6.まっすぐの唄
作詞:武田鉄矢
作曲:中牟田俊男
今日から僕はまっすぐに 君の涙になってやる
僕が頬からつぎつぎに 涙で地面を濡らすから
どうかそれを目印に 一歩一歩と踏みしめて
愚かでもいい まっすぐが優しいことがしたいのだ
今日から僕はまっすぐに 矢印みたいにまっすぐに
貴方の少し前をゆき 涙を地面にさしてゆこう
君のためなら デクノボウ そう呼ばれたってかまわない
少し汚れた棒でさえ まっすぐならば杖になる
ささやかだけど役にたつ そんな自分にしたいのだ
今日から僕はまっすぐに 貴方とここからまっすぐに
生きてゆこうと決めたので ありがとうなどいりません
ねじれて曲がった唄よりも ただまっすぐの唄がいい
君が遠くに離れても その声めざして探すから
下手でいいんだ まっすぐの唄が一番響くのだ
まっすぐだけが届くのだ まっすぐだけが終わらない
誰かの心につきさされ まっすぐの唄つきさされ
まっすぐの唄つきさされ
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