8.ひとりよがり
細い細い窓の隙間から 白い光満ちあふれて
あなたの声と重なって あたしには酷く眩しい
「夢が叶った」と話してくれる あなたはどこから見ても
前を向きひたすらに進む
だから止まらなかった涙なのか...
あなたの喜びそれは全てを丸くする輝きに似て
あたしはただ驚いた足は根が張ったかの様動かない
わざと悲しいそぶりをしたり声を小さくしてみたり
気付いてほしいあたしのひとりよがり
愛おしみながらそっと刻む日
毎日ではない必ずでもないけどふとした瞬間思う
あたしはただあなたがいるから今を生きてゆけるんだと
あなたの喜びそれは全てを丸くする輝きに似て
あたしはただ驚いた足は根が張ったかの様動かない
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