17.雪手紙
作詞:喜多條忠
作曲:南こうせつ
ふるえてこぼれた
砂糖のように
雪が降ります さよならの街
終った恋は
悲しみの唄
くちびるかすめて溶けてゆきました
あなたの手紙はもうありません
雪といっしょに燃えました
それでも最初と最後の手紙
凍えた掌(て)の中に残りました
子供が作った
雪ダルマのように
泣いているような私の顔です
失うことが
こわくなったら
もうその愛は終っていました
あなたの手紙はもうありません
雪といっしょに燃えました
どこまで歩けばあなたのぬくもり
忘れる処まで行けるでしょうか
あなたの手紙はもうありません
雪といっしょに燃えました
それでも最初と最後の手紙
凍えた掌(て)の中に残りました
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