30.'おかえりなさい'が待っている
作詞:渡和久
作曲:渡和久
昼間の太陽は
何もかも照らすから
負けてはならない毎日の
痛みさえ隠すのです
夕日が沈む頃
昔来たこの道を
溢れそうな涙こらえて
さぁ歩いて戻るのです
蹴飛ばした石コロも
川沿いのウシガエルも
泣き止まぬあなたを覚えてる
あの角を曲がればもうすぐさ
“おかえりなさい”が待っている
どんなに泥だらけの傷も
愛するあなたに微笑んで
すべて洗い流してくれるでしょう
さびたすべり台の
古ぼけた落書きも
はしゃいでたあなたを覚えてる
あの角を曲がればもうすぐさ
“おかえりなさい”が待っている
どんなに泥だらけの傷も
愛するあなたに微笑んで
すべて洗い流してくれるでしょう
“おかえりなさい”が待っている
どんなに時が過ぎ去っても
夕焼け小焼けの思い出は
まだ小さなあなたを映すでしょう
いつしか涙はキラキラと
まっ赤な夕日にきらめいて
ラララ…
玄関のドアを開けた時
あなたは思い出すことでしょう
ラララ…
ラララ…
少年時代はここにある
無邪気な笑顔は色あせぬままで
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