春奈るな 空は高く風は歌う 歌詞

OVERSKY

春奈るな OVERSKY專輯

11.空は高く風は歌う

Fate/Zero-「空は高く風は歌う」春奈るな--空は高く風は歌う

作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記

どうして 空はこんなに 青くて
どうして そらはこんなに あおくて

何も 悲しみを知らぬように
なにも かなしみをしらぬように

いつも 躊躇わず 明日へと 崩れ落ちる
いつも ためらわず あしたへと くずれおちる

いのちは 足りないまま生まれて来るのね
いのちは たりないままうまれてくるのね

痛みが 満たすものもあるのね
いたみが みたすものもあるのね

欠け 落ちた 心に 貴方が触れて
かけ おちた こころに あなたがふれて

二人 で行く 未来は
ふたり でゆく みらいは

穢れ の無い 強さで
けがれ のない つよさで

空は 高く 風は 歌う
そらは たかく かぜは うたう

夢を 見てた
ゆめを みてた

歓びへと
よろこびへと

人はいつか 辿り着ける
ひとはいつか たどりつける

子供の 瞳で 貴方は 信じた
こどものひとみで あなたはしんじた

側にいるよ
そばにいるよ

凍り付いた 森を抜けて
こおりついた もりをぬけて

その 瞳が 世界の嘆きに
そのひとみが せかいのなげきに

迷わぬように
まよわぬように


どうして 届かない 光だけが
どうして とどけかないひかりだけが

いつも 何よりも 眩しい 正しさで
いつも なによりもまぶしいただしさで

叶わない 明日へと 人を 裁く
かなわない あしたへと ひとをさばく

冷たい 背中にそっと触れてみた
つめたい せなかにそっとふれてみた

世界の 優しさを 信じない 人だから
せかいのやさしさをしんじないひとだから

誰よりも 優しかった
だれよりも やさしかった

生きて いたよ 未来へ
いきて いたよ みらいへ

空に 風を 残して
そらに かぜを のこして

夢は 何処に 眠るのだろう
ゆめは どこに ねむるのだろう

いつか誰も いなくなった
いつかだれも いなくなった

この岸辺に 寄せて返す
このきしべによせてかえす

光の 欠片に なれると信じた
ひかりのかけらに なれるとしんじた

闇に 還る 想いたちが
やみにかえる おもいたちが

燃え尽きてく
もえつきてく

その灯りを 標に世界は
そのともりをしるべにせかいは

また夢を見る
またゆめをみる

空は 高く 風は 歌う
そらは たかく かぜは うたう

貴方が見た 夢の記憶
あなたがみた ゆめのきおく

その 叫びが
そのさけびが

優しい 木霊を
やさしこだまを

返しているよ
かえしているよ