15.櫻の時
作詞:aiko
作曲:aiko
編曲:島田昌典
今まであたしがしてきたこと
間違いじゃないとは言いきれない
ケドあなたと逢えたことで
全て報われた氣がするよ
降ってくる雨が迷惑で
しかめっ面したあたしに
雨上がりの虹を教えてくれた
ありがとう
「春が來るとこの川邊は
櫻がめいっぱい笑き亂れるんだ」
あなたは言う あたしはうなずく
右手をつないで
優しくつないでまっすぐ前を見て
どんな困難だってたいした
事ナイって言えるように
ゆっくりゆっくり
時間を越えてまた違う
幸せなキスをするのがあなたであるように
今まであたしが覺えてきた
掌の言葉じゃ足りない程
伝えきれない愛しさに
齒がゆくてむなしくて苦しいよ
まぶたの上にきれいな青
薄い唇に紅をひく
色づいたあたしを無意味な物にしないで
憧れだったその背中今は肩を並べ步いている
もう少しだけ信じる力下さい
氣まぐれにじらした
藥指も慣れたその手も
あたしの心と全てを動かし摑んで話さないもの
限りない日々と
巡り巡る季節の中で
いつも微笑んでいられる2人であるように
春が終わり夏が訪れ
櫻の花びらが朽ち果てても
今日とかわらずあたしを愛して
右手をつないで優しくつないで
まっすぐ前を見て
どんな困難だってたいした
事ナイって言えるように
ゆっくりゆっくり時間を超えてまた違う
幸せなキスをするのがあなたであるように
終わり
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