4.幾千の眠りの果て
作詞:田中秀典
作曲:田中秀典
あなたに出逢えたから
濡れた瞼に くちづけひとつ
熱い吐息 深い愛の色に染まる
嵐の前の夜は いつも孤獨に震える
許して こんな僕をそばに行きたい
傷を負った翼では
いつしか墮ちてしまうだろう
あなたの幻なんて 抱きたくはない
どうか 風に消えないでいて
その聲を響かせて
何もかもを捨てて 超えてゆく
悲しい過去も
幾千の眠りの果て
あなたに出逢えたから
濡れた瞼に くちづけひとつ
熱い吐息 深い愛の色に染まる
下弦の月燈りが 水面に漂い搖れる
あなたの面影(かげ)を運び
何處へ行くのか
胸の底にはらはらと
寂しさだけが降り積もる
やがてそれは儚げに 頰を伝うよ
心...永遠(とわ)に離れられない
遙か遠い場所でも
ともに交わし合った約束を 絆に變えて
幾千の眠りの果て
あなたに出逢えたから
惹かれるままに 抱きしめ合える
重なる手は 壞れそうな夜を包む
風に願いをのせて この聲を響かせて
何もかもを捨てて 超えてゆく
悲しい過去も
幾千の眠りの果て
あなたに出逢えたから
濡れた瞼に くちづけひとつ
熱い吐息 深い愛の色に染まる
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