12.宇宙飛行士への手紙
作詞:籐原基央
作曲:籐原基央
踵が2つ 煉瓦の道
雨と晴れの隙間で歌った
匈いもカラ一で思い出せる
今が未來だった頃の事
蜘蛛の巢みたいな稻妻が
空を粉々に碎いて消えた
ジャンル分け出來ないドキドキ
幼い足 ただ走らせた
どうやったって無理なんだ
知らない記憶を知る事は
言葉で伝えても 伝わったのは言葉だけ
出來るだけ離れないで いたいと願うのは
出會う前の君に
僕は絕對出會えないから
今もいつか過去になって
取り戾せなくなるから
それが未來の 今のうちに
ちゃんと取り戾しておきたいから
ひっくり返した砂時計
同じ砂が刻む違う2分
全てはかけがえのないもの
そんなの誰だって知っている
トリケラトプスに觸りたい
ふたご座でのんびり地球が見たい
貰った時間で出來るかな
長いのかな 短いのかな
どこにだって一緒に行こう
お揃いの記憶を集めよう
何回だって話をしよう
忘れないように教え合おう
死ぬまでなんて噓みたいな事を
本氣で思うのは
生きている君に
僕はこうして出會えたんだから
そしていつか星になって
また一人になるから
笑い合った 今はきっと
後ろから照らしてくれるから
出來るだけ離れないで
いたいと願うのは
出會う前の傷を
僕にそっと見せてくれたから
死ぬまでなんて噓みたいな事を
本氣で思うのは
生きようとして 生き拔いた
稻妻を一緒に見られたから
ラララ
そしていつか星になって
また一人になるから
笑い合った 過去がずっと
未來まで守ってくれるから
踵が4つ 煉瓦の道
明日と昨日の隙間で歌った
全てはかけがえのないもの
言葉でしか知らなかった事
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