2.心の傘
作詞:高津戶信幸
作曲:高津戶信幸
ほんの數秒 息を止め
試した 「未來」の意味を
答えなんかいらなかったんだ
明日はいらない 必要ない
見下ろす街並み 重くなる目こすって
時の流れに逆らおうとする
止まない雨に濡れ 乾かないこの心に
傘をさしてくれたのは…
背中に頰つけた君
この場所は妙に靜かで
「まるで世界に二人ぼっちみたいだね」
小さく零したんだ
見下ろす街並み 重くなる目こすって
時の流れに逆らおうとする
止まない雨に濡れ 乾かないこの心に
傘をさしてくれたのは
「時間が來た、もう行かなくちゃ」
無情にも君の表情が綺麗すぎて
うつむいたまま手をふったんだ
「今」と鬥う 勇氣がなくて
冷たかったんだよ 震えていたんだよ
でも今は違う
見下ろす街並み かすみだす目ぬぐって
「また會えるよね?」 不確かにうなずく
震えた約束が 變わろうとする明日に
傘をさした
出會えて全てが 「今」を映しだしたから
一瞬の氣持ちを 大切に思えた
殘された僕に傘をさしてくれたのは
背中に殘った わずかな溫もり
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