9.ヘドバン発電所
作詞:大槻ケンヂ
作曲:橘高文彦
遠い瓦礫の地の闇の中
本を読む少女のため 集いし我ら
首に電極 ステージにビッグアンプ
ボーカルは叫ぶ もげても 振れよ 気合いだ(go!)
振れよ 振れよ 頭を ヘッドバンギングのパワーで
燈せ 燈せ 明かりを 闇を照らせよ
ああ噂 ネットへ 瞬く間 流れ
ブラブラしてるやつの胸にも響いた
首に電極 右手にマウスを持って
液晶に叫ぶ もげても やるぜ 俺らも(go!)
振れよ 振れよ 頭を ヘッドバンギングのエナジーで
燈せ 燈せ 明かりを 役に立つんだ もっと光を
瓦礫の地 闇の中で本を読む
たった一人の少女に たった一つの電球を燈すため
ヘッドバンギングは ついに 発電に利用された
強力なエナジーは一つに 海底ケーブルを伝って
一気に少女の元へと向かった
だがしかし ヘッドバンガー達は知らなかった
少女の読む本が 独裁政治 歴史改竄主義 陰謀史観
そして悪魔崇拝主義を啓蒙する 禁断の書物である事を
首に電極 ステージにビッグアンプ
ボーカルは叫ぶ まだまだ そんなもんかよ(go!)
振れよ 振れよ 頭を ヘッドバンギングのパワーで
燈せ 燈せ 遥かな 闇を照らせよ
燈された 輝きで 少女は本を読み終え
学んだ 学んだ 暗黒の 闇の美学と 恐怖政治を
支配者誕生
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