13.クルミを割れた日
作詞:飛鳥涼
作曲:飛鳥涼
幼子の歩く日は サーチライトの中
ミュージカルの景色で
すれ違う顔よりも クルミを割れたあの日
好きだった空色の シャツを脱いだ
僕はいつも勇気を探る度に
うらがえすポケットからあの日が落ちる
あしたの月の形より確かに
愛された気がしていた少年の頃
いつからか僕の手は 夢とあの娘を抱いた
ミュージカルの景色で
教会の鐘よりも クルミを割れたあの日
目に映るすべてが 抱けそうだった
僕はいつも勇気を探る度に
うらがえすポケットからあの日が落ちる
昨夜の月の薄れる場所のあたりに
なんだかひとつのメロディ 訪ねてるようさ
いつも いつも隠された小道を行く
遠い 遠いあの歌を探しに行く
僕はいつも勇気を探る度に
うらがえすポケットからあの日が落ちる
何度弾いても 風の声ばかり真似る
壊れかけのオルガンであの日が浮かぶ
僕はいつも勇気を探る度に
うらがえすポケットからあの日が落ちる
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