七夕夜想曲~村下孝蔵最高選曲集 其の壱

村下孝蔵 七夕夜想曲~村下孝蔵最高選曲集 其の壱專輯

6.踊り子

作詞:村下孝蔵
作曲:村下孝蔵

答えを出さずにいつまでも暮らせない
バス通り裏の路地 行き止まりの恋だから
何処かに行きたい 林檎の花が咲いている
暖かい場所なら何処へでも行く

つまさきで立ったまま君を愛してきた
南向きの窓から見ていた空が
踊り出すくるくると軽いめまいの後
写真をばらまいたように心が乱れる

表紙のとれてる愛だからかくしあい
ボロボロの台詞だけ語り合う日々が続き
坂道を駆ける子供達のようだった
倒れそうなまま二人走っていたね

つまさきで立ったまま僕を愛してきた
狭い舞台の上でふらつく踊り子
愛してる愛せない 言葉をかえながら
かけひきだけの愛は見えなくなってゆく

つまさきで立ったまま二人愛してきた
狭い舞台の上でふらつく踊り子
若すぎたそれだけがすべての答えだと
涙をこらえたままつまさき立ちの恋