セカンド・ステージ

小久保淳平 セカンド・ステージ專輯

10.金のピストル

作詞:小久保淳平
作曲:小久保淳平

色んな人が色んな形したモノを 投げつけていました
そのまま正面から受け止めた少年は狭い部屋から
必死に抜け出そうと計画を立て
白い壁に少しずつ穴を開けた

一年経った今でもその穴はまだまだ広がらずに
部屋には嫌な声 散らばって
変わらず少年は右のこぶし一つで
ただ白い壁とひたすら向き合った
真実の空気が吸いたくて

※さあ 大きな絵の具持ってさ 作り物の絵なんてさ
一筆で塗り潰して
そう ニセモノの世界だってさ 退屈な舞台だってさ
そこにある現実なんて※

あの日のモノは勢いを止めず 好き勝手暴れていました
それでも少年は壁の穴を少しずつ広げていた
暗く飾られた静かな箱の中
次第に差し込んできた光や風

今でもたった一つのかぎ希望を離さず握りしめていて
そこには真実が広がって
ぼやけた鏡は今はもうガラクタの中に詰め込んで
ただ広い空へと足を踏み出した
真実の空気が吸いたくて

△さあ 金のピストル持ってさ 造り物の画なんてさ
今すぐに打ち破って
そう 不確かな未来だってさ 矛盾したモラルだってさ
目に映る映像なんて△

(※くり返し)
(△くり返し)