9.鼓動
作詞:Eri Nobuchika・Magara Sugaya
作曲:Shinichi Osawa
そしてこの空はどこまでも続く
子供たちの笑い声がする
あなたは隣で遠くのいびつな
ビルの描く線を見つめてる
途切れた雲から差し込む光も
ふたりを避けるみたいにかわして
目を閉じてざわめきを隠す
あなたの胸に右手を当てる
その鼓動だけ感じて
そばにいたい
あぁ 世界が
ふたりだけ置き去りにしても
繋がりかけた気持ちだけは
そのままで
あぁ 心を
満たすように繰り返す音が
うねる響きに身を任せて
あなたをそっと優しく包んでいたい
だけどこの雨はきっと止まないと
あなたは寂しい笑顔見せる
明かりを消したら街の灯が浮かぶ
低い空に落ちた星のように
こんなにたくさんの光の渦が
絡みあって明日を夢見ている
手を握りしめておかないと
消えそうな願い届いて
そばにいて
あぁ 世界が
どこまでも孤独な夜なら
繋がりかけた気持ちだけは
そのままで
あぁ 心を
確かめるように深く触れた
あなたの肌は鼓動に揺れ
私をそっと優しく包んでくれる
いつか夢の果てを見る時も
目覚めた朝に陽射しさえなくて
悲しみ降り注ぐ時も
ふたつの陰が重なり合うように
そばにいて
あぁ 世界が
どこまでも孤独な夜なら
繋がりかけた気持ちだけは
そのままで
あぁ 心が
溶け合うように息をひそめる
同じリズムで鼓動が鳴り
ふたりをそっと優しく包んでくれる
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