茜色の約束

生物股長( いきものがかり ) 茜色の約束專輯

2.心一つあるがまま

作詞:山下穗尊
作曲:山下穗尊
編曲:mugen

振り切れた針に追われて
あたしはまた明日を目指す
いつか見た夢の續きはまだ胸ん中に宿る
失敗もしてるもんね もう何回もだもんね
そんなことで弛まぬ時間は搖らがない
閉ざされた扉の前に
たたずむあたしの背中が
どう見えるのか 何を語るか
それすらに意味は無い
平均值を探して安心感に浸った
憂うべき自分はもうここにはいない
愛するべきこの日々に寄り添って
延々と續く現實にキスをして
感情の波間をゆらゆら漂って
確かに今生きる
想像力で息をした
あの日のあたしに逢える
この場所が輝きをまた放つ
勇敢なフリをした
強がるあたしを捨てて
手招く唯一無二の未來へ
心一つあるがまま

差し出された椅子を蹴って
それでもまた前を目指す
遠ざかるのは白い雲と脆弱なあたし
案外單純じゃんね 價值觀なんだもんね
一頻りのあたしの要素は崩れない
煌々と光る行く先を指差して
傍にいる人々と手を取り合って
限りの無い限界をイメ一ジして
確かに今走る
透明感に染められた
輝くあたしに逢える
氣付かぬうちに鼓動高まる
聰明なフリをした
偽るあたしを捨てて
抱きしめ續けるこの身體と
心一つあるがまま

等身大のまま閉じた
瞼の裡側にいる
いつかのあたしが背中を押して
本當は知っていた
「飾らぬあたしでいい」って
ただひたすら そう だたひたすらに…
想像力で息をした
あの日のあたしに逢える
この場所が輝きをまた放つ
勇敢なフリをした
強がるあたしを捨てて
手招く唯一無二の未來へ
心一つあるがまま
そう 心一つあるがまま