7.ラストシーン
作詞:樋口了一・市川喜康
作曲:樋口了一
季節外れの波に揺れてる 眩しすぎた夏の記憶
しぶきの中へ駆けだす君の ハシャぐ背中眺めてた
あの日の僕らは この水平線に 何を想ってたろう?
優しい風に包まれながら
今日までは 大キライなままでいたかった
君のこと全部忘れるため
大キライなままでいたかった
悲しみが波音に溶けてくまで
今頃になって痛みだす胸が
モノクロームのラストシーンを
映している
幼い頃に海へ流した 蒼く光るガラス瓶は
今頃どこへ向かってるだろう 消えていったゆめを乗せ
人は無意識に 大事なモノまで 失くしてしまうから
逢いたい時はどこにもいない
今日までは 大キライなままでいたかった
君のこと全部忘れるため
大キライなままでいたかった
香りさえも涙に溶けてくまで
今頃になって込み上げる胸に
モノクロームのラストシーンは
滲んでいく
今日までは 大キライなままでいたかった
君のこと全部忘れるため
大キライなままでいたかった
悲しみが波音に溶けてくまで
大キライなままでいたかった
いつか終わりがくると知っていたのなら
今頃になって痛みだす胸が
モノクロームのラストシーンを
映し続けてる
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