42.青空

作詞:荒木とよひさ
作曲:幸耕平

それはある日 あなたの横顔に
誰かの影が忍ぶより
静かな暮らしが 音をたてて
砂山のように 崩れ始めた
ふたりはいつか 小さな言葉も
淋しくとぎれて
男と女の作り笑い
別れが迎えに来てたのに
悲しみを 窓のすき間から
そっと逃げしても
青空はもう わたしだけの
倖せじゃない
子供の頃から 涙と仲よし
また泣くの また泣くの
独りになって

そして愛が 終った雨の日に
あなたは合鍵を差し出して
誰かのところへ 逃げるように
すべてを捨てて ドアーの向こうへ
涙をこらえ 心の準備は
したのにそれでも
鏡の中にうつる姿
あなたの背中を追いかける
想い出を 胸に閉じこめて
たとえ暮らしても
青空はもう この窓には
帰ってこない
子供の頃から 涙と仲よし
また泣くの また泣くの
独りになって

青空はもう わたしだけの
倖せじゃない
子供の頃から 涙と仲よし
また泣くの また泣くの
独りになって