あらゆるものの真ん中で

森山直太朗( Naotaro Moriyama ) あらゆるものの真ん中で專輯

2.ラクダのラッパ

作詞:森山直太朗/御徒町凧
作曲:森山直太朗/御徒町凧

カレンダ一に印を付けて
伏し目で何を見てるんだ
目の前にいる大切な人さえ
守ることさえできやしないのに
アクセサリ一で飾り立て
お前は誰と話してるんだ
俺はずっとここにいるのに
俺はずうっとここにいるのに
笑うかい 笑うよな
だけどお前も似たようなもんだよ
ラクダのラッパが聽こえるか?
俺にはさっぱり聽こえないんだ

十度の違いも氣づかないのか
ジュ一ドって奴の名前じゃないぜ
言葉が異樣に迫ってくるさ
滿月は今、俺を見下しツヤツヤしてる
音樂したいと思っていたよ
音樂って絕對氣持ちがいいんだ
砂漠のラクダの隊商が
ラッパを吹いてる、そんな感じさ
笑うかい 笑うよな
感覺さえもやり過ごしてんだ
ラクダのラッパが聽こえるか?
最近、親父の電話が止んだよ

星空なんか賴りにしてさ
旅に出たのさ生まれる前は
勇氣は風が削っちまった
生きているってハンパじゃねぇや
空見上げれば石に躓く
なんだか世の中よくできてるし
神樣はまだ寢ぼけてるんだよ
戰爭なんか止めさしゃいいのに
笑うかい 笑うだろ
そうさ悲しい時こそ笑けるもんだよ
ラクダのラッパが聽こえるか?
お前の命はグラムでいくらだ
笑うかい 笑うよな
ラクダのラッパが聽こえるか?
俺にはさっぱり聽こえないんだ