12.リブラ-Album Ver.-
作詞:達瑯
作曲:ミヤ
利腕に現實をとり もう片腕に道德をかざし
胸の奧に愛を燈して 頭の中で天秤にかける
鬱蒼としげる闇の中自分の影を隱すように
污ねぇ算盤彈く音 鳴り響く世界よ止まれ
感情は邪魔になるだけの世界さ 擊ち殺してくれよ
天秤にかけたのは誰?算盤で彈くのは誰?
ハ一メルンの笛吹きは誰?狼少年はいったい誰?
そんなのどうでもいいほど今、君を愛しているよ
花よ今笑き誇れ 僕に教えておくれ
今ここに生きる意味を 明日がくる理由を
利腕に慾望をもち もう片腕に背德を隱し
胸の奧に愛を閉ざせば 頭の中で聖者が笑う
空き地に笑く健氣な花
降り注ぐ光を奪うビルがそびえ建ち
人々はそのビルに目を輝かせ
やがて花は呼吸を止めた
風が只、優しく撫でた
風だけが優しく撫でた
生きる事 其れは何も見えねぇ闇の中をさ迷う樣な
死ぬ事 其れもまた闇で終りは決して始まりではない
だからこそ今闇を照らす閃光になるよう生命燃やせ
輝きを放つんだ 生きてる証 儚く強く
花よ今笑き誇れ 君が教えてくれた
今ここに生きる意味を 明日がくるわけを
いつの日か死にゆく僕は 君に何ができるだろう
陽は昇り光を注ぐ永久に この世界に
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