修善寺の宿

鏡五郎 修善寺の宿專輯

2.あばれ天竜

作詞:
作曲:

あばれ天竜 飛沫に濡れて
旅に行(ゆ)くのも 男のさだめ
泣くな深山(みやま)の 紅(べに)つつじ
伊那の七谷(ななたに) 俺(おい)らの故郷(こきょう)
なんで捨てよか 恋の花

秋葉火祭り 近づく頃は
風の寒さが こころに沁みる
おやじ達者か おふくろは
知らぬ他国の 片割れ月に
今日も詫びてる 親不孝

川は流れて 遠州灘に
行方知れない 俺(おい)らの旅路
明日(あす)は木曽路か 信濃路か
茜色した 西空みれば
落葉しぐれが 肩に降る