スペシャル・ベスト~1965-2009~

布施明 スペシャル・ベスト~1965-2009~專輯

11.カルチェラタンの雪

作詞:門谷憲二
作曲:岡本一生

悪かった もう泣かせたりしない
だから はやくコートを着て
友達におやすみを言って
抱き合って家に帰ろう

寒かった 夜ひとりで寝るのは
ずっと君を想っていて
窓をたたく 風のいたずらも
君の足音に聞こえた

雪が降る 鐘が鳴る
くちづけは歩きながら
カルチェラタンの哀しい灯りが
凍りつかないうちに

こわかった もう逢えない気がして
どんな愛にも証しはなく
さよならは 突然にくると
僕だって知っているから

手を貸して 火をつけたい煙草に
通りすぎる冬の中で
知り合ったあの頃のままに
さりげなく 腕をからめて

雪が降る 鐘が鳴る
くちづけは歩きながら
カルチェラタンの哀しい灯りが
凍りつかないうちに

雪が降る 鐘が鳴る
くちづけは歩きながら
カルチェラタンの哀しい灯りが
凍りつかないうちに