spinach

斉藤哲夫 spinach歌詞
1.野澤君

作詞:Saito Tetsuo
作曲:Saito Tetsuo

さわやかな風が 僕の部屋の中を踊る
いつも乍らの 君は両の足を投げだして
朝の陽のまぶしい 窓によりそい 本を読む
今朝の君の調子は どうだろう

外は新しい朝が待っている

一言二言のあたたかい言葉が
僕らの心の中で歌を歌う
君のポケットに たばこある ひょいと投げて
深く吸いこんだら おもいきり

空に向けてはきだそうよ

何気なしに ギターを持った君は
心なしかうつ向いていて 元気がないね
聞かせてよ 頭の上が 曇り空ばかりの 築地の唄を
ふとためいきまじりの 声が

僕の部屋中いっぱいに歌うよ

家を遠くはなれて この土地へやってきた
君のブルースを 歌い乍らやってきた
お話 しましょう そんなに 黙り込まないで
いかがでしょうか この土地東京の

空は君になじめただろうか


2.グッド・タイム・ミュージック

作詞:Saito Tetsuo
作曲:Saito Tetsuo

グッド・タイム・ミュージック 聴かせてよ
グッド・タイム・ミュージック 夜となく

いつになく 心沈んでる ふさぎがち
うす曇り空 君に
グッド・タイム・ミュージック
心の中まで
グッド・タイム・ミュージック 洗い流してくれる あの歌

何気なく 窓越しに耳寄せれば
淋しがり屋 皆んなが歌い出す
グッド・タイム・ミュージック あの歌さえあれば
グッド・タイム・ミュージック
憂鬱そうな 気分も晴れる あの歌

その日暮らしの バイオリン弾きの 悲しいミュージック
あなたの精一杯の 人生の歌を 聴かせて

グッド・タイム・ミュージック 心の中まで
グッド・タイム・ミュージック 洗い流してくれる あの歌
その日暮らしの バイオリン弾きの 悲しいミュージック
あなたの精一杯の 人生の歌を 聴かせて

街中の賑やかさ消えて ものみな淋しく 眠りに入れば
グッド・タイム・ミュージック うすい一つの光が
グッド・タイム・ミュージック
心に灯をともしてくれる あの歌がある

グッド・タイム・ミュージック 聴かせてよ
グッド・タイム・ミュージック 夜となく


3.悩み多き者よ

作詞:Saito Tetsuo
作曲:Saito Tetsuo

悩み多き者よ時代は変わっている
全てのことがあらゆるものが
悲しみの朝に苦しみの夜に
絶えず時はめぐり繰り返されている

あゝ人生は一片の木の葉のように
あゝ風が吹けば何もかもが終わりなのさ
流れゆく時に遅れてはいけない
移りゆく社会に遅れてはいけない

悩み多き者よ時代は変わっている
全てのことがあらゆるものが
すさんだ日々にゆがんだ日々に
休みなく時は通り過ぎてゆく

あゝ人生は吹きすさぶ荒野のように
あゝ生きる道を誰でもが忘れてるのさ
暗い歴史の影に埋もれてはいけない
飾り気の世の中に埋もれてはいけない

悩み多き者よ時代は変わっている
全てのことがあらゆるものが


4.甘いワイン

作詞:Saito Tetsuo
作曲:Saito Tetsuo

甘いワインは葡萄さ
葡萄はおいしい水さ
おいしい水は空から
恵みうけるものさ

甘いワインは葡萄さ
葡萄はおいしい水さ
おいしい水は空から
恵みうけるものさ

井戸の水を汲む女
陽に焼けた肌をもち
神を信じてる

甘いワインは葡萄さ
葡萄はおいしい水さ
おいしい水は空から
恵みうけるものさ

川で髪を梳く女
種をまき 夕暮れには
祈りを忘れない

青い草を刈る女
喜びも悲しみも
神の御名のもとに

甘いワインは葡萄さ
葡萄はおいしい水さ
おいしい水は空から
恵みうけるものさ


5.ダンサー

作詞:Saito Tetsuo
作曲:Saito Tetsuo

派手な衣装に その身をかくし
夜の暗さに そっと心かくし
作り笑いの 仮面をつけて
枯れた木のように 踊るダンサー

時の流れは 待つこと知らず
知らず時の流れに流され
老いた我が身を 鏡に写し
あせたルージュに さめたマスカラ

うすれたライトのすみで
はかない影絵のように
今夜 ラストのショータイム

ワパパパパ パパ ワパパパパ
愛想なしのラッパに浮かれ
ワパパパパ パパ ワパパパパ
忘れることのつらさ忘れ
ワパパパパ パパ ワパパパパ
今日を生きるダンサー ダンサー

道化まがいの おぼつかなさで
昔とたきねづかとばかり
閉じた心で スロースロークイック
若さは売れず 笑いを買ってる

思いを遠く はせてみても
今はおぼろな
ナインティーンファイブオー(1950)
よる年波には 勝てもせず
はげたマニキュア
枯れたシャドーダンサー

チャチなドラマの幕切れは
この世のならい通りだけど
心はいまもNo.1

ワパパパパ パパ ワパパパパ
またたくネオンに星を探し
ワパパパパ パパ ワパパパパ
占うその身のはかなさよ
ワパパパパ パパ ワパパパパ
今日を生きるダンサー ダンサー

ワパパパパ パパ ワパパパパ
またたくネオンに星を探し
ワパパパパ パパ ワパパパパ
占うその身のはかなさよ
ワパパパパ パパ ワパパパパ
今日を生きるダンサー ダンサー

ダンサー 振り返らずに
ダンサー 明日を踊れ
ダンサー 拍手にのせて
ダンサー 思いのままに
ダンサー 悲しい運命
ダンサー 心にうつし
ダンサー 明日を踊れ
ダンサー 振り返らずに
ダンサー 明日を踊れ
ダンサー 振り返らずに
ダンサー 明日を踊れ
ダンサー 振り返らずに
ダンサー
ダンサー


6.グッドモーニング

作詞:Saito Tetsuo
作曲:Saito Tetsuo

君はもうすでに引いてしまってる 心にラインを
君のやるせない日々のその理由は そこにあるのさ
戻らない昨日なんて 捨ててしまったら
グッドモーニング 夜が明けて グッドモーニング
ためらわず もう一度始めよう

君は華やかに をの身を飾りたてる 心までも
信じられるものがないとしたら それはとても不幸さ
変わらない確かなものが一つだけあるのさ
グッドモーニング 夜が明けて グッドモーニング
ためらわず もう一度始めよう

変わらない確かなものが一つだけあるのさ
グッドモーニング 夜が明けて グッドモーニング
ためらわず もう一度始めよう

やがて時は過ぎ 船は長い旅の終わりを告げる
そして誰も夢を語ることさえも忘れてしまった
この歌に託したものは夢のかけらさ

グッドモーニング 夜が明けて グッドモーニング
ためらわず もう一度始めよう

グッドモーニング 夜が明けて グッドモーニング
ためらわず もう一度始めよう

グッドモーニング


7.さんま焼けたか

作詞:斎藤哲夫
作曲:斎藤哲夫

憧れか懐かしさか自転車走らせ君の町へ
ラッシュアワーは日暮れ時 路面電車を追い越して
忙しそうな路地を抜ければ 君が住んでるここが下町 君の町
さんま焼けたか粋な親父の声がする
勝ちどき橋渡れば 浪花節でも聞こえそうな
三味線の音風に柳ゆれ 姐さんこれからどちらまで
向こう三軒両隣りは 人なつっこそうな笑い声がこぼれてくるよ
さんま焼けたか 粋な親父の声がする

あい変わらずの人達が今も昔も泣き笑いのここが下町
さんま焼けたか 粋な親父の声がする
隅田川べりあたりどこかの誰かと誰かさんが
何かいい事ありそうな肩を並べてヒソヒソ話
裏通りは話好きな 人のよさそうなおかみさん大忙し
さんま焼けたか 粋な親父の声がする
さんま焼けたか 粋な親父の声がする


8.夜空のロックンローラー

作詞:Saito Tetsuo
作曲:Saito Tetsuo

雨もりしそうな空の屋根から
とても素敵なお月さん出たよ
泣きべそかいてる誰かさんの顔が
月の光で笑い顔になったよ

こんな素敵な月夜の晩は
みんな心が晴れるはずさ
星さえ出ている夜風に乗って
あなたの窓を訪れましょう

僕は夜毎のロックンローラーに早変わりで
君住む町にたくさんの星を降らせましょう
今夜は月明かりもやさしい

月夜の窓辺に腰をかけて
そぞろなあなたの心歌うよ
月かげりさえすれただよう雲の間から
ぽっかりご機嫌な笑い顔だよ

月かげりさえすれただよう雲の間から
ぽっかりご機嫌な笑い顔だよ

僕は夜毎のロックンローラーに早変わりで
君住む町に沢山の星を降らせましょう
今夜は月明かりもやさしい

雨もりしそうな空の屋根から
とても素敵なお月さん出たよ
泣きべそかいてる誰かさんの顔が
月の光で笑い顔になったよ

雨もりしそうな空の屋根から
とても素敵なお月さん出たよ
雨もりしそうな空の屋根から
とても素敵なお月さん出たよ


9.バイバイグッドバイサラバイ

作詞:Saito Tetsuo
作曲:Saito Tetsuo

はるか遠く君の歌が聴こえる
懐かしい心の歌
古めかしいあのピアノにのせて
ささやかな心の歌
窓にもたれ流れにまかせて
バイバイグッドバイサラバイ 昨日の悲しみは
バイバイグッドバイサラバイ もう聴こえない

夜毎悲しい影がドアのすき間から
顔をのぞかせるけれど
こよい一晩中空に聴こえる君の歌
遠く近く君はやってくる
屋根の上で耳をすまして
バイバイグッドバイサラバイ 僕の嘆かいは
バイバイグッドバイサラバイ もう聴こえない
バイバイグッグッグッ バイバイグッグッグッ
バイバイグッグッグッ 心から歌おう
バイバイグッグッグッ バイバイグッグッグッ
このやるせない気持ち バイバイグッドバイ

夜のとばりが切なく降りる頃に
今日も聴こえる君の歌
古めかしいあのピアノにのせて
昔なつかしい心の歌
真夜中に全てを忘れて
バイバイグッドバイサラバイ 僕のなきがらは
バイバイグッドバイサラバイ もう聴こえない

バイバイバイグッグッ


10.いつもミュージック

作詞:Saito Tetsuo
作曲:Saito Tetsuo

気分上々の 上昇機運
君のハートに ひと泡ふかす
僕のミュージック 君の心に素敵な
僕のミュージック いつもミュージック
乗ってるうちが花さ
君の泣きっつらは 似合わない
僕のミュージック 君の心に素敵な
僕のミュージック いつもミュージック

ベイビー ブルー ふさぎ込んだ
心の自由を とり戻したら
胸に熱い 恋の手くだ
百発百中 君にプロポーズ

君の天気予報は
上がったり 下がったり
僕のミュージック 君の心に素敵な
僕のミュージック いつもミュージック
すねた君の横顔は
曇天空の雨模様
僕のミュージック 君の心に素敵な
僕のミュージック いつもミュージック

ベイビー ブルー ふさぎ込んだ
心の自由を とり戻したら
今がチャンス 震える声で
七転八倒 君にプロポーズ

ベイビー ブルー ふさぎ込んだ
心の自由を とり戻したら
胸に熱い 恋の手くだ
百発百中 君にプロポーズ
気分上々の 上昇機運
君のハートに ひと泡ふかす
僕のミュージック 君の心に素敵な
僕のミュージック いつもミュージック
乗ってるうちが花さ
君の泣きっつらは 似合わない
僕のミュージック 君の心に素敵な
僕のミュージック いつもミュージック

僕のミュージック いつもミュージック
僕のミュージック いつもミュージック
僕のミュージック いつもミュージック
僕のミュージック


11.もう春です(古いものは捨てましょう)

作詞:Saito Tetsuo
作曲:Saito Tetsuo

もう春です 古いものは捨てましょう
頭をかかえて 悩む時期は過ぎた
どう転ぼうとも後には戻れない
寄せては返し 返しては寄せる波の上を
船は右へ行こうか 左へ行こうか

ふと気がつくと いつのまにか誰もいない
今全てのものが音をたてて崩れていくような
そう始めから終わりまで何もなかった
くり返しくり返しの昨日から今日にかけて
心のそこかしこを冷たい風は吹き抜けていくけれど

おお春が来た 窓を開けよう
新しい空気が 空いっぱいに
面舵いっぱい 夢もいっぱいのせて
君の船を 君の船を出そう

幾千もの誘惑が 君の目の前にある
目もくらむ程の笑い輝くダイアモンドの数々
ああこんなにも世の中が変わる中を
幾百と幾千と闇雲に流されこの世に浮かぶ
行く先無しの迷い船を僕は見た

手を出して足を出して頭を出して
どうにかこうにか道は開けてくるもの
東から西へゆっくりと陽は昇る
ようそろとようそろと心細く強く
錨をあげて今すぐに君の船を出そう

おお春が来た 窓を開けよう
新しい空気が 空いっぱいに
面舵いっぱい 夢もいっぱいのせて
君の船を 君の船を出そう

おお春が来た 窓を開けよう
新しい空気が 空いっぱいに
面舵いっぱい 夢もいっぱいのせて
君の船を 君の船を出そう


12.セレナーデ

作詞:Saito Tetsuo
作曲:Saito Tetsuo

長い髪が素敵だな
今夜の君は月もかなわぬ
見上げる窓に映る影
君に届けとセレナーデ

君を見染めたあの日から
胸に熱き恋心
言葉に出せぬもどかしさ
眠れぬ夜もありました
にじむインクで恋文を
書いては破りした思い
君が17春の頃

今宵こそは打ち明けむと
君の家に駆けつけて
呼べど歌えど声にはならず
うつ向く影の意気地なさ
頬を染めし憧れは
所詮かなわぬ片想い
君が17春の頃

長い髪が素敵だな
今夜の君は月もかなわぬ
見上げる窓に映る影
君に届けとセレナーデ


13.吉祥寺

作詞:Saito Tetsuo
作曲:Saito Tetsuo

吉祥寺を通り抜けて 右へ左へとほんの少し
そうさ今日は良い天気 とてもよい気分だから
君に会いに行こう

待つことの程もなくに ロングヘアーが疲れていた君は
寝不足気味乍らも やっと朝のごあいさつ
そうご機嫌いかが

吉祥寺から南へ下りて 折れて曲がってまっすぐに
ほら遠くから聴こえてくるよ 君は今日も歌ってる
ちょっと急がなくちゃ

くわえたばこで足踏みし乍ら 僕を迎えてくれる君の笑い顔にも
昨日の疲れの中に寂しさが残ってる
久しぶりじゃないか

吉祥寺にも冷たい雨が降る そんな時君はじっと待っている
誰かが訪ねてくることを じっと待ち乍らも
心は曇り空

吉祥寺へ行こう 君が待っている吉祥寺へ
そうさ今日は良い天気とても良い気分だから
君に会いに行こう

待つことの程もなくに ロングヘアーが疲れていた君は
寝不足気味乍らも やっと朝のごあいさつ
そうご機嫌いかが

吹く風は大通りをぬけて 急ぎ足で君の部屋へ やってくる
君はゆっくりとたばこをふかし乍らバンジョーを鳴らす
吉祥寺明日晴れるか


14.いまのキミはピカピカに光って

作詞:糸井重里
作曲:金木慶一

いまのキミはピカピカに光って
あきれかえるほどステキ
ぼくの情熱うけとめてくるくる踊れ
キミがいればいつだって真昼
月も星もおそれいる太陽

ナインティーン?たぶん19の輝きざかり
エイティーン?もしや18はねざかり
トゥエンティ?ひょっと20の花ざかり
ナインティーン エイティーン トゥエンティ

いまにぼくはクラクラにへたって
しかしなおかつ I love you
キミのマゴコロつかまえてくるくる踊る
キミといればいつだって真夏
雪も風も逃げてゆく空さ
ナインティーン?たぶん19の輝きざかり
エイティーン?もしや18はねざかり
トゥエンティ?ひょっと20の花ざかり
ナインティーン エイティーン トゥエンティ

ナインティーン?たぶん19の輝きざかり
エイティーン?もしや18はねざかり
トゥエンティ?ひょっと20の花ざかり
ナインティーン エイティーン トゥエンティ