13.故郷未だ忘れ難く
作詞:武田鉄矢
作曲:中牟田俊男
東へ走る夜汽車の音に ついついさそわれ家を出て
気付いて見たら一人ぼっちで 見知らぬ街に居た
夢のように流れる月日に 追われ追われて半年過ぎ
街の風にも何とか慣れた 一人すましていたが
心の中まで吹きこむ風が
思い出の風鈴ゆらします
故郷未だ忘れ難く 酒さえ飲まなきゃやさしい親父
故郷未だ忘れ難く なぐられた痛みも忘れました
他人の街の祭りにうかれ うかれうかれて酒を飲み
有明月の照らす道を ひとりぼっちの子守唄
部屋に帰って灯りをつけると 貴方からの手紙がある
忘れかけた人だからと なつかしさだけで読み出すと
二年たったら帰って来てね
インクの文字がにじんでます
故郷未だ忘れ難く 俺のことなど忘れておくれ
故郷未だ忘れ難く 手紙を抱きしめ泣きました
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