22.ゆりかごを揺すられて
作詞:戸沢暢美
作曲:門倉聡
君はやすらぎに甘えないと
あの時 彼が言った
そこにとどまった旅人は
未来を土に埋める
判るでしょう
夢があるのよ
まるで うなされるみたいに生きるの
時代はゆりかごです
揺すられて 揺さぶられて
身をよじって逃げても
次のスリルが あなたを誘いにくる
世界はゆりかごです
揺すられて 揺さぶられて
情熱があばれて
眠れない夜はどうするの
せめて人知れず 誰かに抱かれなさい
青い鳥がいたむかしのこと
あなたはポツリ語る
どんな夜更けでも悲しみは
眼に火を宿してる
信じましょう
ひとの奇跡を
変わりつづけたい孤独に拍手を
時代はゆりかごです
揺すられて 揺さぶられて
すこやかに育てと
親が抱く子に 試練がまちぶせてる
ココロは方舟です
揺すられて 揺さぶられて
たどりつく大地は
たぶん楽園じゃないのです
ひどく疲れたら 毛布にくるまるのよ
時代はゆりかごです
揺すられて 揺さぶられて
身をよじって逃げても
次のスリルが わたしを誘いにくる
世界はゆりかごです
揺すられて 揺さぶられて
運命のすべてを
ひきうけて生きていたいなら
せめて人知れず 誰かに抱かれなさい
時代はゆりかごです
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