿みたい
ジェラシーだとか
独り占めとかは
都合よすぎて
無視したくなる

そのすべて
嫌えたら
すぐに背中向ける
10まで数えて
部屋から出て行く
胸に溜まった愛を捨てよう
今度こそは本気だからね
I hate you!

思いっきり
憎めたら
後を引かないのに…
よくある気まぐれに
傷つけられて
まさか ここじゃ泣くわけない
弱みなんか見せられないよ
I love you!

Lie…

Don't you mind me!

Lie…


19.プラスティックの唇

篠田麻里子(AKB48)
作詞:秋元康
作曲:津波幸平

本気で恋したら
疲れるだけよ
馬鹿馬鹿しい
そう 感情に任せると
目隠しされて
心 どこか ぶつける

生きてない花は
枯れることなく
ずっと そこに咲いていられる
悪い虫も寄り付かない
永遠を手に入れた

プラスティックの唇
あなたに差し出しましょう
愛しさは低体温 ん ん ん ん ん ん ん
何かちょっと違うような感触 それもいいでしょう?
ルージュとかイメージして て て て て て て て

未来的な愛し方
衛生的な接触方法
ウイルスもうつらない
気持ちもプロテクト 一切…
理想的な愛され方
遮断されたDNA
私はここにいない
頭の中 バーチャルリップ

どこかで割り切らなきゃ
後引くだけ
面倒くさい
ほら 初めから本能を
信じなければ
悲しむこともないのよ

流れない蜜は
動かないまま
甘い香り 辺りに満ちる
触れてみてもベトつかない
お互いのその関係

プラスティックの唇
私は受け入れましょう
無機質な性感帯 い い い い い い い
だって もっとやさしくしてあげたい そう それはだめじゃない
目の前のマネキンたち ち ち ち ち ち ち ち

破滅的な別れ方
躁鬱的(そううつてき)な最終手段
やさしさが負荷になる
すべてがプログラム バグかな
不変的な正解は
現実的な片想い
あなたはここにいない
遠い場所に リアルリップ

プラスティックの唇
あなたに差し出しましょう
愛しさは低体温 ん ん ん ん ん ん ん
何かちょっと違うような感触 それもいいでしょう?
ルージュとかイメージして て て て て て て て


20.思い出のほとんど

高橋みなみ・前田敦子(AKB48)
作詞:秋元康
作曲:すみだしんや

それぞれの窓から
青い月を眺め
だらだら長電話しながら
何でも話した
同じように見えても
違う景色なんだ
気づいてはいたけど
触れたくなかった 空…

ずっと ずっと そばにいたから
離れ離れなんて(やだよ)
想像できない

思い出のほとんどは そう一緒に作ったね
笑ったり泣いたりケンカしたりして
お互いの夢 語り合った日々
時は過ぎて
思い出のほとんどは 2人の足跡
歩いて走って立ち止まって
何度も道に迷いここに来た
別れ際の
友よ

カーテンを引いたら
それが合図のように
白んだ朝の陽が脇から
静かに溢れる
未来はいつだって
知らぬ間に近づき
大切な今さえ
過去に変えてしまう
なぜ?

だってだって最後くらいは
言いたかった 私(ちゃんと)
ありがとうって…

できるなら今すぐに駆けつけて抱きしめて
その胸におでこつけ泣きたいけど
自分で決めた旅立ちの日だから
ここにいるよ
できるなら今すぐに弱音を吐きたい
歩き出す一歩がとても不安で
ホントは引き止めてと思ってた
平気そうに
友よ

思い出のほとんどは そう一緒に作ったね
笑ったり泣いたりケンカしたりして
お互いの夢 語り合った日々
時は過ぎて
思い出はいつの日か美しい夕陽として
私の足下照らすでしょう
あなたの顔や声が地図になる
どこにいても
友よ


21.家出の夜

Team K(AKB48)
作詞:秋元康
作曲:粟津彰

夢まで寝静まる街
ベッドから抜け出して
大人を起こさないように
足音を殺した

兄貴のバイクのエンジンをかけて
どこかへ行こうと思った
風の中を…

当てなんか何もないよ
ここではない 遥かな地へ
与えられた手堅い未来
意味はないだろう
こみ上げる情熱とは
今すぐ走り出すことさ
僕は宣言するよ
家出の夜

家族を愛しているけど
手紙を読んでくれ
見えない鎖をつけて
地平線 見るより

校舎の窓から机を捨てた日
確かに生きてる鼓動を
僕は聴いた

どうなるかわからないよ
今日の先は続くだろうか
生きることと向き合いながら
愛を探そう
若さとは無謀なもの
愚かな衝動としても
僕は命懸けるよ
家出の朝

当てなんか何もないよ
ここではない 遥かな地へ
与えられた手堅い未来
意味はないだろう
こみ上げる情熱とは
今すぐ走り出すことさ
僕は宣言するよ
家出の夜

どうなるかわからないよ
今日の先は続くだろうか
僕にとって“自由”の意味は
すべて 捨てること
身勝手な選択だと
みんなに言われたとしても
僕は家を出て行く
家出の朝


22.スキャンダラスに行こう

小嶋陽菜・大島優子(AKB48)
作詞:秋元康
作曲:Sungho

Baby! Baby!
Are you ready?
We're crazy

女が2人
一緒にいれば
やばい
何か起こりそう
1+1の
化学反応
みんな
迷惑しているかもね

欲しいと思ったら
絶対 手に入れるよ
世界は私たちで
回ってる

スキャンダラスに
生きて行こう
そうよ
我慢なんかしたくない
やりたいこと
やって行こう
一度の人生

どこかの誰かが
眉をひそめて
こそこそ
噂していたって
恋をしようが
誰と寝ようが
スルー
どうでもいいことでしょう

毒入り果実でも
全部 食べてしまうよ
自由とそのリスクは
隣り合わせ

スキャンダラスに
生きて行こう
ゴシップ
胸を張れば勲章よ
美しけりゃ
許されるの
何をやってもね…

Baby! Baby!
Are you ready?
We're crazy

スキャンダラスに
生きて行こう
それが
私たちの生きる道
やりたいこと
やって行こう
一度の人生だ

好きにさせてくれ

Baby! Baby!
Are you ready?
We're crazy


23.ノーカン

Team B(AKB48)
作詞:秋元康
作曲:杉山勝彦

夢にまで見た王子様よ
さあさ しっかりこっち向いて
今まで出会った男の子
恋して
破れて
Oh!
ノーカン

友達の紹介なんて(無理!無理!)
イケメンいません外れくじ(残念!)
だから2度と期待なんかは
1ミリもしないのよ(わかる!)

突然 現れた男(ひと)は(ドッキリ)
まさしく私のタイプだし(胸キュン)
どこにもいる中(ちゅう)くらいの人
ダサさまで好みだわ(キタァー)

「初めまして」と言って(猫 被って)
キラキラした目で見て(純情そうに)
そしたら そばの友達が言う Wow Wow Wow Wow
「私の彼氏よ」

夢にまで見た王子様よ
出端(ではな)しくじった勇み足で
恋はいつも
椅子取りゲーム
出会って
気にして
Oh!
ノーカン

恋人ができないなんて(四六時中)
あの娘(コ)はずっとこぼしてた(フェイント?)
あれはわざと油断させたの?
生き残る知恵として(しまった!)

誰かが誰かのものなんて(ないない)
愛ってもっと浮気者(異議あり)
奪い取って誰かが泣けば
優越感 ハンパないね(勝利!)

逃した獲物たち(余計 欲しい)
トラウマもいいものよ(強くなれる)
ホントは何も覚えていない Wow Wow Wow Wow
「釣ってないってば…」

夢にまで見た王子様よ
過去の恋愛はどうでもいい
未来のことはこの今から
すべてを
忘れて
Oh!
ノーカン

夢にまで見た王子様よ
さあさ しっかりこっち向いて
今まで出会った男の子
恋して
破れて
Oh! Oh!

夢にまで見た王子様よ
どうにかこうにか見つけたのに
ちょっと先に
出会っただけで
恋人
認めん
Oh!
ノーカン


24.アボガドじゃね~し…

渡辺麻友・指原莉乃(AKB48)
作詞:秋元康
作曲:渡辺和紀

イチゴ バナナ アップル
メロン チェリー オレンジ
キウィ ピーチ アボカド

目と目が合って ピンと来たのよ
恋が始まるって…
(あのね そのね だよね)
今までとはどこか違うよ
胸がきゅんきゅんするの
(あのね そのね だよね)

だけど(だけど)
私なんかダメ
可愛くないし(自信ないし)
まわりの女の子に負けてる
悔しいよ Ah〜

イチゴ バナナ アップル
甘い香りがする
メロン チェリー オレンジ
ちょっと キスしたくなる
そこに紛れてる
私はアボカド
アボガドじゃね〜し アボカドだし…!

イチゴ バナナ アップル
メロン チェリー オレンジ

友達までで満足するなら
何も問題はない
(あのね そのね かもね)
私 それ以上近づきたいよ
もっと仲良くなりたい
(あのね そのね かもね)

どんな(どんな)
冷たい仕打ち
仲間外れに(されたって)
絶対 あなたをあきらめないよ
恋心 Ah〜

イチゴ バナナ アップル
見た目 可愛いよね
メロン チェリー オレンジ
ちょっと 付き合いたくなる
そこに紛れてる
私はアボカド
アボガドじゃね〜し アボカドだし…!

イチゴ バナナ アップル
メロン チェリー オレンジ

イチゴ バナナ アップル
甘い香りがする
メロン チェリー オレンジ
ちょっと キスしたくなる
そこに紛れてる
私はアボカド
アボガドじゃね〜し アボカドだし…!

イチゴ バナナ アップル
見た目 可愛いよね
メロン チェリー オレンジ
ちょっと 付き合いたくなる
そこに紛れてる
私はアボカド
アボガドじゃね〜し アボカドだし…!

イチゴ バナナ アップル
メロン チェリー オレンジ
イチゴ バナナ アップル
キウィ ピーチ アボカド


25.直角Sunshine

Team 4(AKB48)
作詞:秋元康
作曲:森谷康昭

直角の
あの太陽が
アスファルトの地面を
ジリジリ 照りつけてる
スニーカー
脱ぎ捨てながら
私は 素足のまま
大地の熱を感じて走る

近くのソーラーハウスの
屋根がキラキラと波のように
空の水面(みなも)に光る
あなたがいない長い夏よ
受験勉強に裂かれた
悲しき2人

どんな愛にでも
試練 いくつかあるものね
大人たちは言うけど
ただ 会いたくて泣けるよ

90°
光を受けて
路線バスのフロント
キラキラ 反射してる
もう一度
大事なものを
どこかに探しながら
未来のあなたのことを思う

ずっと電話を掛けたかったよ
声を聴くだけでもいいから
心配させたくない
春が来るまで一人きりで
もっと強くなって 私
ここで待ってる

塾へ通うその背中に
ガンバレ!そっとつぶやいて
涙が溢れて来る
今 青春の坂道

直角の
あの太陽が
アスファルトの地面を
ジリジリ 照りつけてる
スニーカー
脱ぎ捨てながら
私は 素足のまま
大地の熱を感じて走る

90°
光を受けて
路線バスのフロント
キラキラ 反射してる
もう一度
大事なものを
どこかに探しながら
未来のあなたのことを思う


26.僕たちは 今 話し合うべきなんだ

板野友美・柏木由紀(AKB48)
作詞:秋元康
作曲:杉山勝彦

ずっと 意識してたよ
斜め後ろ 座っていたこと
静かな授業の間
頬をついて正面向いてた

できることなら
すぐ 立ち上がり
君の席まで
歩きたいけど…

僕たちは 今 話し合うべきなんだ
愛について お互いに
感情を抑えて苦しくなるより
人の目 気にしないで
素直に…

同(おんな)じ教室にいるのに
それ以上は親しくなれずに…
それでも一方的に
僕は君に恋してしまった

人は誰でも
目立たないように
心 見せずに
生きているけど…

僕たちは 今 話し合うべきなんだ
君をもっと知りたいよ
状況理解してあきらめるよりも
手を取り 連れ出したい
ここから…

僕のことだって知って欲しいんだ
好きな映画やマイ・フェイバリットソング
君のことだって
教えて欲しい
すべて 愛さ

僕たちは 今 話し合うべきなんだ
愛について お互いに
感情を抑えて苦しくなるより
思うまま ぶつけ合って

僕たちは 今 話し合うべきなんだ
君をもっと知りたいよ
状況理解してあきらめるよりも
手を取り 連れ出したい
ここから…


27.さくらんぼと孤独

研究生(AKB48)
作詞:秋元康
作曲:西村華

さくらんぼ 食べたい
そのタネを飛ばして…

このレッスン場(片隅)
彼女はポツンと(しゃがんで)
空の紙コップ
手に持って
休んでいたよ

前に進めずに(疲れて)
イライラしながら(黙って)
こうであるべき自分と
闘っていたんだ

見かねた誰かが
さくらんぼの箱
彼女の前に
そっと置き
再開 待っていた

夢を見るだけなら
いくらでも
見られるけど
ちゃんと
叶えようなんて
思ったら大変
夢を見るだけなら
やさしくも
なれるでしょう
ピリピリと張りつめた
空気吸い込み
伸びるための
坂の途中

さくらんぼ ひとつ(手に取り)
さくらんぼ ふたつ(食べたね)
タネを吐き出す その仕草
カッコよかった

歌とかダンスとか
納得できずに
彼女は一人
ストイックに
まわりを寄せ付けない

夢を見続けたい
あきらめれば
楽になれる
だけど
今以上 もっと
何をすればいい?
夢を見続けたい
あの日から
決めてたこと
不機嫌に見えたって
もう 構わない
向き合ってるのは
自分自身

Lonely girl
あの女(ひと)に
Lonely girl
憧れた
生温(なまぬる)い水
拒否して
飛び出した
孤独な背中

夢を見るだけなら
いくらでも
見られるけど
ちゃんと
叶えようなんて
思ったら大変
夢を見るだけなら
やさしくも
なれるでしょう
ピリピリと張りつめた
空気吸い込み
伸びるための
坂の途中

向き合ってるのは
自分自身


28.大事な時間

作詞:秋元康
作曲:若田部誠

一人になって 少し休もう
何もしないで ぼんやりしよう
私にとって 大事な時間
心の力を抜くように
深呼吸 ひとつして…

生きてくことって
疲れるよね
いろいろと…
まわりに気を遣って
知らず知らず
無理をしてる

忙しい毎日の中で
見つけた
安らぐ椅子がここにある

次に何かを始める前に
考えてみる余白が欲しい
私にとって 大事な時間
いっぱいになったメモリーを
もう一度 ゼロにして…

缶のコーヒーを開けたら
目を閉じ
先のことなど忘れよう

一人になって 少し休もう
何もしないで ぼんやりしよう
私にとって 大事な時間
心の力を抜くように
深呼吸 ひとつして…
微笑もう

どうして君はそんな急ぐの?
ゆっくり生きて行こうよ
少しくらい ここで休んでも
長い人生 変わらない

次に何かを始める前に
考えてみる余白が欲しい
私にとって 大事な時間
いっぱいになったメモリーを
もう一度 ゼロにして…


29.いつか見た海の底

Up-and-coming girls(AKB48)
作詞:秋元康
作曲:小澤正澄

コバルトブルー
波が騒ぐ
魚たちの
オーディション
ボートの舳先(へさき)
背中向きに
ウェットスーツで
飛び込んだよ

泡と水しぶき
初めてのダイビング
3Dで
広がって行く(サンゴ礁)

私は海になる
記憶の深い底
フィンを使って
自由に泳ぐ(夢の中)
私は海になる
静かなその世界
届く光は
かき混ぜられて
いつか見た(不思議)景色

人の先祖は
海にいたと
いつか本で
読んだんだ
潮の流れに
身を任せて
瞼(まぶた)閉じて
漂ってみた

何も怖くないさ
命は逞しい
前を向いて
やってみようよ(チャレンジング)

大きな海になる
すべてを包み込む
どんな悩みも
ちっぽけなもの(プランクトン)
大きな海になる
涙も飲み込んで
ほんのちょっぴり
塩辛くなる
いつか見た(スケール)景色

私は海になる
記憶の深い底
フィンを使って
自由に泳ぐ(夢の中)
私は海になる
静かなその世界
届く光は
かき混ぜられて
いつか見た(不思議)景色


30.ぐ~ぐ~おなか

作詞:秋元康
作曲:藤本藍

ぐ〜ぐ〜おなかは はんぐりぃ〜
目覚まし時計が鳴る前に
ぐ〜ぐ〜おなかは はんぐりぃ〜
今日も元気に飛び起きた

太陽が昇って
鳥たちはさえずり
眠そうな草花と
犬があくびしてる

家族が集合
お寝坊さんは誰?
両手合わせて
いただきますの合唱

ぐ〜ぐ〜おなかとあさごはん
納豆 干物に卵焼き
ぐ〜ぐ〜おなかとあさごはん
味付け海苔 漬物 お味噌汁

おちゃわんに山盛り
ふっくらしたお米
ほっぺが落ちそうな
しあわせな時間

お父さん お母さん
おばあちゃん 子どもたち
話も弾んで
みんなが仲良し

ふ〜ふ〜おなかもいっぱいだ
昨日のおかずも残さずに
ふ〜ふ〜おなかもいっぱいだ
笑顔でごちそうさま

しっかり食べれば
力が湧いて来る
どんなつらいことも
頑張れるよ

ぐ〜ぐ〜おなかとあさごはん
一日 楽しく過ごすには
ぐ〜ぐ〜おなかとあさごはん
お米 食べなきゃ始まらない

あさごはんを食べましょう


31.やさしさの地図

[篠田麻裡子、高橋みなみ、橫山由依、柏木由紀、入山杏奈、加藤玲奈、島崎遙香、
木崎ゆりあ、城恵理子、兒玉遙]

作詞:秋元康
作曲:杉山勝彦

抜けるような青空 眩しくて
手を翳(かざ)して目を細めたよ
そばの高圧線が折からの風に揺れてた
足を着いた自転車 傾けて
息 整え汗を拭った
ホントの僕はどこにいるのか
探していたんだ

この広すぎる未来へ
挑(いど)むこと あきらめたくなった
ああ 自分は無力だ
Oh! Yeah!

やさしさを心の地図にして
前へ進もうぜ
笑顔を道案内に…
暖かな日向の向こうに走り出そう
世界中がしあわせになれるように…
ひとつの願い I will…

野原にぽつんとある鉄塔は
見守るべき何があるのか?
遠く電車の音が伝言のように聴こえる
咲いた花の名前も知らなくて
思い出は生まれるのかな
信じたものは報われるのか?
確かめたいだけ

カラ回りでもいいんだ
このペダルを踏んだ瞬間
あの空が近づいて来る
Oh! Yeah!

やさしさを生きてくヒントに
迷ってみようぜ
誰かと微笑みながら…
人生は凸凹(でこぼこ)している坂道なんだ
世界中が思いやり声掛け合って…
ひとつになろう I pray…

今の僕にはまだまだ
見えないよ
希望の先 輝いてる
夢の在処(ありか)探し出すんだ

やさしさを心の地図にして
前へ進もうぜ
笑顔を道案内に…
暖かな日向の向こうに走り出そう
世界中がしあわせになれるように…
ひとつの願い I will…

ひとつになろう I pray…
I will…


32.行ってらっしゃい

[小嶋陽菜、篠田麻裡子、高城亜樹、高橋みなみ、前田敦子、板野友美、大島優子、峯岸みなみ、橫山由依、柏木由紀、渡辺麻友、指原莉乃]
作詞:秋元康
作曲:杉山勝彦

朝がやって来るたびに
窓から空を見上げる
いい天気でも
雨降りでも
いい日になりますように…

遠い街に暮らしてる
あなたに話しかける
何があっても
私だけは
味方だからね

あなたのお尻
ひとつ叩いて
頑張ってと
ここから送り出したい
時にはつらい
朝もあるでしょう
ああ それでも人間は
ドアを開けて生きて行く

相性悪い先輩や
むかつく後輩もいる
何とかしよう
あなたは そう
何度も試みながら

誰かを守って
その分 誰かに傷つけられて
ついてなかった昨日なんて
置いて行こうよ

あなたの夢が
叶いますように
独り言つぶやき
祈っているよ
瞼を閉じて
耳を澄ませば
どこかから
私の声が聴こえるでしょう

涙 流した昨日を
忘れてしまうくらい
朝はいつでも
見たことない
初めての光

あなたのお尻
ひとつ叩いて
頑張ってと
ここから送り出したい
時には眠い
朝もあるでしょう
自分から気持ちをしゃんとしてよ
あなたのお尻
ひとつ叩いて
私から気合いを入れてあげる
どんなに悲しい
場面があっても
あなたから微笑めば
たいていは上手く行くよ

今日も 行ってらっしゃい


33.青空よ 寂しくないか?

AKB48+SKE48+NMB48+HKT48
作詞:秋元康
作曲:宮島律子

もしも 空のどこかに
君が住んでいるなら
僕は時々
見上げてみよう

もしも あの太陽が
君の微笑みならば
どこにいたって
微笑みを返そう

今 僕が
遠くに見えても
木々の隙間の陽射しは
心に届いてるから

青空よ
寂しくないか?
季節は過ぎてく
そばにいた雲たちも
追われるように…
新しい風
どこからか吹いて
すべてが流されて
空に青だけ残った

もしも この雨粒が
君の涙だったら
僕のこの手で
拭ってあげる

もしも 君が今でも
傘を持ってないなら
あの日のように
相合い傘しよう

思い出を
そう ひとつひとつ
時間のドアを開(ひら)いて
誰かに話したいんだ

歌おうか
青空のうた
やさしくなりたい
懐(なつ)かしいメロディーに
癒されるはず
どこからだろう
聴こえて来ないか?
気持ちが晴れるうた
人はそっと口ずさむ

青空よ
寂しくないか?
季節は過ぎてく
そばにいた雲たちも
追われるように…
新しい風
どこからか吹いて
すべてが流されて
空に青だけ残った


34.桜の花びら ~前田敦子 solo ver.~

前田敦子(AKB48)
作詞:秋元康
作曲:上杉洋史

教室の窓辺には
うららかな陽だまり
あと僅かの春のカレンダー

授業中 見渡せば
同じ制服着た
仲間たちが
大人に見える

それぞれの未来へと
旅立って行くんだね
その背中に
夢の翼(はね)が
生えてる

桜の花びらたちが咲く頃
どこかで 希望の鐘が鳴り響く
私たちに明日(あす)の自由と
勇気をくれるわ
桜の花びらたちが咲く頃
どこかで 誰かがきっと祈ってる
新しい世界のドアを 自分のその手で開くこと

喧嘩して 電話して
泣いたこと あったね
悩んだ日が
なぜか 懐かしい

喜びも悲しみも
振り向けば 道のり
どんな時も
一人じゃなかった

卒業写真の中
私は微笑んで
過ぎる季節
見送りたい
サヨナラ

涙の花びらたちがはらはら
この頬を流れ落ちて歩き出す
青い空を見上げ 大きく
深呼吸しながら
涙の花びらたちがはらはら
思い出のその分だけ 美しく
目の前の大人の階段 一緒に登って手を振ろう

桜の花びらたちが咲く頃
どこかで 希望の鐘が鳴り響く
私たちに明日の自由と
勇気をくれるわ
桜の花びらたちが咲く頃
どこかで 誰かがきっと祈ってる
新しい世界のドアを 自分のその手で開くこと