7.眠れる森のただの女
作詞:土岐麻子
作曲:谷口尚久
ときにはささやくように
ときには強く強く
知らない明日のその先
描いてた
揺るがない自由な人よ
横切る黒い鳥
滑るように空を裂く
迫る木々 立ち込める霧に
世界はどこへ
隠れていってしまったの?
※そして
眠れる森に迷い込んだ
きみは
明けない夜奥深く
昨日にはぐれたままで無力さ
佇むだけのただのひと※
そして転がるように
答えは指を こぼれて
遠ざかる喧騒
無邪気は揺れる蜃気楼
届かない 闇の向こうへと
世界はいつか
隠れていってしまったの
(※くり返し)
占うほどあまる
運命達を見上げ
数えたなら
星に願いを そっと
思い出して いつかの祈りを
そして
眠れる森に迷い込んだ
きみは
明けない夜奥深く
くるった方位磁石の針抱え
佇むだけのひと
それは
眠れる森に迷い込んだ
わたし
明けない夜の奥深く
あすのみぎわに見る幻を
信じるだけのただのひと
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