3.Hanabi
あの日君は仆の手を引いて言った
壁の向こうにある暮(ku)らしを目指そうと
弱(Yowa)くて折(o)れそうな仆の肩(kata)を抱い て
深い闇の中をどこまでも歩いた
ふたりが目指(meza)した梦は远い
ふたりがなくした梦も远い
ふたりきりで过(su)ごす夏が始まった
裸足(Hadashi)で踏(fu)みしめた畳(tatami)が痛 かった
仆のために买ってくれた花火は
郁(fusa)いだままでいてそれも无駄にした
ふたりが目指した梦は远い
ふたりがなくした梦も远い
つまらないものばかりいつも爱した
増えては困(koma)る猫ばかり拾(hiro)ってた
仆の隣(tonari)ではいつも君が笑ってた
散歩(Sanbo)の帰り道 钟(kane)の音を闻いた
とても懐(onazu)かしくて涙がこぼれた
仆の手を振りきり君は走り出した
空は今も暗く仆らを闭ざしてた
ふたりが目指した梦は远い
ふたりがなくした梦も远い
冷たい雨が降った君はひとり
足元(Ashimoto)に転(koro)がる石を见てた
仆は伤だらけの猫を抱(ta)いた
守(Mamo)られ続(suzu)けた仆らがいた
そんな意味は忘れたままでよかった
やがてまた仆らは连れ戻(moto)された
やり残した花火も手つかずのまま
それを抱(ta)いて君の部屋を访(otozu)れた
君はいつの间にか笑わなくなってた
つまらないものばかりいつも爱した
増えては困る猫ばかり拾ってた
今度(Kondo)は仆が笑って见せるから
今度は仆があの夏へ连れ出すから
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