4.下弦の月
作詞:松井五郎
作曲:Jin Nakamura
冬の海に流れ着いた 舟のような下弦の月
浅瀬ばかり泳ぐ私に 沖へ行けと言うのですか
誰も幸せにできなくても ひとりだけで生きてはいけない
心なんていつも ただ 欲しいものをねだり 泣くから
哀しみを抱いて 孤独も抱いて
慈しむ強さを 身につけなさい
愛はここに ここにあるもの
信じれば かならず なにかが見える
ほんとはもうない星さえ 空にいまも輝いてる
時は前に進む生き物 飼うことなどできはしない
代わるものがない めぐり逢いを どんなときもくりかえしている
なのにヒトはいつも なぜ 気づかないのだろう なぜだろう
苦しみを抱いて 痛みも抱いて
受け入れる強さを 身につけなさい
すべてここに ここにあるもの
信じれば かならず なにかが見える
もっと 脆さも抱いて
歩き出す力を 身につけなさい
愛はここに ここにあるもの
信じれば かならず なにかが見える
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