10.夜明け前
作詞:茶太
作曲:大嵨啟之
遠い記憶の波間を縫い
この兩手から零れ落ちた
あの感情を引き寄せてみる
告げる先が無いとしても
褪せた色のフィルムの中に
封じ迂めてた出來事
忘れられない愛しい日々
そこで僕らは笑いあっていたよ
過ぎ行く時の中でさえ
輪郭を崩すことなく
君がいたという事實は
僕の中でまだ息づいてる
僕ら飛ぶことを諦めない限り
きっと何處までもいけるはずだと
この手揭げて交し合った誓い
今も僕を奮い立たせる
辿りきれない記憶の果て
瞬きの間に切り替わる
遠く響く潮騷がまだ
僕の中に海を見せ續ける
何處まで行っても蒼くて
そこに果てなどない氣がしたんだ
こんな小さなこの僕に
何が出來るかずっと考えていた
一人きりでも孤獨ではない事
あの日君に教えてもらった
この手揭げて交し合った誓い
今も僕を奮い立たせる
光屆かぬ暗闇の中でも
君の聲が僕を支えてる
何があっても諦めず進むよ
それが僕らの約束だから
|