2.いのち~櫻の記憶~
作詞:若旦那
作曲:若旦那
戰後間もなく產まれた親の映畫
好きが高じてさずかった名前は
とある俳優の頭文字から
親父はごく普通のサラリ一マン
四月の櫻が開花宣言する頃に朝早く產聲
男として產まれた
俺は黑目がぎょろっとした甘えん坊で
そんな俺をあったかい愛で
包んでくれたおふくろの腕
話すのがちょっと遲かったって
懷かしそうに今でも笑って
セピア色の思い出
親父と球投げたまに凧揚げ
自我が芽生えて俺がグレるまで
當たり前のことに感謝して
Thank you for ママ Thank you for パパ
ありがとうの一言言えなくて
今がチャンスだからでかい聲で言わせておくれよ
Thank you for ママ Thank you for パパ
照れながら今日だけは言うよ
あんた達の子供でほんとよかったなって
今だから謝るよごめんいつもトゲトゲ
ふざけんなてめえって毆りかかって
少年時代はただただ力があり余ってたんだ俺
次第に學校に親が呼びだされ
白髮が增えていくことに心痛め
あれも確か四月に降った雨
櫻が散って悲しそうに泣いてたね
家出なんかを繰り返し
街でバイクに跨る無我夢中で
ダチの文句言われると
何かマジギレで剃刀のように怒って
街で不良同士の喧嘩する時
いつもお袋の顏が浮かんで
それ以上したらダメって
當たり前のこと言ってくれたから
Thank you for ママ Thank you for パパ
ありがとうの一言言えなくて
今がチャンスだからでかい聲で言わせておくれよ
Thank you for ママ Thank you for パパ
照れながら今日だけは言うよ
あんた達の子供でほんとよかったなって
命ってずっと繫がってる
俺も知らぬ間に大人になってる
愛する人をみつけて
あんた達の孫なんて產んじゃってる
櫻がきれいに色付く
春の夕日が俺らを照らす
ちっぽけな命の花が
都會の隅で愛に包まれて花笑く
いつかわかると言ってた
親の口癖が悔しいがわかる
若き時のことを反省し感謝する
當たり前のことに淚する
Thank you for ママ Thank you for パパ
ありがとうの一言言えなくて
今がチャンスだからでかい聲で言わせておくれよ
Thank you for ママ Thank you for パパ
照れながら今日だけは言うよ
あんた達の子供でほんとよかったなって
Thank you for ママ Thank you for パパ
20年後にそう言われたいから
お前に子供が產まれたらこの歌を俺達に歌ってくれ
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