11.Tag Team
作詞:槙原敬之
作曲:槙原敬之
喧嘩して飛び出して
夕暮れの街を步いてたら
知らない人が話してきた
「ご家族はおげんきですか?」
顏も形も似てるのなら
ご飯の食べ方も似てるなら
癖毛まで似てるのなら
惡いとこも似てるのかな
目を背けたくなるような姿
自分そっくりな人が見せる
まるで鏡をのぞいても
見えない場所を見せられるようだ
かくも家族というものは
よく考えられて組まれた Tag Team
なかなか直せない性質の惡さを
抱えた僕らのために
神樣が考えて組んでくれた
それはまさに Tag Team
自分のいるべきチ一ムは
あの家以外ないのかもしれない
風に形を變える雲が
夕燒けに染まり浮かんでいる
ちぎれてどんな形になっても
雲はやっぱり同じ雲で
相手を責めるよりも先に
自分の中をまず見つめて
相手を許せるような廣い
心を持ちたいな
目を背けたくなるような姿
自分の人生の時間使い
僕が氣づくそのために
見せてくれる奇特な仲間さ
かくも家族というものは
よく考えられて組まれた Tag Team
他人なら愛想盡かして
會わなきゃそれで終わる所も
そこはさすが神樣だ
絆というロ一プの中で
遠慮せずにお互いと
ぶつかり合える 向き合える
分かり合えなくて當たり前なんだ
分かり合えない樣なメンバ一が揃ってる
テレビや映畫で幸せな家族を
描くのは現實があまりにも
違うからなんだろう
かくも家族というものは
よく考えられて組まれた Tag Team
なかなか直せない性質の惡さを
抱えた僕らのために
神樣が考えて組んでくれた
それはまさに Tag Team
この家族しかつかめない
幸せがこの先に必ずある
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