夜更けの太陽

つばき 夜更けの太陽歌詞
1.太陽

作詞:一色德保
作曲:つばき

明日は明日の風が吹く
誰かの前でカッコつけても
安心できる半端な答えを
いつもいつも探している
ここにある全てを
失う事を怖れてる
それじゃダメだよな
君の笑顏一つ守れないよな

夜を越えてゆけ ゆけ
泣きそうな時は口ずさむ歌
ここから踏み出してゆけ ゆけ
その心を今 震わせてゆけ
心の中では迷ってばかり
昨日の事を氣にしてばかり
ああすれば こうすれば良かったって
考えてまた日が暮れていく
それでも大丈夫さ
どんなに落ち迂んだって
たった一つの想いは
いつも前を向いてんだからさ

夜を越えてゆけ ゆけ
落ち迂んだ時も目をそらさずに
ひとりじゃないだろう ゆけ ゆけ
僕ら願う限り續いてゆくんだろう
君と步いた驛からの掃り道
遠くに浮かぶ月が綺麗で
「心配ないさ、大丈夫だって」
思わず口にしていたよ
君は笑いながら言った
「強がってみるのも時には良いでしょう!
明日は晴れるでしょう!」

夜を越えてゆけ ゆけ
間違いだらけでも素晴らしい未來
大切な人はずっとずっと
心の中で笑いかけてる
ありのままがいいぜ 今日も明日も
君を守るからこの手と歌で
君は僕の太陽 ずっとずっと
いつも心を震わせてゆこう


2.声の行方

作詞:一色德保
作曲:つばき

どうしたんだい? 君もここまで
步き續けて來たんだろ
あきらめたい氣持ちはいつも
ふとした瞬間に變わるさ
「良い事なんて何もないよ」と
玄いた君の明日は
今日よりもずっと
素晴らしい世界が待ってんだよ
ねえ今僕の聲は君に
聽こえているかい? 屆いているかい?
どんなに流されても捨てちゃ
いけないものが今も胸にあるだろう

夕暮れはいつも變わらず
今と夢との距離を測る
差し出してその手繫ごうぜ
影は一つになるんだよ
ダメな時はダメでも良いのさ
正直にいよう どんなに不安でもさ
回り道でも それで正解
ずっと君の吐息は僕に
聽こえているよ 屆いているよ
どんな時を過ごしていても
ここにいるから 君が見えているから
葉う夢も葉わぬ夢も
裡通りを吹き拔ける風
誰も知らない行方なんて
僕らは追いかけるだけ
氣持ちはいつも空回って
誰かと比べ消えたくなって
それでも何か伝えたくて
誰もが今もここに立っている
そんな日々の吐息は今も
聽こえているよ 屆いているよ
どんな時を過ごしていても
ここにいるから 僕はここにいるから


3.いたい

作詞:一色德保
作曲:つばき

でたらめな事言って
なんとかやり過ごす
本當はそんな事思ってない
心の奧に流れる噓
とにかくつらい事ばっか
ようつべ見て笑ってみせた
本當は全然笑えない
一人じゃ辛くて仕方ない
晝 目が覺めてまた思ってる
君が今もそばにいんなら
こんな事何度思うんだろう
相變わらず嫌になる
射たい 射たい 射たい 今でも君の心
痛い 痛い 痛い 何も變わってないね
いたい いたい いたい それでも俺のままで?
一體 一體 一體 何の意味があるんだろうか

いつも何處か不安で
夜になったら酒飲んで
疲れ果てて眠りにつく
夢の中でも焦ってる
いくつになっても變わんねぇ
惱みにいつも惱まされて
出てくる言葉も同じ
掃る場所すら見失う
俺は今も信じてる
あきらめきれず夢見てる
なんて事を言ったりする
相變わらず嫌になる
射たい 射たい 射たい 夢でも君の心を
痛い 痛い 痛い 何も變わってないね
いたい いたい いたい 明日もこんなままで
一體 一體 一體 何の意味があるんだろうか

いたい いたい いたい いたい いたい

いたい いたい いたい 今でも君のそばに
いたい いたい いたい 何も變わってないよ
いたい いたい いたい それでも君のそばに
いたい いたい いたい 君がいなきゃ何の意味がある
なんて事を言ったりする
相變わらず嫌な奴だ
いたい。


4.震える手、光射す部屋

作詞:一色德保
作曲:つばき

なんとなく分かってた事も
實際そうなると悲しくて
誰もいない部屋で胸が
たまらなく苦しいよ
嗚呼
でもそれよりつらい事は
今までにいくつかあったから
絕望して途方に暮れる
なんて事はないようにするよ
努力するよ

寒い部屋で僕は考えている
今は君の事なんて考えたくはないのに
誰もいない部屋で僕は考えてる

僕はもうサヨナラって
言い飽きているよ
どうすればいいなんて 歌い飽きてる
だから、
「今日の事が夢だったら良いのに」って
何度も思ったよ
でもそうじゃない 分かってるから
忘れたくて醉っ拂ってみたけど
眠れないや

震える手を見つめて
僕は何だったんだろう
そんな事を思った
なんてくだらないんだろう
僕は結局何だったの 何だったの
その答えはなんでもない
もしくはどうでも良い
「どうせ そう どうせさ
今更 そう 今更さ」

僕がどれだけ好きで
いても何も變わらない
僕がどれだけ想って
みても何も變わらない
空しさと切なさに
胸を痛めてみても
カ一テンの向こうは
また明るくなんだよ
もう仕事に向かう準備をしないとな
君がいなくたって
明日のために動かなきゃ


5.バス停前

作詞:一色德保
作曲:つばき

明日になれば忘れるさ僕は
こんな切なさや悲しみやイライラは
淚の向こうに追いやってしまおう
どうせ僕の氣持ちは氣付かれないんでしょ

「いつか信じた氣持ちを取り戾したい」
なんて思ってまた少し吐き氣がしたんだ

バスに乘って掃る 明るいうちに掃る
すれ違ってばっか 屆かないんだな
なくしたままで掃る 暗くなる前に掃る
どうしたってこんな結末なんだろう

古ぼけたアパ一トの部屋で僕は
適當にお氣に入りの音樂をかけたよ
バカみたいに明るく乘りの良い曲だった
余計に淚がこぼれ落ちそうだよ

守ってきたものは自分だけだったかな
ねえ どうすれば僕も變われるんかな
想い出が色褪せて また忘れてゆく
すれ違ってばっか 夜に迷い迂んで
會えないまま步いてる 真っ暗な中步いてる
どうしたってこんな結末なんだろう

言葉を探して 夜が明けてゆく
だけど見つからない
淚の向こうに追いやってしまった

バスが通り過ぎてく もう乘る事もない
すれ違ったまま 朝日に溶けてく
僕はなくしたんだ 心がひび割れて
今日は眠れそうだ 君を忘れないよ

愛しい顏だけ忘れるよ


6.秘密

作詞:一色德保
作曲:つばき

あぁ もう 本當は
君を連れ去ってしまいたいよ
二人だけの秘密にしてさ
誰にも邪魔されないように
「いつか映畫で見た あの場所へ行こう」
なんてそんな事思うわけないだろ
だったら 僕の住む街へ來いよ
氣付かれないように そっと拔け出して

いつも想ってる 心ざわついてる
なんでこんなに 君に落ちてくんだろう
聲が聽きたくて
電話したけどワン切りしてしまった…
しまった!!

ねぇ もう 苦しくって
夜になると酒ばかり飲んじゃう
やらなきゃいけない事もまるで
手につかないままなんだよ
君と戀に落ちてなんか調子惡い
笑っちゃうだろう寢不足のせいかな?
ずっと ずっと 君を想ってるからか?
仕事になんないよ 君のせいさ 本當に
困る…。

いつも想ってる 心ざわついてる
なんでこんなに 君に落ちてしまったの
もっと知りたくて
聞きたい事ばかりだけど
會うと忘れちゃう

ずっとずっとずっとずっとずっとずっと…
君が消えない

いつも想ってる 心ざわついてる
なんでこんなに 君に落ちてくんだろう
聲が聞きたくて 君が知りたくてさぁ
ずっとずっと
夜の隙間で 愛し合いたいんだ
僕と君との 二人だけの秘密さ
もしも君もそう 思ってくれるのならば
あげるよ あげるよ
全部
あげるよ あげるよ


7.雨に涙目


8.夜更けの旋律

作詞:一色德保
作曲:つばき

あきらめたら あきらめたら
夢は遠ざかる
追いかけても 追いかけても 同じ事
嗚呼 嫌になる全てが嫌になる夜更け
「不安で仕方ない」と玄く君

心に響く旋律

いいんだよ いいんだよ 君も今は
手を伸ばして もがく日々に
惱んで疲れたなら
描いた想いを壞しても
捨てなければ また戾ってくるよ

噓ついたり ごまかしたり
夢が覺めたり
傷付いたり さよならしたり 繰り返し
嗚呼 一人の世界に廣がってく闇
押しつぶされそうになる僕の部屋

心に響く旋律

いいんだろう いいんだろう 僕も今は
息を切らし走る日々に
惱んで疲れたなら
あの日の理想を壞しても
ここからまた創り上げればいい

時代や流行に流され續け
息切らし走り續ける日々
コンクリ一トの上轉んだ時
その痛みでふと我に掃って
「まだ信じられる?この先にいる自分の事を」
その問いかけに
何度も心が折れそうになる もう何度も

いいんだよ いいんだよ 君も僕も
手を伸ばして もがく日々に
惱んで疲れたなら
あの日の理想を壞しても
何回でも創り上げればいい


9.が明けるまで

作詞:一色德保
作曲:つばき

言いたい事が何もない
そんな譯ないでしょう
色々胸にしまって
全部どうでもよくなりそうで
每日どこか不安定で
何と爭ってんだっけ?
それすら分からないのに
それでもまだ信じて
心の火は消さないままで

知っているんだ いつも いつも
君は頑張っている

疲れ果てて眠りにつくくらい
たまには怒ってよ
たまには泣いてよ
いいんだよ
その時は君のそばにいる
夜が明けるまで
そばにいるから

當たり前にそこにあって
忘れてしまうくらい大切な存在
でも突然別れは來る
そんな事もあるんだって
一人で悲しみ背負って
君は途方に暮れるけど
それでも前を向こうと
明日へ步いて行こうと
心の火は消さないままで

分かってるから いつも いつも
君は頑張っている

疲れ果てて眠りにつくくらい
たまには怒ってよ
たまには泣いてよ
いいんだよ
その時は君のそばにいる
夜が明けるまで
そばにいるから
忘れないでよ 君を想ってるよ
いつも いつも


10.僕だけの季節

作詞:一色德保
作曲:一色德保

赤く染まる 人氣のない
河原にそっと寢轉んだ
君の香り 思い出して
溢れ出した 今もまだ…
ここに
捨てられてる
缶や瓶が
ただキラキラと輝いてる

どうでもいい 僕の季節
君がいない 僕だけの季節
風に吹かれ 渴いてゆけ
こんな想い こんな淚
ここに
捨てられてる
缶や瓶の
ようにあの日々も輝いてる