7.背中で聞こえるユーモレスク
作詞:aska・goro matsui
作曲:aska
もしもそのとき もしあなたが
もしもそのとき もしわたしが
ひとりになって暮らしていたら
いつかもう一度恋をしましょう
同じところを繰り返す 君の歌声を聴きながら
窓の向こうを流れてる 時間を僕は眺めていた
それは鮮やかな風の形のラストシーン
桜三月の 花に消えた
あのときふたりはフレンチ映画の中だった
なぜか終われない気がしてた
愛する人と歳をとる
好きだった人を懐かしむ
やがて穏やかに花びらは川になり
桜三月の 空を埋めた
過ぎてゆく日々をもう誰も
責めることはない
背中で聞こえる ユーモレスク
この窓を照らして
陽は昇り沈む
何も変わらない
終わりにさえも続きを見ている
ふりかえる道に残る足跡は
どれもふぞろいで どれも美しい
置き忘れてきたものがあったとしても
いまあのときの君が そばにいる
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