5.鳴門海峡
作詞:里村龍一
作曲:大沢浄二
海峡に 吹く風は
おまえの 呼ぶ声か
さすらう この俺の
背中に つきささる
おまえ忘れの この旅は
男ごころの 身勝手か
辛いけど もう遅い
未練 尾を引く 鳴門海峡
波の背に 浮かぶのは
淡路の 島影か
切ない 遠あかり
にじんで 胸をさす
春が来るのを 知りながら
冬にこぼれる 花もある
淋しさか 悲しさか
鴎 舞い飛ぶ 鳴門海峡
海鳴りの 港町
嵐が叫ぶ夜は
乗りつぐ 船もなく
酒場で 朝を待つ
お前だけでも 倖せに
なってくれたら それでいい
海が哭く 風が哭く
潮がうず巻く 鳴門海峡
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