16.さよならと...
もう會えないね
きっと最後だね
なんでこんな時に
笑えるの?
灰色の空
傘を投げすてて
泣きながら立ち去った
キミは 私にとって太陽で
凍えてる私の胸に
「大丈夫」と
笑顏をくれた いつも
「さよなら」と
叫んだキミに
ふり返る事ができずに
渡すはずの手紙は
雨に消えて
變わらない
夜が來る
キミがいない
明日が來る
いつものオハヨウ
いつものバイバイ
からっほの靴箱 淚
キミといるとね
悲しみは半分
喜び 倍になった
乾かない傷に生めるい淚
しみ進んで 何かあったかくて
もえ大丈夫
そんな氣がした すこし
「さよなら」と
叫んだキミに
かけ寄っていきたかったよ
精一杯の私に
出來た事は
泣き顏を
見せないよう
遠くから
手を振った
「さよなら」と
叫んだキミに
ふり返る事ができずに
渡すはずの手紙は
雨に消えて
キミのいない
明日が來る
「さよなら」と
叫んだキミに
かけ寄っていきたかったよ
「ありがとう」
キミがいたから生きてる
キミのいない
足元に
キミがくれた みちしるべ
|